新たな戦いの幕開け
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ジ「生きておったということは知っておったが…」
ルフィやナミやロビンと楽しそうに話す恋歌を唖然とした表情で見つめるジンベエ。
ゾ「あいつが桜姫だって信じられねぇってか?」
ジ「いや、ルフィくんがあの娘を母と呼んだ時点でその疑問はなくなった
ルフィくんは嘘をつけるような人間ではないからの」
サ「ちげぇねぇな
じゃああんたはなんでそんなに難しい顔してんだ?」
ジ「どう見てもルフィくんと歳の変わらぬ娘にしか見えんのじゃ
なぜルフィくんは母と呼ぶのか…」
ジンベエの質問にジンベエ以外のクルーたちはなんだそんなことかと笑った。
サ「俺たちもなぜルフィたちが恋歌さんのことを母親だって言ってんのか、詳しいことは知らねぇ」
ゾ「恋歌より年上なはずのにエースやサボ、ニーナまであいつのことを母親だと認めている」
ウ「まぁ、不思議ではあるな
でも恋歌は確かにあいつらの母親なんだ」
ゾ「本人たちが認めてんだ
俺たちが口出しすることじゃねぇよ」
フ「ルフィのやつも恋歌といるときはいつもより子どもみてぇになるしな」
ブ「ヨホホ、わたくしも一度しかお話ししたことはありませんが優しい母親の雰囲気でした」
ジ「そうか…」
いまだに恋歌に抱きついているルフィをナミが物凄い形相で剥がそうとしている姿を苦笑いしながら見ている恋歌。
チ「恋歌は誰にでも優しいんだ!
だから俺恋歌大好きなんだ」
そのチョッパーの言葉に優しく笑ったジンベエはチョッパーの頭を撫でてやった。
それと同時に今自分が持っている情報を伝えるべきだと確信した。
今の仲間が大事にしている人を、自分の命をあの頂上戦争で救ってくれた恋歌を、危険から遠ざけるために。
ロ「それにしても今日は突然どうしたの?」
ロビンが思い出したようにそうきりだした。
『今日はフランキーに用事があって来たの』
フ「俺?
ってことは…」
ルフィではなく自分に用事があるという理由はひとつしか思い当たらないのかにっ、と笑った。
『うん、これを直してもらいに来たの』
恋歌が自分の髪から髪飾りを外してフランキーに渡す。
大きな掌から小さな手が出てきたときは一瞬驚いたが…。
それと一緒に指輪から先程買ったガラスの入った袋も取り出して渡した。
フ「準備がいいじゃねぇか
任しときな、スーパーな仕上がりにしてやるよ」
『お願いします』
フ「今からだと少し時間がかかるな…
すぐに火拳のとこに帰るのか?」
『そういえばいつ帰るって言ってないな…
でもそんなに急いでないからゆっくりでいいよ
また取りに来たらいいんだし』
フ「俺様をなめんじゃねぇよ
このぐらい1日もありゃ直してやるよ」
髪飾りは急を要するものではないし、ゆっくりでいいと言ったのだがフランキーはにやりと笑うと船の中に入っていってしまった。
『あ…』
ナ「どうしたの?」
まだ言いたいことがありそうな恋歌に気づいたナミが首を傾げている。
『ううん、ほんとはフランキーに船のことも聞こうと思ってたんだけど…』
ナ「船のこと?」
恋歌はナミに白ひげ海賊団の船を出航させる時や停泊させるときに何かできることはやりたいということを説明した。
ナ「そんなのあそこな船には男手があるんだから任せとけばいいんじゃない?」
『でも私お世話になりっぱなしで…』
ナ「いい?
あんたはあの船に恋歌として迎えられた
桜姫なら力仕事だってなんだってできるかもしれないわ
でも恋歌自身にはそれはできないし、怪我してほしくないからやらせないはず
それを察してあげなさい」
『…』
ナ「恋歌には恋歌しかできないことがあるはずよ」
『私にしかできないこと…』
ナミに言われて暫く考える素振りを見せた恋歌はどこか納得したようにひとつ頷いた。
『うん、わかった』
ナ「そ、ならいいわ」
ルフィやナミやロビンと楽しそうに話す恋歌を唖然とした表情で見つめるジンベエ。
ゾ「あいつが桜姫だって信じられねぇってか?」
ジ「いや、ルフィくんがあの娘を母と呼んだ時点でその疑問はなくなった
ルフィくんは嘘をつけるような人間ではないからの」
サ「ちげぇねぇな
じゃああんたはなんでそんなに難しい顔してんだ?」
ジ「どう見てもルフィくんと歳の変わらぬ娘にしか見えんのじゃ
なぜルフィくんは母と呼ぶのか…」
ジンベエの質問にジンベエ以外のクルーたちはなんだそんなことかと笑った。
サ「俺たちもなぜルフィたちが恋歌さんのことを母親だって言ってんのか、詳しいことは知らねぇ」
ゾ「恋歌より年上なはずのにエースやサボ、ニーナまであいつのことを母親だと認めている」
ウ「まぁ、不思議ではあるな
でも恋歌は確かにあいつらの母親なんだ」
ゾ「本人たちが認めてんだ
俺たちが口出しすることじゃねぇよ」
フ「ルフィのやつも恋歌といるときはいつもより子どもみてぇになるしな」
ブ「ヨホホ、わたくしも一度しかお話ししたことはありませんが優しい母親の雰囲気でした」
ジ「そうか…」
いまだに恋歌に抱きついているルフィをナミが物凄い形相で剥がそうとしている姿を苦笑いしながら見ている恋歌。
チ「恋歌は誰にでも優しいんだ!
だから俺恋歌大好きなんだ」
そのチョッパーの言葉に優しく笑ったジンベエはチョッパーの頭を撫でてやった。
それと同時に今自分が持っている情報を伝えるべきだと確信した。
今の仲間が大事にしている人を、自分の命をあの頂上戦争で救ってくれた恋歌を、危険から遠ざけるために。
ロ「それにしても今日は突然どうしたの?」
ロビンが思い出したようにそうきりだした。
『今日はフランキーに用事があって来たの』
フ「俺?
ってことは…」
ルフィではなく自分に用事があるという理由はひとつしか思い当たらないのかにっ、と笑った。
『うん、これを直してもらいに来たの』
恋歌が自分の髪から髪飾りを外してフランキーに渡す。
大きな掌から小さな手が出てきたときは一瞬驚いたが…。
それと一緒に指輪から先程買ったガラスの入った袋も取り出して渡した。
フ「準備がいいじゃねぇか
任しときな、スーパーな仕上がりにしてやるよ」
『お願いします』
フ「今からだと少し時間がかかるな…
すぐに火拳のとこに帰るのか?」
『そういえばいつ帰るって言ってないな…
でもそんなに急いでないからゆっくりでいいよ
また取りに来たらいいんだし』
フ「俺様をなめんじゃねぇよ
このぐらい1日もありゃ直してやるよ」
髪飾りは急を要するものではないし、ゆっくりでいいと言ったのだがフランキーはにやりと笑うと船の中に入っていってしまった。
『あ…』
ナ「どうしたの?」
まだ言いたいことがありそうな恋歌に気づいたナミが首を傾げている。
『ううん、ほんとはフランキーに船のことも聞こうと思ってたんだけど…』
ナ「船のこと?」
恋歌はナミに白ひげ海賊団の船を出航させる時や停泊させるときに何かできることはやりたいということを説明した。
ナ「そんなのあそこな船には男手があるんだから任せとけばいいんじゃない?」
『でも私お世話になりっぱなしで…』
ナ「いい?
あんたはあの船に恋歌として迎えられた
桜姫なら力仕事だってなんだってできるかもしれないわ
でも恋歌自身にはそれはできないし、怪我してほしくないからやらせないはず
それを察してあげなさい」
『…』
ナ「恋歌には恋歌しかできないことがあるはずよ」
『私にしかできないこと…』
ナミに言われて暫く考える素振りを見せた恋歌はどこか納得したようにひとつ頷いた。
『うん、わかった』
ナ「そ、ならいいわ」