頂上戦争
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エ「恋歌…
ルフィ…
ニーナ…
親父…
みんな…」
自分たちを助けに来せいで、大切な人が傷ついている。
恋歌ならもしかしたら傷ひとつ負わずに平然とした顔で助けてくれるかもしれないと心のどこかで思っていた。
忠告も聞かず、勝手なことをしたのは自分たちなのに…。
一番巻き込みたくない人まで巻き込んで、無茶をやらせて、怪我をさせて…。
自分たちを助けるために傷つき、倒れていく仲間を、家族を、愛しい人を見ると辛くて辛くて胸が張り裂けそうになる。
でも、だからこそ…。
エ「なぁ、サボ」
サボ「なんだ…」
エ「俺たちだけだったのかもな
じたばたしてたのは
みんなはこんな俺でも必死で助けようとしてくれる
命をかけてここまで来てくれた、だからさ
俺はどんな未来も受け入れる
差し伸べられた手は掴む
俺は潔く白刃も受け入れる
もうじたばたしねぇ
みんなに悪い…」
サボ「ああ…」
動けない自分たちが何をしても変わらない。
受け入れることしかできないけど、それでも…。
愛しい仲間と、愛しい家族と、愛しい人と生きたいと思うのは贅沢なことなのか。
願わくは今までと変わらぬ日常が明日にありますようにと…。
ル「母ちゃんが…」
ルフィとニーナも恋歌が黄猿にやられているところを見て立ち止まってしまう。
「お前ら!
桜姫が作ってくれた道を無駄にすんな!」
「桜姫は俺らより強い!
心配したところで何にもならねぇんだ!」
周りにいた海賊たちにそう言われてはっ、としたように再び走り出す。
ニ「恋歌なら大丈夫
あんなやつに負けたりしないわ」
ル「ああ…」
自分たちに言い聞かせるように言葉にしながら振り向くことなく処刑台を目指す。
『千本桜』
「ここに」
恋歌は小声で実体化している斬魄刀を呼んだ。
実体化している斬魄刀の力は恋歌が使えなくなるのだ。
『手を貸して
あの人倒さないといけないから』
「承知」
恋歌の周りに桜の花びらが舞う。
桜の花びらが数枚どこかに向かって飛んでいったが、黄猿は風で飛ばされたのだと気にしなかった。
黄「それが桜姫の名前の由来の桜だね
美しいがそれ故危険
君を倒せば一気に海賊たちの士気は下がるはずだからねぇ」
『なら、倒されるわけにはいきませんね
容易く私を倒せると思わないことです』
黄「そんなことわかってるよぉ
でもそんな桜で一体何が変わったのか見せてもらおうかねぇ」
そしてまた黄猿は光速移動をして恋歌の前から消えた。
先程と同じように後ろから恋歌を蹴ろうとしたが、恋歌に当たる前に防がれた。
黄「ん~?桜?」
『【円舞 霧風】!』
黄猿の蹴りを止めたのは恋歌の周りに舞っている桜が集まったものでそれに目を見開いていると反撃され、まともに攻撃を受けてしまった。
しかし、さすが大将というべきか途中で踏ん張って止まり、光になってその場から離れた。
黄「いやいや、まさかあの状態から反撃されるとはねぇ
その桜も侮れないってことか」
服が少し破れているところを見ると多少は効いたらしい。
『だてに桜姫だなんて呼ばれてませんからね』
黄「【八尺瓊勾玉】」
黄猿から大量の光の弾丸が放たれる。
『(また覇気…)
千本桜!』
恋歌の前に桜の花びらが束になり、壁を作る。
だが、大将クラスの覇気には多少堪えるのか徐々に散っていく。
『(やっぱり覇気を纏った攻撃は意識しないと防げないか…
今度は覇気にも堪えられるようにしとかないと)』
ガープとの戦いでは覇気使いと戦うと力を多く消耗するということがわかり、それには対応したが防御力まではあげられなかった。
神の道化のマントも大将クラスの覇気には堪えるらしい。
『(でもマントとったら他の攻撃防げなくなるしな…)』
もうすぐ桜の壁が崩れてしまうということきに後ろから気配がした。
『(案外早かったね)』
ルフィ…
ニーナ…
親父…
みんな…」
自分たちを助けに来せいで、大切な人が傷ついている。
恋歌ならもしかしたら傷ひとつ負わずに平然とした顔で助けてくれるかもしれないと心のどこかで思っていた。
忠告も聞かず、勝手なことをしたのは自分たちなのに…。
一番巻き込みたくない人まで巻き込んで、無茶をやらせて、怪我をさせて…。
自分たちを助けるために傷つき、倒れていく仲間を、家族を、愛しい人を見ると辛くて辛くて胸が張り裂けそうになる。
でも、だからこそ…。
エ「なぁ、サボ」
サボ「なんだ…」
エ「俺たちだけだったのかもな
じたばたしてたのは
みんなはこんな俺でも必死で助けようとしてくれる
命をかけてここまで来てくれた、だからさ
俺はどんな未来も受け入れる
差し伸べられた手は掴む
俺は潔く白刃も受け入れる
もうじたばたしねぇ
みんなに悪い…」
サボ「ああ…」
動けない自分たちが何をしても変わらない。
受け入れることしかできないけど、それでも…。
愛しい仲間と、愛しい家族と、愛しい人と生きたいと思うのは贅沢なことなのか。
願わくは今までと変わらぬ日常が明日にありますようにと…。
ル「母ちゃんが…」
ルフィとニーナも恋歌が黄猿にやられているところを見て立ち止まってしまう。
「お前ら!
桜姫が作ってくれた道を無駄にすんな!」
「桜姫は俺らより強い!
心配したところで何にもならねぇんだ!」
周りにいた海賊たちにそう言われてはっ、としたように再び走り出す。
ニ「恋歌なら大丈夫
あんなやつに負けたりしないわ」
ル「ああ…」
自分たちに言い聞かせるように言葉にしながら振り向くことなく処刑台を目指す。
『千本桜』
「ここに」
恋歌は小声で実体化している斬魄刀を呼んだ。
実体化している斬魄刀の力は恋歌が使えなくなるのだ。
『手を貸して
あの人倒さないといけないから』
「承知」
恋歌の周りに桜の花びらが舞う。
桜の花びらが数枚どこかに向かって飛んでいったが、黄猿は風で飛ばされたのだと気にしなかった。
黄「それが桜姫の名前の由来の桜だね
美しいがそれ故危険
君を倒せば一気に海賊たちの士気は下がるはずだからねぇ」
『なら、倒されるわけにはいきませんね
容易く私を倒せると思わないことです』
黄「そんなことわかってるよぉ
でもそんな桜で一体何が変わったのか見せてもらおうかねぇ」
そしてまた黄猿は光速移動をして恋歌の前から消えた。
先程と同じように後ろから恋歌を蹴ろうとしたが、恋歌に当たる前に防がれた。
黄「ん~?桜?」
『【円舞 霧風】!』
黄猿の蹴りを止めたのは恋歌の周りに舞っている桜が集まったものでそれに目を見開いていると反撃され、まともに攻撃を受けてしまった。
しかし、さすが大将というべきか途中で踏ん張って止まり、光になってその場から離れた。
黄「いやいや、まさかあの状態から反撃されるとはねぇ
その桜も侮れないってことか」
服が少し破れているところを見ると多少は効いたらしい。
『だてに桜姫だなんて呼ばれてませんからね』
黄「【八尺瓊勾玉】」
黄猿から大量の光の弾丸が放たれる。
『(また覇気…)
千本桜!』
恋歌の前に桜の花びらが束になり、壁を作る。
だが、大将クラスの覇気には多少堪えるのか徐々に散っていく。
『(やっぱり覇気を纏った攻撃は意識しないと防げないか…
今度は覇気にも堪えられるようにしとかないと)』
ガープとの戦いでは覇気使いと戦うと力を多く消耗するということがわかり、それには対応したが防御力まではあげられなかった。
神の道化のマントも大将クラスの覇気には堪えるらしい。
『(でもマントとったら他の攻撃防げなくなるしな…)』
もうすぐ桜の壁が崩れてしまうということきに後ろから気配がした。
『(案外早かったね)』