頂上戦争
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『あのっ…』
イ「いいから寝とけ
それで戦えるようになるんならお安いご用さ
姫さんはエースとサボのやつを助けることだけを考えてろ」
『………10分で起きます
その間私の変装も全て解けます
10分間、私の命白ひげ海賊団にお預けします』
イ「こりゃ大層なもん預けられちまったな
任された!」
にっ、と笑ったイゾウに安心して恋歌は10分でできる限りの力を回復させようと深い眠りに入った。
イ「聞いた通りだ
親父、姫さんは眠るとさ」
イゾウは着物の中に通話ができる状態のまま入れていた電伝虫にそう話しかけた。
白「グラララララ!!
無茶しすぎなんだ、そいつは!
俺が行く」
そこから白ひげエドワード・ニューゲートが恋歌の力により復活した、病気になる前の最強と言われた力が海軍を襲い始めた。
「なんだこの壁!」
「びくともしねぇ!」
スクアードが赤犬の策略にはまり、白ひげを刺してしまったことにより一瞬白ひげ海賊団の傘下たちは心揺らいだが、白ひげの家族を想う心が全員に伝わったことにより事なきをえた。
現在は周りを壁に囲まれてしまい、処刑台にいる二人の姿が見えなくなってしまった。
イ「!麦わらたちがいたぞ!
おーい!」
恋歌を背負っているイゾウは壁の前で立ち往生しているルフィとニーナを見つけて駆け寄る。
ル「!?母ちゃんどうしたんだ!?」
イゾウに背負われている恋歌に気づいたルフィが心配して覗き込もうとする。
イ「大丈夫だ
疲れて眠ってるだけのようだしな
そろそろ起きるはずなんだが」
ル「そっか…
ならよかった」
ルフィは寝ているだけと知って安心したのか、息をはく。
ニ「恋歌が大丈夫ならそれでいいわ
それよりもこの壁なんとかしないと…
先に進めないわ」
全員で壁に攻撃するが、白ひげの攻撃でもびくともしない。
壁の向こうで海軍が何かしているのか足場の氷が解けて熱湯になっていく。
ル「やべぇぞ!」
能力者たちはたとえ熱湯でも海に落ちたらひとたまりもないため焦り出す。
セ「作戦は順調
これより速やかにエース、サボの処刑を…」
ニ「まさか…」
センゴクの放送に冷や汗が流れる。
セ「執行する!!」
「聞いたか今の!
あんな見えもしねぇところであっさりと仲間を殺されてたまるか!」
海賊たちはなんとか壁を壊そうと攻撃を当て続ける。
イ「くそっ、姫さんが起きたときに全部終わってましたじゃ話になんねぇ!」
未だ眠り続ける恋歌を肩越しに見て、壁を睨み付ける。
ル「急がねぇと!
あいつらもうエースとサボを処刑するつもりなんだ!」
溜まった疲れで汗を大量にかくルフィも壁に攻撃するが全く壊れる様子はない。
ル「母ちゃん…!」
自分にはどうすることもできない大きな壁を前にして、尊敬し愛する母親に助けを請う。
涙を流して壁を叩き続けるルフィをニーナが止めようとするが止めない。
ル「お願いだ…
エースとサボを死なせないでくれよ…」
ルフィの悲痛な願いが届いたのか恋歌の指が動いた。
イ「!!姫さん!」
『【卍解 黒縄天譴明王 狒狒王蛇尾丸】』
ル「母ちゃん…」
そんな呟きが聞こえたと思ったら、現れたのはオーズを助けたときに出た巨人と、海軍本部を壊したときに出た巨大な蛇のような竜ともいえるものだった。
『まだ暫く背中借りますね』
イ「気にすんな
悪いが無茶すんなとは言えねぇ
あの壁ぶっ壊してくれ!」
『はい
【狒骨大砲】!』
明王がその巨体で壁に体当たりをしたり、殴ったりと攻撃をして壁を破壊していく。
蛇尾丸は恋歌の声に従い、レーザーのようなもので壁を木っ端微塵にした。
そして壁が壊れたことにより海賊たちが一気に攻めこんでいく。
イ「さすが…
疲れててこの威力か…」
イゾウは感心すると同時に苦笑いを浮かべてしまった。
ル「!これで行ける!
あ、そうだ!」
壁が壊れたのを確認したルフィは駆け出そうとしたが、立ち止まりイゾウに駆け寄る。
ル「母ちゃん、一緒に行こう
俺が背負っていく」
イ「お前…」
ル「母ちゃんだってエースとサボに会いてぇんだ
こんなになるまで戦ってくれた母ちゃんを連れていかなかったらあの二人に怒られちまう
だから早く行こう」
ここに乗れと言わんばかりに背中を向けるルフィにイゾウは困った顔をする。
イ「だがな今の姫さんじゃ攻撃を避けることもできない
お前の気持ちはよくわかるが…」
ル「俺が怪我これ以上させねぇからよ!
頼むから!」
『イゾウさん…
イゾウさんのお陰で体力も少しは回復しました
あと少しだけなら行けます』
イ「…そこまでボロボロになってでも助けに行くってか?」
『はい
迎えに行きたいんです』
イ「……ほんとに姫さんはあいつらのこと愛してくれてんだね
わかった
そこまで言うなら止めねぇ
迎え頼んだよ
エースの帽子持ってたろ、出しな」
イゾウがルフィに恋歌を背負わせて帽子を出すように言う。
恋歌がイゾウに帽子を渡すと頭に深く被せられた。
イ「これで顔隠していきな
仮にも正体不明なんだから最後までそれは突き通してここから帰った後海軍に狙われないようにな」
『はい』
ル「ありがとう!
ニーナ行こう!」
イ「いいから寝とけ
それで戦えるようになるんならお安いご用さ
姫さんはエースとサボのやつを助けることだけを考えてろ」
『………10分で起きます
その間私の変装も全て解けます
10分間、私の命白ひげ海賊団にお預けします』
イ「こりゃ大層なもん預けられちまったな
任された!」
にっ、と笑ったイゾウに安心して恋歌は10分でできる限りの力を回復させようと深い眠りに入った。
イ「聞いた通りだ
親父、姫さんは眠るとさ」
イゾウは着物の中に通話ができる状態のまま入れていた電伝虫にそう話しかけた。
白「グラララララ!!
無茶しすぎなんだ、そいつは!
俺が行く」
そこから白ひげエドワード・ニューゲートが恋歌の力により復活した、病気になる前の最強と言われた力が海軍を襲い始めた。
「なんだこの壁!」
「びくともしねぇ!」
スクアードが赤犬の策略にはまり、白ひげを刺してしまったことにより一瞬白ひげ海賊団の傘下たちは心揺らいだが、白ひげの家族を想う心が全員に伝わったことにより事なきをえた。
現在は周りを壁に囲まれてしまい、処刑台にいる二人の姿が見えなくなってしまった。
イ「!麦わらたちがいたぞ!
おーい!」
恋歌を背負っているイゾウは壁の前で立ち往生しているルフィとニーナを見つけて駆け寄る。
ル「!?母ちゃんどうしたんだ!?」
イゾウに背負われている恋歌に気づいたルフィが心配して覗き込もうとする。
イ「大丈夫だ
疲れて眠ってるだけのようだしな
そろそろ起きるはずなんだが」
ル「そっか…
ならよかった」
ルフィは寝ているだけと知って安心したのか、息をはく。
ニ「恋歌が大丈夫ならそれでいいわ
それよりもこの壁なんとかしないと…
先に進めないわ」
全員で壁に攻撃するが、白ひげの攻撃でもびくともしない。
壁の向こうで海軍が何かしているのか足場の氷が解けて熱湯になっていく。
ル「やべぇぞ!」
能力者たちはたとえ熱湯でも海に落ちたらひとたまりもないため焦り出す。
セ「作戦は順調
これより速やかにエース、サボの処刑を…」
ニ「まさか…」
センゴクの放送に冷や汗が流れる。
セ「執行する!!」
「聞いたか今の!
あんな見えもしねぇところであっさりと仲間を殺されてたまるか!」
海賊たちはなんとか壁を壊そうと攻撃を当て続ける。
イ「くそっ、姫さんが起きたときに全部終わってましたじゃ話になんねぇ!」
未だ眠り続ける恋歌を肩越しに見て、壁を睨み付ける。
ル「急がねぇと!
あいつらもうエースとサボを処刑するつもりなんだ!」
溜まった疲れで汗を大量にかくルフィも壁に攻撃するが全く壊れる様子はない。
ル「母ちゃん…!」
自分にはどうすることもできない大きな壁を前にして、尊敬し愛する母親に助けを請う。
涙を流して壁を叩き続けるルフィをニーナが止めようとするが止めない。
ル「お願いだ…
エースとサボを死なせないでくれよ…」
ルフィの悲痛な願いが届いたのか恋歌の指が動いた。
イ「!!姫さん!」
『【卍解 黒縄天譴明王 狒狒王蛇尾丸】』
ル「母ちゃん…」
そんな呟きが聞こえたと思ったら、現れたのはオーズを助けたときに出た巨人と、海軍本部を壊したときに出た巨大な蛇のような竜ともいえるものだった。
『まだ暫く背中借りますね』
イ「気にすんな
悪いが無茶すんなとは言えねぇ
あの壁ぶっ壊してくれ!」
『はい
【狒骨大砲】!』
明王がその巨体で壁に体当たりをしたり、殴ったりと攻撃をして壁を破壊していく。
蛇尾丸は恋歌の声に従い、レーザーのようなもので壁を木っ端微塵にした。
そして壁が壊れたことにより海賊たちが一気に攻めこんでいく。
イ「さすが…
疲れててこの威力か…」
イゾウは感心すると同時に苦笑いを浮かべてしまった。
ル「!これで行ける!
あ、そうだ!」
壁が壊れたのを確認したルフィは駆け出そうとしたが、立ち止まりイゾウに駆け寄る。
ル「母ちゃん、一緒に行こう
俺が背負っていく」
イ「お前…」
ル「母ちゃんだってエースとサボに会いてぇんだ
こんなになるまで戦ってくれた母ちゃんを連れていかなかったらあの二人に怒られちまう
だから早く行こう」
ここに乗れと言わんばかりに背中を向けるルフィにイゾウは困った顔をする。
イ「だがな今の姫さんじゃ攻撃を避けることもできない
お前の気持ちはよくわかるが…」
ル「俺が怪我これ以上させねぇからよ!
頼むから!」
『イゾウさん…
イゾウさんのお陰で体力も少しは回復しました
あと少しだけなら行けます』
イ「…そこまでボロボロになってでも助けに行くってか?」
『はい
迎えに行きたいんです』
イ「……ほんとに姫さんはあいつらのこと愛してくれてんだね
わかった
そこまで言うなら止めねぇ
迎え頼んだよ
エースの帽子持ってたろ、出しな」
イゾウがルフィに恋歌を背負わせて帽子を出すように言う。
恋歌がイゾウに帽子を渡すと頭に深く被せられた。
イ「これで顔隠していきな
仮にも正体不明なんだから最後までそれは突き通してここから帰った後海軍に狙われないようにな」
『はい』
ル「ありがとう!
ニーナ行こう!」