物語開幕
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『(まさか今日が山賊が来る日だったとはね…
わかってたこととはいえ、目の前で大切な人が酒まみれになってたらダメージ意外に大きいな…)』
自分が酒を浴びせられたのならまだダメージも少なかっただろう。
だが、自分は山賊に会いたくなくて、関わりたくなくて時間をおいて行った。
その結果酒を浴びせられたシャンクスを見たら何とも言えない気持ちになった。
しかも次はルフィが危ない。
『(次にシャンクスさんたちが航海から帰ってきて迎えが誰もいない時がルフィがあの山賊たちに喧嘩を売ってしまう日…私は)』
恋歌はシャンクスに罵声と酒を浴びせ、恐らくルフィに暴行を加えるであろう山賊をどうすべきかと考えていた。
そしてまた月日は流れ、いつルフィが山賊の所に行くのか正確な日時がわからなかったので頻繁にマキノの店に通うことにしていた恋歌。
今はシャンクスが航海に出ているのでさらに警戒はしている。
もうそろそろ帰ってきてもおかしくないからだ。
今日もマキノの店で談笑をしていると、店の扉が壊されんばかりの勢いで開いた。
そこには息を切らした村人が一人いた。
マ「どうしたんですか!?」
「大変だ!
ルフィが山賊に喧嘩を売りやがった!」
マ「ルフィが!?」
『今どこにいるかわかりますか?』
「こっちだ!」
村人が案内してくれると言うので恋歌とマキノは着いていくことにした。
着いた先には村人が集まっていた。
みんなの視線の先には山賊に頭を踏まれているルフィがいた。
その光景に恋歌は静かに怒りが込み上げてきた。
村長が必至に山賊相手に説得をしているが山賊は聞く耳を持たない。
恋歌の耳にも入っていないが。
恋歌が山賊の方に一歩踏み出そうとすると肩を掴まれた。
掴まれた腕の先を見ればシャンクスがいた。
シ「下がってろ
俺たちが行く
力のこと知られたくないんだろ?」
最後は恋歌にしか聞こえないように言う。
『でもっ…』
シ「まぁ任せとけって
お前が出るまでもねぇーよ
なぁ、そいつ俺の友達なんだ
返してくれねぇか?」
賊「誰かと思えばこの間の腰抜け海賊じゃねぇか
このガキはなぁ、自分から俺たちに喧嘩売ってきやがったんだ
それを俺たちは買っただけなんだよ」
シ「だがなぁ…
子どもの言ったことじゃねぇか
頼むよ」
賊「はいそうですかって返すわけねーだろーが!!」
山賊の一人が銃をシャンクスに向ける。
だがその銃から弾が出ることはなかった。
相手が打つよりも早くルゥが銃を持っていた相手を撃ったのだ。
シ「獲物抜いたからにはそれ相応の覚悟はできてるんだろうな?」
シャンクスにさっきまでの穏和さは微塵もない。
シ「命かける覚悟はできてるのかって聞いてんだ」
そこから戦闘が始まったが山賊の頭らしき男は手下が全て倒されてしまい、まずいと思ったのか煙幕を使い、ルフィを連れて逃げた。
シ「し、しまった」
『シャンクスさん…』
恋歌の低い声にぎぎっとロボットのような音をたてながら振り向く。
そこには普段なら見惚れているであろう、満面の笑みの恋歌がいた。
シ「恋歌?」
『かっこつけてるからこういうことになるんですよ!!
ルフィ連れていかれたじゃないですか!!』
シャンクスにそれだけを言い恋歌はそこから走り去っていった。
その場には落ち込むシャンクスとめんどくさそうにシャンクスを慰めるベンだけが残されていたとか。
わかってたこととはいえ、目の前で大切な人が酒まみれになってたらダメージ意外に大きいな…)』
自分が酒を浴びせられたのならまだダメージも少なかっただろう。
だが、自分は山賊に会いたくなくて、関わりたくなくて時間をおいて行った。
その結果酒を浴びせられたシャンクスを見たら何とも言えない気持ちになった。
しかも次はルフィが危ない。
『(次にシャンクスさんたちが航海から帰ってきて迎えが誰もいない時がルフィがあの山賊たちに喧嘩を売ってしまう日…私は)』
恋歌はシャンクスに罵声と酒を浴びせ、恐らくルフィに暴行を加えるであろう山賊をどうすべきかと考えていた。
そしてまた月日は流れ、いつルフィが山賊の所に行くのか正確な日時がわからなかったので頻繁にマキノの店に通うことにしていた恋歌。
今はシャンクスが航海に出ているのでさらに警戒はしている。
もうそろそろ帰ってきてもおかしくないからだ。
今日もマキノの店で談笑をしていると、店の扉が壊されんばかりの勢いで開いた。
そこには息を切らした村人が一人いた。
マ「どうしたんですか!?」
「大変だ!
ルフィが山賊に喧嘩を売りやがった!」
マ「ルフィが!?」
『今どこにいるかわかりますか?』
「こっちだ!」
村人が案内してくれると言うので恋歌とマキノは着いていくことにした。
着いた先には村人が集まっていた。
みんなの視線の先には山賊に頭を踏まれているルフィがいた。
その光景に恋歌は静かに怒りが込み上げてきた。
村長が必至に山賊相手に説得をしているが山賊は聞く耳を持たない。
恋歌の耳にも入っていないが。
恋歌が山賊の方に一歩踏み出そうとすると肩を掴まれた。
掴まれた腕の先を見ればシャンクスがいた。
シ「下がってろ
俺たちが行く
力のこと知られたくないんだろ?」
最後は恋歌にしか聞こえないように言う。
『でもっ…』
シ「まぁ任せとけって
お前が出るまでもねぇーよ
なぁ、そいつ俺の友達なんだ
返してくれねぇか?」
賊「誰かと思えばこの間の腰抜け海賊じゃねぇか
このガキはなぁ、自分から俺たちに喧嘩売ってきやがったんだ
それを俺たちは買っただけなんだよ」
シ「だがなぁ…
子どもの言ったことじゃねぇか
頼むよ」
賊「はいそうですかって返すわけねーだろーが!!」
山賊の一人が銃をシャンクスに向ける。
だがその銃から弾が出ることはなかった。
相手が打つよりも早くルゥが銃を持っていた相手を撃ったのだ。
シ「獲物抜いたからにはそれ相応の覚悟はできてるんだろうな?」
シャンクスにさっきまでの穏和さは微塵もない。
シ「命かける覚悟はできてるのかって聞いてんだ」
そこから戦闘が始まったが山賊の頭らしき男は手下が全て倒されてしまい、まずいと思ったのか煙幕を使い、ルフィを連れて逃げた。
シ「し、しまった」
『シャンクスさん…』
恋歌の低い声にぎぎっとロボットのような音をたてながら振り向く。
そこには普段なら見惚れているであろう、満面の笑みの恋歌がいた。
シ「恋歌?」
『かっこつけてるからこういうことになるんですよ!!
ルフィ連れていかれたじゃないですか!!』
シャンクスにそれだけを言い恋歌はそこから走り去っていった。
その場には落ち込むシャンクスとめんどくさそうにシャンクスを慰めるベンだけが残されていたとか。