最終回
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そんな恋歌を見て女が優しく涙をハンカチで拭いてやる。
《泣かないで
あなたにもあの子にも、あの子たちにも笑ってて欲しいから
それが私の望み
あなたの望みも同じだった》
『はい…
みんなと笑って過ごしたいです』
《なら泣いちゃだめよ
母親は強くないとね?》
『あなたに言われると一番説得力がありますね』
《当然だ
この俺が惚れた女だぞ!》
胸をはって言う男に恋歌と女は笑みを溢す。
《さ、みんな待ってるわ
そろそろ…》
女は恋歌の手を離して背中をおす。
『あなたたちに会えてよかったです
助けてくれてありがとうございました』
《私もよ
あなたとお話しできてよかった
あの子を…
エースをよろしくね》
《俺たちの息子だ!
きっとあんたを幸せにするさ》
『はい
ロジャーさん、ルージュさん
エースと出会わせてくれたこと、感謝してもしきれないです
これからも必ず守って見せます』
恋歌のその言葉に二人は顔を見合わせて笑う。
《恋歌なら信用できる》
《私たちは側にいられなかったから
あなたがいてくれてよかった》
『また…会えるといいですね』
《ああ…またな》
《また…》
手を振ってくれる二人をもう振り返ることなく扉を開いた。
《泣かないで
あなたにもあの子にも、あの子たちにも笑ってて欲しいから
それが私の望み
あなたの望みも同じだった》
『はい…
みんなと笑って過ごしたいです』
《なら泣いちゃだめよ
母親は強くないとね?》
『あなたに言われると一番説得力がありますね』
《当然だ
この俺が惚れた女だぞ!》
胸をはって言う男に恋歌と女は笑みを溢す。
《さ、みんな待ってるわ
そろそろ…》
女は恋歌の手を離して背中をおす。
『あなたたちに会えてよかったです
助けてくれてありがとうございました』
《私もよ
あなたとお話しできてよかった
あの子を…
エースをよろしくね》
《俺たちの息子だ!
きっとあんたを幸せにするさ》
『はい
ロジャーさん、ルージュさん
エースと出会わせてくれたこと、感謝してもしきれないです
これからも必ず守って見せます』
恋歌のその言葉に二人は顔を見合わせて笑う。
《恋歌なら信用できる》
《私たちは側にいられなかったから
あなたがいてくれてよかった》
『また…会えるといいですね』
《ああ…またな》
《また…》
手を振ってくれる二人をもう振り返ることなく扉を開いた。