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二隻の船が島に到着して錨をおろす。
しかし島についたはいいが黒ひげの姿が見えず船から見える範囲で黒ひげを探す。
エ「どうだ、そっちからは何か見えたか?」
ル「いーやなぁーんにも…」
船から身を乗り出してきょろきょろと辺りを見回す二人だが目の前には海岸が広がり、前方には森と岩があるだけの無人島のようだ。
ナ「おかしいわね…
この島で間違いないはずなんだけど…」
サボ「うちの航海士もナミもここに辿り着いたってことは間違いではないはずだ」
全員が疑問を持ち出した頃に響くこの島に呼び出した張本人の特徴的な笑い声。
だがその姿を誰も見つけることができない。
エ「どこに…!」
サボ「声だけしかしねぇってのは不気味だな…」
全員が戦闘体勢に入るが相変わらずティーチの笑い声しか聞こえない。
チ「おいみんな!
何かあそこおかしいぞ!」
動物的な感覚で何かを感じ取ったらしいチョッパーがある一点を指差す。
チ「あそこ…何か嫌な感じがする…」
険しい表情をするチョッパーの指差す方に全員が視線を向ける。
そこには歪みがあり、それがどんどん大きくなっていっている。
ナ「蜃気楼…じゃないわね…」
ある一定まで歪みが広がるとそれが弾けとぶように歪みが消えた。
そしてそこから現れたのは…。
黒「ゼハハハハハ!
親父よぉ、久しぶりだなぁ」
白「ティーチ…!」
黒ひげ海賊団と思われる仲間を数万人従えたティーチだった。
ウ「この人数を今まで隠してやがったのか!?」
ロ「さっきまでこれほどの禍々しい気配は微塵も感じなかった…」
白「俺の娘は無事なんだろうな」
黒「ゼハハハハハ!
桜姫を娘と呼ぶか!
心配しなくても傷はひとつもつけちゃいねぇよ
まぁ、お前らの知る桜姫はもういねぇがな!」
エ「どういう意味だ!」
黒「なぁに、ちょっと精神と記憶をぐちゃぐちゃにしてやったまでよ!」
黒ひげが後ろを振り返って自身の影に隠れていた小さな白いものを白ひげ海賊団の船の近くに放り投げた。
エ「恋歌!」
それが恋歌だと気づいたエースは船から降りて駆け寄ろうとするが白ひげに肩を押さえられて止められた。
エ「親父?」
白「様子がおかしい…」
ゆっくり立ち上がった恋歌を生唾を飲み込んで見守る。
ル「母ちゃん?」
黒「桜姫!まずは親父を動けねぇようにしろ!」
『【縛道の六十一 六杖光牢】』
「「「なっ!?」」」
黒ひげの指示に従うように白ひげの動きを封じた恋歌を信じられないといったような目で見る。
6つの帯状の光が白ひげの胴を囲うように突き刺さっている。
白「ティーチてめぇ…
俺の娘に何しやがった!!」
怒りを露にする白ひげだが恋歌の技でぴくりとも動けない。
黒「ゼハハハハハ!
言ったはずだ!
精神と記憶をぐちゃぐちゃにしてやったとな!
お陰で俺だけの言うことを聞く忠実な殺戮人形になった」
エ「嘘だろ…」
黒「嘘じゃねぇさ
今だって見ただろ?
お前らのことなんか何も覚えちゃいねぇ
何が正しくて何がいけねぇのか崩壊した精神じゃ判断がつかねぇからな
俺の指示にだけ従うようにしてやったのよ!」
エ「はっ、そうか…
俺たちのこと忘れちまったか…」
高らかに笑うティーチを鼻で笑ったエースは恋歌ににっ、と笑いかける。
エ「忘れたんなら思い出させればいい
たったそれだけのことだ
なぁ?恋歌
約束、果たしてやるよ!」
『もし、私が黒ひげに何かされて私じゃなくなったら…
助けてね
みんなを信じてるから』
しかし島についたはいいが黒ひげの姿が見えず船から見える範囲で黒ひげを探す。
エ「どうだ、そっちからは何か見えたか?」
ル「いーやなぁーんにも…」
船から身を乗り出してきょろきょろと辺りを見回す二人だが目の前には海岸が広がり、前方には森と岩があるだけの無人島のようだ。
ナ「おかしいわね…
この島で間違いないはずなんだけど…」
サボ「うちの航海士もナミもここに辿り着いたってことは間違いではないはずだ」
全員が疑問を持ち出した頃に響くこの島に呼び出した張本人の特徴的な笑い声。
だがその姿を誰も見つけることができない。
エ「どこに…!」
サボ「声だけしかしねぇってのは不気味だな…」
全員が戦闘体勢に入るが相変わらずティーチの笑い声しか聞こえない。
チ「おいみんな!
何かあそこおかしいぞ!」
動物的な感覚で何かを感じ取ったらしいチョッパーがある一点を指差す。
チ「あそこ…何か嫌な感じがする…」
険しい表情をするチョッパーの指差す方に全員が視線を向ける。
そこには歪みがあり、それがどんどん大きくなっていっている。
ナ「蜃気楼…じゃないわね…」
ある一定まで歪みが広がるとそれが弾けとぶように歪みが消えた。
そしてそこから現れたのは…。
黒「ゼハハハハハ!
親父よぉ、久しぶりだなぁ」
白「ティーチ…!」
黒ひげ海賊団と思われる仲間を数万人従えたティーチだった。
ウ「この人数を今まで隠してやがったのか!?」
ロ「さっきまでこれほどの禍々しい気配は微塵も感じなかった…」
白「俺の娘は無事なんだろうな」
黒「ゼハハハハハ!
桜姫を娘と呼ぶか!
心配しなくても傷はひとつもつけちゃいねぇよ
まぁ、お前らの知る桜姫はもういねぇがな!」
エ「どういう意味だ!」
黒「なぁに、ちょっと精神と記憶をぐちゃぐちゃにしてやったまでよ!」
黒ひげが後ろを振り返って自身の影に隠れていた小さな白いものを白ひげ海賊団の船の近くに放り投げた。
エ「恋歌!」
それが恋歌だと気づいたエースは船から降りて駆け寄ろうとするが白ひげに肩を押さえられて止められた。
エ「親父?」
白「様子がおかしい…」
ゆっくり立ち上がった恋歌を生唾を飲み込んで見守る。
ル「母ちゃん?」
黒「桜姫!まずは親父を動けねぇようにしろ!」
『【縛道の六十一 六杖光牢】』
「「「なっ!?」」」
黒ひげの指示に従うように白ひげの動きを封じた恋歌を信じられないといったような目で見る。
6つの帯状の光が白ひげの胴を囲うように突き刺さっている。
白「ティーチてめぇ…
俺の娘に何しやがった!!」
怒りを露にする白ひげだが恋歌の技でぴくりとも動けない。
黒「ゼハハハハハ!
言ったはずだ!
精神と記憶をぐちゃぐちゃにしてやったとな!
お陰で俺だけの言うことを聞く忠実な殺戮人形になった」
エ「嘘だろ…」
黒「嘘じゃねぇさ
今だって見ただろ?
お前らのことなんか何も覚えちゃいねぇ
何が正しくて何がいけねぇのか崩壊した精神じゃ判断がつかねぇからな
俺の指示にだけ従うようにしてやったのよ!」
エ「はっ、そうか…
俺たちのこと忘れちまったか…」
高らかに笑うティーチを鼻で笑ったエースは恋歌ににっ、と笑いかける。
エ「忘れたんなら思い出させればいい
たったそれだけのことだ
なぁ?恋歌
約束、果たしてやるよ!」
『もし、私が黒ひげに何かされて私じゃなくなったら…
助けてね
みんなを信じてるから』