新たな戦いの幕開け
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マ「今のでティーチのばかな行動を防げるってことだない」
『この二年半の間にどれだけの力がついたのかはわかりませんけど、あの子たちなら何とかしてくれるはずだと信じてます』
白「グララララ!
ならその信頼を俺たちにもむけてもらおうか」
『え?』
不思議そうな顔をする恋歌の頭を大きな手で撫でる。
白「お前はまだあの戦争の時のことが頭から抜けてねぇんだ
俺たちが受けた傷や、エースやサボの傷だらけの姿
眠りから覚めたばかりのお前にはまだそんなに過去のことじゃねぇはずだ
またティーチと関わることであの時と同じになるんじゃないかって怖がってんだよ」
『……』
世界最強の白ひげ海賊団が撤退し、エースやサボも負けた相手。
ティーチと関わればあの戦争を再び起こしてしまうかも知れない。
そんなことを望んでいない恋歌だから、頼れと言われても心のどこかでは完全に頼れないでいる。
白「その恋歌が俺たちをおもってくれる気持ちは嬉しいがいつまでも俺たちがあの時のままだと思うか?
負けっぱなしも、守られっぱなしも性に合わねぇ
お前が帰ってくると約束したから俺たちは恋歌を守るために強くなった」
『私を守るため…?』
白「そうだ
恋歌に守られて救われたから今の俺たち白ひげ海賊団がある
だから今度は俺たちにも守らせてくれ」
すっ、と持ち上げられて包み込むように抱き締められる。
『私のせいでみんなが怪我するかも…』
マ「怪我が怖くて海賊なんかやってられねぇよい」
『色々振り回すかもしれない…』
サッチ「なぁに人生急いだっていいことなんかないよ
航海も一緒さ」
『向こうも強くなってるかも…』
サボ「親父も言ったろ?
俺たちだって無駄に二年半過ごしてきたわけじゃない」
『死んじゃうかもしれない…』
イ「守りたいもの守って死ねたなら本望さ」
恋歌のどんな言葉にも笑顔で返してくれる。
恐れはない、怖くもない。
恐怖を抱いていたのは…
『私だけか…』
エ「恋歌になんと言われようと俺たちは退かない
だからさ一緒に戦おう
ティーチのやつには借りもあることだしな」
『うん…』
また溢れだした涙を隠すように白ひげにぎゅっと抱きつく。
そんな恋歌を小さな子でもあやすように白ひげは背中をリズムよく叩いていた。
マ「なんだ寝むっちまったのかよい」
力が完全な抜けたことに気づいた白ひげが恋歌を一旦離して自身の膝に乗せて胸に頭を寄りかからせてやる。
白「グララララ
まだこいつもガキってことだな」
泣きつかれて眠ってしまった恋歌を白ひげ海賊団は優しい眼差しでみつめる。
いつもは騒がしい船内も今日、この時ばかりは静かだ。
白「いいか息子ども
恋歌は強いばかりに俺たちの心配をしていつも守ろうとしてくれる
だがな、男としていつまでもそれに甘えるわけにゃいかねぇ
妹を守る根性見せてみろ」
静かな声で言った言葉だったが、全員に届いたらしく拳を高々と掲げている。
恋歌を起こさないために誰も声を出さないので端から見れば何をしているんだと思われそうな光景だ。
マ「兄ばかの多い船だよい」
サッチ「とかなんとか言いながら声を潜めて喋ってんじゃん」
マ「お前もな」
『この二年半の間にどれだけの力がついたのかはわかりませんけど、あの子たちなら何とかしてくれるはずだと信じてます』
白「グララララ!
ならその信頼を俺たちにもむけてもらおうか」
『え?』
不思議そうな顔をする恋歌の頭を大きな手で撫でる。
白「お前はまだあの戦争の時のことが頭から抜けてねぇんだ
俺たちが受けた傷や、エースやサボの傷だらけの姿
眠りから覚めたばかりのお前にはまだそんなに過去のことじゃねぇはずだ
またティーチと関わることであの時と同じになるんじゃないかって怖がってんだよ」
『……』
世界最強の白ひげ海賊団が撤退し、エースやサボも負けた相手。
ティーチと関わればあの戦争を再び起こしてしまうかも知れない。
そんなことを望んでいない恋歌だから、頼れと言われても心のどこかでは完全に頼れないでいる。
白「その恋歌が俺たちをおもってくれる気持ちは嬉しいがいつまでも俺たちがあの時のままだと思うか?
負けっぱなしも、守られっぱなしも性に合わねぇ
お前が帰ってくると約束したから俺たちは恋歌を守るために強くなった」
『私を守るため…?』
白「そうだ
恋歌に守られて救われたから今の俺たち白ひげ海賊団がある
だから今度は俺たちにも守らせてくれ」
すっ、と持ち上げられて包み込むように抱き締められる。
『私のせいでみんなが怪我するかも…』
マ「怪我が怖くて海賊なんかやってられねぇよい」
『色々振り回すかもしれない…』
サッチ「なぁに人生急いだっていいことなんかないよ
航海も一緒さ」
『向こうも強くなってるかも…』
サボ「親父も言ったろ?
俺たちだって無駄に二年半過ごしてきたわけじゃない」
『死んじゃうかもしれない…』
イ「守りたいもの守って死ねたなら本望さ」
恋歌のどんな言葉にも笑顔で返してくれる。
恐れはない、怖くもない。
恐怖を抱いていたのは…
『私だけか…』
エ「恋歌になんと言われようと俺たちは退かない
だからさ一緒に戦おう
ティーチのやつには借りもあることだしな」
『うん…』
また溢れだした涙を隠すように白ひげにぎゅっと抱きつく。
そんな恋歌を小さな子でもあやすように白ひげは背中をリズムよく叩いていた。
マ「なんだ寝むっちまったのかよい」
力が完全な抜けたことに気づいた白ひげが恋歌を一旦離して自身の膝に乗せて胸に頭を寄りかからせてやる。
白「グララララ
まだこいつもガキってことだな」
泣きつかれて眠ってしまった恋歌を白ひげ海賊団は優しい眼差しでみつめる。
いつもは騒がしい船内も今日、この時ばかりは静かだ。
白「いいか息子ども
恋歌は強いばかりに俺たちの心配をしていつも守ろうとしてくれる
だがな、男としていつまでもそれに甘えるわけにゃいかねぇ
妹を守る根性見せてみろ」
静かな声で言った言葉だったが、全員に届いたらしく拳を高々と掲げている。
恋歌を起こさないために誰も声を出さないので端から見れば何をしているんだと思われそうな光景だ。
マ「兄ばかの多い船だよい」
サッチ「とかなんとか言いながら声を潜めて喋ってんじゃん」
マ「お前もな」