『それ以上口が動くようならあなたを直接狙う』

恋歌の周りに大蛇が現れて空を飛んでいる。

先程建物を壊したのはこの蛇の口から出たものだ。

しかも既に恋歌は敬語を使っていない。

セ「くっ、こちらは全世界から集めた百万の勢力！

易々と負けるものか！」

今の恋歌の攻撃が引き金となり戦闘が始まった。

イワ「ヴァナータ、なかなか激しいことするのね…」

『大したことじゃないですよ

私の大切な人をあれだけ侮辱しておいて許すわけない』

恋歌がイワンコフと話している間に白ひげを狙ってモビーに行ったクロコダイルを追ってルフィも行ってしまった。

『ニーナ大丈夫？

ごめんね、言う前に止められなかった』

ニ「いえ、私には信頼できる家族がいますから

この世界に四人も私のことを認めてくれる人がいる

それだけで十分です」

『……じゃあ行ける？』

ニ「もちろんです！

この刀も返さないといけませんし！」

しっかりとサボの刀を背負ったニーナは自力で立ち上がった。

『よし、私もエースに返すものがあるし行きますか！』











白「大した小僧だ

この俺に張り合ってくるとはな」

『ふふ…でしょう？

さて、私はルフィとニーナの道を作りたいところだけど』

「「けど？」」

『準備してきたのを使うには時間がいるの

最初は二人だけで行ける？』

ルフィとニーナと三人で迎えに行くために今現在モビーにいる。

だが恋歌には準備が必要なためすぐには行けない。

ル「そんぐらい大したことねぇよ！

な？」

ニ「ええ！」

白「息子どもにも援護させる」

『ありがとうございます

10分時間をちょうだい

それまで行けるとこまで行って

あとで合流するから』

「「了解！」」

元気よく走っていった二人の背中を見つめて恋歌は白ひげを見上げる。

『ちょっとここの甲板使わせてもらいます』

白「好きに使え

息子ども!!麦わらと海の麗人に道を作れ!!」

白ひげの声に反応した白ひげ海賊団は二人の援護に向かう。