海賊と取引
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サ「なんだこれ?」
サッチが触れようとした瞬間にそのオレンジの膜は消えた。
サ「え?
俺何もしてないよ?」
自分が消してしまったのではと心配するサッチだが恋歌は心配ないと言う。
『治療が終わったので消えただけですから』
そう言われて怪我をしていた指を見るとすっかり傷がなくなっていた。
マ「これはすげぇよい…」
サ「ああ…あっという間に治った」
『今回のは傷が小さかったからこの程度の時間で済みましたが、傷の大きさに比例して治療にかかる時間も変わってきます』
マ「なるほどねい
確かにこの力は役に立ちそうだな」
サ「すげぇなあんた!
ありがとうよ」
笑顔でそう言われると悪い気はしない。
『いいえ
治ってよかったです』
サ「いい子だなぁ
なぁ名前なんて言うんだ?」
そう言えば自分も聞いていないとマルコは思い出す。
『名前ですか…
そうですねぇ…ここの三人にしか教えないという条件であれば…』
その条件にサッチは首を傾げる。
サ「知られちゃまずいのか?」
『いいえ、まずいというわけではないのですがこれからのことを考えると…』
白「まぁいいじゃねぇか
お前には教えてくれるって言ってんだ
何かしらの事情があるんだろうよ」
サ「ま、いいけどね
他の奴等には教えてやんない」
『すみません、ありがとうございます
では改めまして私の名は恋歌と申します
白ひげ海賊団の中では本名意外であれば何とでもお呼びください』
サ「そっかー恋歌ちゃんか!
俺はサッチ!よろしく」
『こちらこそよろしくお願いします』
マ「とすると後は届け物の件だけだな
届け物って言うのはどう言うことだ?」
『私は先ほどビブルカードなしでも人の居場所がわかると言いました
ある程度の特徴等を教えていただければ大体の人の所に行くことができます
しかしこの広い海では会いたい海賊に会うのも一苦労
そこで私が海賊たちの橋になろうと思いまして』
マ「つまりはあんたが俺たちの替わりに白ひげの使者として他の海賊どもに会いに行ってくれると?」
『そういうことになりますね
今のところ契約していただいたのは白ひげさんだけなので白ひげさんの使者以外に仕事はないでしょうけどこれから先他の海賊とも契約すれば別の海賊団の使者としてここに来るかもしれません』
白「そりゃあいい話だ
この海じゃ相手の海賊の船に行くまでに死ぬ場合も少なくねぇ
だが恋歌
ほどの実力があればそこいらの海賊にやられることはねぇ
そう言いてぇんだろ?
だから自分の実力も見せた」
『その通りです私がある程度使えるとわかってもらえれば契約は成立しやすくなりますので』
サッチが触れようとした瞬間にそのオレンジの膜は消えた。
サ「え?
俺何もしてないよ?」
自分が消してしまったのではと心配するサッチだが恋歌は心配ないと言う。
『治療が終わったので消えただけですから』
そう言われて怪我をしていた指を見るとすっかり傷がなくなっていた。
マ「これはすげぇよい…」
サ「ああ…あっという間に治った」
『今回のは傷が小さかったからこの程度の時間で済みましたが、傷の大きさに比例して治療にかかる時間も変わってきます』
マ「なるほどねい
確かにこの力は役に立ちそうだな」
サ「すげぇなあんた!
ありがとうよ」
笑顔でそう言われると悪い気はしない。
『いいえ
治ってよかったです』
サ「いい子だなぁ
なぁ名前なんて言うんだ?」
そう言えば自分も聞いていないとマルコは思い出す。
『名前ですか…
そうですねぇ…ここの三人にしか教えないという条件であれば…』
その条件にサッチは首を傾げる。
サ「知られちゃまずいのか?」
『いいえ、まずいというわけではないのですがこれからのことを考えると…』
白「まぁいいじゃねぇか
お前には教えてくれるって言ってんだ
何かしらの事情があるんだろうよ」
サ「ま、いいけどね
他の奴等には教えてやんない」
『すみません、ありがとうございます
では改めまして私の名は恋歌と申します
白ひげ海賊団の中では本名意外であれば何とでもお呼びください』
サ「そっかー恋歌ちゃんか!
俺はサッチ!よろしく」
『こちらこそよろしくお願いします』
マ「とすると後は届け物の件だけだな
届け物って言うのはどう言うことだ?」
『私は先ほどビブルカードなしでも人の居場所がわかると言いました
ある程度の特徴等を教えていただければ大体の人の所に行くことができます
しかしこの広い海では会いたい海賊に会うのも一苦労
そこで私が海賊たちの橋になろうと思いまして』
マ「つまりはあんたが俺たちの替わりに白ひげの使者として他の海賊どもに会いに行ってくれると?」
『そういうことになりますね
今のところ契約していただいたのは白ひげさんだけなので白ひげさんの使者以外に仕事はないでしょうけどこれから先他の海賊とも契約すれば別の海賊団の使者としてここに来るかもしれません』
白「そりゃあいい話だ
この海じゃ相手の海賊の船に行くまでに死ぬ場合も少なくねぇ
だが恋歌
ほどの実力があればそこいらの海賊にやられることはねぇ
そう言いてぇんだろ?
だから自分の実力も見せた」
『その通りです私がある程度使えるとわかってもらえれば契約は成立しやすくなりますので』