アルバイトと忍術学園の段
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杖がなくなったため両方の手をは組の誰が繋ぐかを揉め、最終的にじゃんけんで勝った兵太夫と金吾が恋歌と手を繋いで食堂へ。
「おや、もう挨拶は終わったのかい」
『はい』
「あれ?山本シナ先生もいる」
食堂に入れば食堂のおばちゃんと若い山本シナがお茶を飲んでいた。
「こんにちは
わたしはくノ一教室の担当をしています山本シナです」
はじめましてと名前を名乗ればにっこりと笑って席をすすめてきたため、食堂のおばちゃんの横に座った。
「どうして山本シナ先生がここに?」
「女性には女性にしか手助けできないことがあるのよ
ほら、お風呂とか着替えとかね」
『ご迷惑をおかけします…』
なるほど、と1年は組全員が頷き、恋歌は申し訳なさそうに頭を下げる。
「いいのよ
こちらも今回助けてもらう側なんだしお互い様よ」
『ありがとうございます』
「さて、それじゃあ明日からの仕事の話をしようかね」
『お願いします』
ぱん、と軽く手を叩いた食堂のおばちゃんが恋歌に手伝ってもらいたい仕事内容を簡単に伝えていく。
用意する食事は朝と昼だけ。
夜は各クラスで作り、皿洗いや掃除は忍たまやくのたまの当番がいるため手伝いは不要。
食材も近くの山で取れるものは忍たまたちが取りに行ってくれる。
「とまぁこんな感じでお昼ご飯が終わって明日の朝食の準備をすればその日の仕事はおしまいだよ」
『わかりました
それならばわたしは家から通う方が皆さまに迷惑がかかないのではないのですか?』
今の話であれば遅くともおやつどきぐらいには学園を出られるはず。
通うことが可能であれば風呂や着替えの手助けは不要になる。
「それがね、学園長先生が道中危険だからここにいてもらいなさいって言うのよ
あの方は一度決めたことは曲げないから…」
『そうでしたか…』
雇い主の意向であれば仕方ないかとこれ以上この件について何かを言うのはやめた。
来る前から恋歌の目が不自由なことはわかっていた上で決めたことで、ここに滞在してもらうのもその時に決めたのだろう。
「夜ご飯は僕たちと一緒に食べましょう!」
「今日は僕たちが取ってきたきのこの雑炊です!」
『いいの?』
「「「もちろんです!!」」」
『ありがとう
じゃあお呼ばれしようかな』
やったー、と両手をあげて喜ぶ1年は組の面々。
何人かが張り切って今から準備しようと食堂から出て行った。
「今日はあの子たちに呼ばれたみたいだけど、もし自分で夕飯を作るとなればこの食堂は好きに使って構わないからね」
『わかりました
…では今日も使わせていただいても?』
「え?そりゃ構わないけど…」
『きり丸くん、乱太郎くん、しんべヱくん、潮江くん手伝ってほし…手伝わせてあげる』
「はーい!!喜んでぇっ!!」
「きりちゃん…」
たすき掛けをした恋歌に元気よくきり丸が返事をし、5人で厨房へと向かった。
「おや、もう挨拶は終わったのかい」
『はい』
「あれ?山本シナ先生もいる」
食堂に入れば食堂のおばちゃんと若い山本シナがお茶を飲んでいた。
「こんにちは
わたしはくノ一教室の担当をしています山本シナです」
はじめましてと名前を名乗ればにっこりと笑って席をすすめてきたため、食堂のおばちゃんの横に座った。
「どうして山本シナ先生がここに?」
「女性には女性にしか手助けできないことがあるのよ
ほら、お風呂とか着替えとかね」
『ご迷惑をおかけします…』
なるほど、と1年は組全員が頷き、恋歌は申し訳なさそうに頭を下げる。
「いいのよ
こちらも今回助けてもらう側なんだしお互い様よ」
『ありがとうございます』
「さて、それじゃあ明日からの仕事の話をしようかね」
『お願いします』
ぱん、と軽く手を叩いた食堂のおばちゃんが恋歌に手伝ってもらいたい仕事内容を簡単に伝えていく。
用意する食事は朝と昼だけ。
夜は各クラスで作り、皿洗いや掃除は忍たまやくのたまの当番がいるため手伝いは不要。
食材も近くの山で取れるものは忍たまたちが取りに行ってくれる。
「とまぁこんな感じでお昼ご飯が終わって明日の朝食の準備をすればその日の仕事はおしまいだよ」
『わかりました
それならばわたしは家から通う方が皆さまに迷惑がかかないのではないのですか?』
今の話であれば遅くともおやつどきぐらいには学園を出られるはず。
通うことが可能であれば風呂や着替えの手助けは不要になる。
「それがね、学園長先生が道中危険だからここにいてもらいなさいって言うのよ
あの方は一度決めたことは曲げないから…」
『そうでしたか…』
雇い主の意向であれば仕方ないかとこれ以上この件について何かを言うのはやめた。
来る前から恋歌の目が不自由なことはわかっていた上で決めたことで、ここに滞在してもらうのもその時に決めたのだろう。
「夜ご飯は僕たちと一緒に食べましょう!」
「今日は僕たちが取ってきたきのこの雑炊です!」
『いいの?』
「「「もちろんです!!」」」
『ありがとう
じゃあお呼ばれしようかな』
やったー、と両手をあげて喜ぶ1年は組の面々。
何人かが張り切って今から準備しようと食堂から出て行った。
「今日はあの子たちに呼ばれたみたいだけど、もし自分で夕飯を作るとなればこの食堂は好きに使って構わないからね」
『わかりました
…では今日も使わせていただいても?』
「え?そりゃ構わないけど…」
『きり丸くん、乱太郎くん、しんべヱくん、潮江くん手伝ってほし…手伝わせてあげる』
「はーい!!喜んでぇっ!!」
「きりちゃん…」
たすき掛けをした恋歌に元気よくきり丸が返事をし、5人で厨房へと向かった。