頂上戦争
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「っと、危ねぇ…」
『なんで…ここに…?』
恋歌を受け止めたのはここにはいないはずの人物。
『ベックマンさん…?』
ベ「ああ、大丈夫…には見えねぇな…」
赤髪海賊団副船長、ベン・ベックマンがそこにいた。
「戦争を終わらせに来たんだ」
『シャンクスさん…』
もちろんベックマンがいるということは船長であるシャンクスもいるということだ。
「なんでこんなところに…」
「四皇がいるんだよ…!!」
海軍はいきなり現れた赤髪海賊団に驚き後ずさる。
『戦争を…』
シ「ああ
ベン手当してやれ」
ベ「わかってる」
ベックマンは恋歌を近くの瓦礫にもたれさせて座らせる。
ベ「おい、このマントとれ」
手当するのに邪魔だからと取ろうとするが恋歌がベックマンの腕を掴んで止めさせる。
『いいんです…
今からした応急措置は…あまり意味がないと…わかっていますから…』
ベ「意味がない?」
ベックマンは不振に思ったが体力の限界と、神様からの力も薄れた恋歌は勝手にイノセンスが解けてしまう。
そして恋歌の服に異常なほど血がついているのを見てベックマンは目を見開いた。
ベ「悪いな
ちょっと開けるぞ」
ベックマンは恋歌の上のシャツを捲り上げて怪我を見ると息をのんだ。
ベ「……お頭…」
ベックマンは何かを耐えるような声でシャンクスを呼ぶ。
恋歌を海軍から守るように前に立っていたシャンクスはベックマンの声に振り返り目を見開いた。
シ「なん、だよそれ…」
周りの赤髪海賊団の船員は目をそらしたり、泣きそうになっているものもいる。
ベ「わかんねぇ
だがこれは…」
胸に空いた穴。
普通ならもう死んでいてもおかしくないほどの出血量だ。
それを悟ったベックマンはシャンクスに首を振る。
その意味を理解したシャンクスは恋歌の側に膝をつける。
シ「なぁ…恋歌
お前また無茶したんだな…」
『……』
シ「お前は優しいからな
大事な家族が、恋人が、処刑されるなんて聞いたら黙ってないよな
でもさ…!」
『シャン…クス…さん…』
シ「それで恋歌が死んじまったら!
誰も勝利を喜ばない!恋歌の犠牲で得た勝利なんか白ひげが喜ぶかよ!」
『大…丈夫…です…
約束…しましたから…
エースに…みんなに…必ず帰ると…死なないって…約束…しましたから…』
シ「!!」
誰が見ても助かる見込みなどないというのにそんな状態でも恋歌は笑ってシャンクスに死なないと言った。
それを聞いたシャンクスも無理矢理笑顔を作って恋歌に向ける。
『なんで…ここに…?』
恋歌を受け止めたのはここにはいないはずの人物。
『ベックマンさん…?』
ベ「ああ、大丈夫…には見えねぇな…」
赤髪海賊団副船長、ベン・ベックマンがそこにいた。
「戦争を終わらせに来たんだ」
『シャンクスさん…』
もちろんベックマンがいるということは船長であるシャンクスもいるということだ。
「なんでこんなところに…」
「四皇がいるんだよ…!!」
海軍はいきなり現れた赤髪海賊団に驚き後ずさる。
『戦争を…』
シ「ああ
ベン手当してやれ」
ベ「わかってる」
ベックマンは恋歌を近くの瓦礫にもたれさせて座らせる。
ベ「おい、このマントとれ」
手当するのに邪魔だからと取ろうとするが恋歌がベックマンの腕を掴んで止めさせる。
『いいんです…
今からした応急措置は…あまり意味がないと…わかっていますから…』
ベ「意味がない?」
ベックマンは不振に思ったが体力の限界と、神様からの力も薄れた恋歌は勝手にイノセンスが解けてしまう。
そして恋歌の服に異常なほど血がついているのを見てベックマンは目を見開いた。
ベ「悪いな
ちょっと開けるぞ」
ベックマンは恋歌の上のシャツを捲り上げて怪我を見ると息をのんだ。
ベ「……お頭…」
ベックマンは何かを耐えるような声でシャンクスを呼ぶ。
恋歌を海軍から守るように前に立っていたシャンクスはベックマンの声に振り返り目を見開いた。
シ「なん、だよそれ…」
周りの赤髪海賊団の船員は目をそらしたり、泣きそうになっているものもいる。
ベ「わかんねぇ
だがこれは…」
胸に空いた穴。
普通ならもう死んでいてもおかしくないほどの出血量だ。
それを悟ったベックマンはシャンクスに首を振る。
その意味を理解したシャンクスは恋歌の側に膝をつける。
シ「なぁ…恋歌
お前また無茶したんだな…」
『……』
シ「お前は優しいからな
大事な家族が、恋人が、処刑されるなんて聞いたら黙ってないよな
でもさ…!」
『シャン…クス…さん…』
シ「それで恋歌が死んじまったら!
誰も勝利を喜ばない!恋歌の犠牲で得た勝利なんか白ひげが喜ぶかよ!」
『大…丈夫…です…
約束…しましたから…
エースに…みんなに…必ず帰ると…死なないって…約束…しましたから…』
シ「!!」
誰が見ても助かる見込みなどないというのにそんな状態でも恋歌は笑ってシャンクスに死なないと言った。
それを聞いたシャンクスも無理矢理笑顔を作って恋歌に向ける。