ル「久しぶりだな！」

ロ「ええ」

ウ「みんな変わっちまったな！」

そして二年後に集合した一味は出航の準備にとりかかる。

ル「ニーナは来ねぇのか？」

ニ「うん

あとでサボが迎えに来てくれるから恋歌が帰ってくるまでは白ひげ海賊団にお世話になる予定」

ル「そっか」



ナ「ねぇ、あの子達恋歌が帰ってくるってまだ信じて…」

ウ「みたいだな

でも二年も連絡がないんじゃ…」

後ろではルフィとニーナの会話を聞いてぼそぼそと何か言っている。

ゾ「あいつらが信じてんだ

それでいいだろ」

ナ「私だって信じたくなかった…

今でもどこででもいいから生きててほしいって思ってる


でもあいつらに二年もなんの連絡もないなんて恋歌が生きてたら考えられないもの」

ゾ「事情があるのかも知れねぇだろ

ほら、お前はうちの航海士なんだ

さっさと指示だせ」

ナ「うん…」









ロ「やっぱりあの二人は恋歌が帰ってくるって信じてるのね」

フ「なに言ってんだおめぇ

おめぇも信じてねぇわけじゃねぇんだろ？」

ロ「よくわかるわね

そういうあなたもみたいだけど」

フ「最初は信じたさ

でもあいつはこんなところで大事な家族置いて死ぬようなやつじゃねぇ

そう思ってんだろ？」

ロ「ええ

恋歌は必ずルフィたちの元に帰ってくるわ

それをルフィたちが諦めない限り私も諦めない」









ル「じゃあ行くな」

ニ「うん

またね、二年間一緒に修行できて楽しかった」

ル「俺もだ！




よっしゃ！行くぞ、魚人島!!」

「「「おおっ!!」」」

ルフィたちは予定通りにシャボンディ諸島より、魚人島に向けて出航した。