二人暮らし
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
夕食後、エースと恋歌は久し振りにお風呂に一緒に入っていた。
エースが自分で入れると言い始めたから近頃は一緒に入っていなかった。
でも今日は自分から一緒に風呂に入りたいと言ってきた。
勿論拒む恋歌ではない。
しかし、お互いに会話はない。
恋歌がエースを後ろから抱き抱えているのでお互いに顔も見えない。
二人で浴槽に浸かりながら黙っている。
エ「なぁ…母ちゃん」
沈黙を破ったのはエースの方だった。
『何?』
エ「…怒ってる?」
『怒る?私がエースに?』
エ「だって明日俺ここ出て行くし…」
しゅんとしながら言うエースに恋歌はくすっと笑いながら目の前にある小さな頭を撫でてやる。
『私が今までエースぎ自分の決めたことを反対したことがあった?』
エ「ううん」
『エースのことを怒ったことがある?』
エ「ううん」
『じゃあ何が不安?』
エ「(不安?そっか…俺は)
母ちゃんに会えなくなることが、不安なんだ…」
『私に会えなくなること?』
エ「うん、だって母ちゃん綺麗だから変なやつに絡まれそうだし、森の変な動物に襲われそうだし、他にも…
俺のこと忘れたりとか…」
『確かに変な人に絡まれるかもしれないし、ここに住んでたら変な動物に襲われるかもね?
でも私が強いのエース知ってるでしょ?』
エ「うん…」
『なら大丈夫よ
それと一番最後のエースを忘れる?だっけ
あれが一番あり得ないわ』
エ「へ?」
『逆に私の方がエースに忘れられそう』
そう笑って言えばエースは立ち上がり後ろを向く。
立ち上がった勢いで水しぶきが飛んでくる。
エ「それこそ一番ねぇよ!
俺は絶対この先何があろうとも母ちゃんのことを忘れるなんてことは絶対にない!」
風呂場だからかよくエースの声が反射して聞こえてくる。
しかし言われた言葉は相当嬉しいものであった。
恋歌は座り、エース立ち上がっているので今はエースの方が目線は高い。
恋歌はエースを見上げながら笑う。
『私もエースと同じぐらいあなたを忘れるなんてことは絶対にないわ
私がエースとの約束を破ったことあった?』
エ「…ない」
『じゃあ信じてくれる?
私はエースを忘れない、約束する
それに私に会いたくなったらそのペンダントで呼んでくれればいいわ
私だってエースに会いたいんだから』
恋歌はエースに手を伸ばして引き寄せる。
エースは抵抗もなく腕のなかに収まった。
出会った頃よりだいぶ大きくなったエースに嬉しさを覚えながらぎゅっと抱き締める。
エ「相変わらず母ちゃん柔けぇな…」
『それはいい意味で?』
エ「当たり前じゃんか
母ちゃんのこと太ってるって言ったやつは俺がぶっ飛ばしてやるよ」
『ふふっ、ありがとう
じゃあ言われたらエースに言うね』
エ「まかせとけ!」
そう言って笑ってくれた顔も暫く見れなくなると思うと少し寂しくなった。
エースが自分で入れると言い始めたから近頃は一緒に入っていなかった。
でも今日は自分から一緒に風呂に入りたいと言ってきた。
勿論拒む恋歌ではない。
しかし、お互いに会話はない。
恋歌がエースを後ろから抱き抱えているのでお互いに顔も見えない。
二人で浴槽に浸かりながら黙っている。
エ「なぁ…母ちゃん」
沈黙を破ったのはエースの方だった。
『何?』
エ「…怒ってる?」
『怒る?私がエースに?』
エ「だって明日俺ここ出て行くし…」
しゅんとしながら言うエースに恋歌はくすっと笑いながら目の前にある小さな頭を撫でてやる。
『私が今までエースぎ自分の決めたことを反対したことがあった?』
エ「ううん」
『エースのことを怒ったことがある?』
エ「ううん」
『じゃあ何が不安?』
エ「(不安?そっか…俺は)
母ちゃんに会えなくなることが、不安なんだ…」
『私に会えなくなること?』
エ「うん、だって母ちゃん綺麗だから変なやつに絡まれそうだし、森の変な動物に襲われそうだし、他にも…
俺のこと忘れたりとか…」
『確かに変な人に絡まれるかもしれないし、ここに住んでたら変な動物に襲われるかもね?
でも私が強いのエース知ってるでしょ?』
エ「うん…」
『なら大丈夫よ
それと一番最後のエースを忘れる?だっけ
あれが一番あり得ないわ』
エ「へ?」
『逆に私の方がエースに忘れられそう』
そう笑って言えばエースは立ち上がり後ろを向く。
立ち上がった勢いで水しぶきが飛んでくる。
エ「それこそ一番ねぇよ!
俺は絶対この先何があろうとも母ちゃんのことを忘れるなんてことは絶対にない!」
風呂場だからかよくエースの声が反射して聞こえてくる。
しかし言われた言葉は相当嬉しいものであった。
恋歌は座り、エース立ち上がっているので今はエースの方が目線は高い。
恋歌はエースを見上げながら笑う。
『私もエースと同じぐらいあなたを忘れるなんてことは絶対にないわ
私がエースとの約束を破ったことあった?』
エ「…ない」
『じゃあ信じてくれる?
私はエースを忘れない、約束する
それに私に会いたくなったらそのペンダントで呼んでくれればいいわ
私だってエースに会いたいんだから』
恋歌はエースに手を伸ばして引き寄せる。
エースは抵抗もなく腕のなかに収まった。
出会った頃よりだいぶ大きくなったエースに嬉しさを覚えながらぎゅっと抱き締める。
エ「相変わらず母ちゃん柔けぇな…」
『それはいい意味で?』
エ「当たり前じゃんか
母ちゃんのこと太ってるって言ったやつは俺がぶっ飛ばしてやるよ」
『ふふっ、ありがとう
じゃあ言われたらエースに言うね』
エ「まかせとけ!」
そう言って笑ってくれた顔も暫く見れなくなると思うと少し寂しくなった。