頂上戦争
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インペルダウン脱獄組、正義の門前。
「ルフィくん
一体今さら誰を呼んだと言うんだ」
「そうよ麦わらボーイ
こんなところに人なんて…」
ル「来るんだ!
もうちょっとだけ!まだ呼んでから1分も経ってねぇ!」
「しかしのぉ…
今は一刻を争う事態じゃ」
ル「来た!」
ルフィが粘って誰かを正義の門の前で待っていたためそこから軍艦が動かせなかったのだがルフィが空を見て笑顔になった。
『お待たせ
この船に乗ってる人全員ルフィの仲間?』
ル「全員ってわけじゃねぇけどみんな海軍に捕まってたやつらなんだ」
『まぁ悪者がいたとしても下ろしてる時間はないからね
海軍本部まで急ぎで行くよ』
ル「頼む!
おいジンベエ舵…?なんだその顔」
ルフィの後ろにいた他の乗組員は目を飛び出させて驚いている。
『説明は後ね
今は船を動かす方が先
帆は張ってあるわね
全員どこか船にしがみついてないと振り落とされるから』
ル「おーい!全員船のどこかにしがみつけって!」
ルフィのかけた声で動けるようになり、全員が言われた通り手摺などに掴まる。
『【円舞 霧風
天竜の咆哮】!!』
風の攻撃を二つとも帆が破れない程度に当てて船を進める。
船から叫び声が聞こえた気がしたが無視した。
風の攻撃を何度か繰り返してぎりぎり壊れないぐらいまで進めてあとは帆を壊すと進めなくなるので、少しだけ風を操って強めの風をあてるだけにすることにした。
『結構進めたと思うんだけど…
あれ?大丈夫ですか?』
恋歌が甲板に降り立てば全員ぐったりしていた。
一番近くにいた魚人に声をかけて背中に手を回して助け起こす。
「あ、ああすまんな
ってお主桜姫か!?」
『はい』
自分に驚かれるのは慣れてきたためその驚きに大した返しをせずにルフィは無事だろうかと探す。
『あ、いたいた
大丈夫?』
ルフィは案外大丈夫だったらしく何時ものように笑っていた。
ク「おい」
後ろからドスの効いた声がして振り返ればクロコダイルがいた。
『なにか?』
ク「なんでお前みたいなやつがここにいる」
ル「おいお前!桜姫に近づくな!」
アラバスタの件もありルフィはクロコダイルがあまり好きではないらしく恋歌とクロコダイルの間に立つ。
ク「お前にしゃべってんじゃねぇんだよ
邪魔だどけ」
ル「お前がどけよ」
一触即発といった雰囲気になってしまったが恋歌がルフィの頭をぽんぽんと撫でたことによりルフィのぴりぴりとした空気が飛散した。
『私がここにいてはいけませんか?』
ク「どういう繋がりなのか聞いてんだ
白ひげの仲間ってわけじゃねぇんだろ?」
『海賊でもありませんよ
私が助けに行くのは家族を返してもらいに行くためです』
ク「家族だと?」
「ちょ、ちょっと待って!」
クロコダイルと恋歌の会話に入ってきたのはなんとも言えない格好をした顔のでかい男だ。
ル「イワちゃん」
イ「今から助けに行くエースとサボってやつは麦わらボーイの兄
そしてヴァナータも家族ということは…!」
イワンコフの言わんとしてることを理解した恋歌は口を開く。
『私とルフィ、エースとサボそして海の麗人ニーナは家族なんです
私は家族を奪い返すためにここにいる
それだけのことです』
イ「まさか!」
ク「はっ、そんな家族ごっこのために命を捨てに行くってか」
恋歌の言葉を嘲笑うクロコダイルをルフィが殴って止めさせた。
ル「ごっこなんかじゃねぇ!
母ちゃんがどれだけ俺らを大事にしてくれてるかも知らねぇくせに!!」
ク「誰が母ちゃんだって?」
ル「あ…」
ルフィはしまった、と言わんばかりに固まった。
イワ「今の流れからして母親はヴァナータね?」
『鋭いですね
その通りです』
イワ「ということはドラゴンの妻?」
『いえ、私とルフィに血の繋がりはありません』
イワ「そう
声からしてヴァナータだいぶ若いようだけど?」
『それは色々と事情がありまして』
イワンコフはそれ以上は何も聞いてこなかったが怪しむような視線は向けられていた。
ル「母ちゃん悪ぃ
また言っちまった」
『いいよ
もうあんまり海賊の人には隠してないしね
それよりなんか海面揺れてない?』
ル「なんでだ?」
「「「「!?」」」」
海面を覗いていると急に船が風に圧されて逆方向、つまり今までの道を戻りだした。
『これは…』
必死に船に掴まる乗組員たちだが、恋歌は空を飛んで後をついてきていた。
そして、ぴたっと止まったかと思うと今度は先ほどの恋歌の時と同じぐらいの早さで、正しい道を進みだした。
ル「なぁジンベエ!これって大丈夫なのか?」
ジンベエと呼ばれた魚人は何か考える素振りを見せて、ルフィに大丈夫だと告げた。
『白ひげさんですか?』
ジン「!?あ、ああ
こんなことができるのは親父さんだけじゃ」
『津波、来ますね』
ジン「なに、そんなことぐらいで死ぬような者はこの船には乗っとりゃせん
ところでわしはお前さんに会ったら話したいと思っとったんじゃ」
『?』
「ルフィくん
一体今さら誰を呼んだと言うんだ」
「そうよ麦わらボーイ
こんなところに人なんて…」
ル「来るんだ!
もうちょっとだけ!まだ呼んでから1分も経ってねぇ!」
「しかしのぉ…
今は一刻を争う事態じゃ」
ル「来た!」
ルフィが粘って誰かを正義の門の前で待っていたためそこから軍艦が動かせなかったのだがルフィが空を見て笑顔になった。
『お待たせ
この船に乗ってる人全員ルフィの仲間?』
ル「全員ってわけじゃねぇけどみんな海軍に捕まってたやつらなんだ」
『まぁ悪者がいたとしても下ろしてる時間はないからね
海軍本部まで急ぎで行くよ』
ル「頼む!
おいジンベエ舵…?なんだその顔」
ルフィの後ろにいた他の乗組員は目を飛び出させて驚いている。
『説明は後ね
今は船を動かす方が先
帆は張ってあるわね
全員どこか船にしがみついてないと振り落とされるから』
ル「おーい!全員船のどこかにしがみつけって!」
ルフィのかけた声で動けるようになり、全員が言われた通り手摺などに掴まる。
『【円舞 霧風
天竜の咆哮】!!』
風の攻撃を二つとも帆が破れない程度に当てて船を進める。
船から叫び声が聞こえた気がしたが無視した。
風の攻撃を何度か繰り返してぎりぎり壊れないぐらいまで進めてあとは帆を壊すと進めなくなるので、少しだけ風を操って強めの風をあてるだけにすることにした。
『結構進めたと思うんだけど…
あれ?大丈夫ですか?』
恋歌が甲板に降り立てば全員ぐったりしていた。
一番近くにいた魚人に声をかけて背中に手を回して助け起こす。
「あ、ああすまんな
ってお主桜姫か!?」
『はい』
自分に驚かれるのは慣れてきたためその驚きに大した返しをせずにルフィは無事だろうかと探す。
『あ、いたいた
大丈夫?』
ルフィは案外大丈夫だったらしく何時ものように笑っていた。
ク「おい」
後ろからドスの効いた声がして振り返ればクロコダイルがいた。
『なにか?』
ク「なんでお前みたいなやつがここにいる」
ル「おいお前!桜姫に近づくな!」
アラバスタの件もありルフィはクロコダイルがあまり好きではないらしく恋歌とクロコダイルの間に立つ。
ク「お前にしゃべってんじゃねぇんだよ
邪魔だどけ」
ル「お前がどけよ」
一触即発といった雰囲気になってしまったが恋歌がルフィの頭をぽんぽんと撫でたことによりルフィのぴりぴりとした空気が飛散した。
『私がここにいてはいけませんか?』
ク「どういう繋がりなのか聞いてんだ
白ひげの仲間ってわけじゃねぇんだろ?」
『海賊でもありませんよ
私が助けに行くのは家族を返してもらいに行くためです』
ク「家族だと?」
「ちょ、ちょっと待って!」
クロコダイルと恋歌の会話に入ってきたのはなんとも言えない格好をした顔のでかい男だ。
ル「イワちゃん」
イ「今から助けに行くエースとサボってやつは麦わらボーイの兄
そしてヴァナータも家族ということは…!」
イワンコフの言わんとしてることを理解した恋歌は口を開く。
『私とルフィ、エースとサボそして海の麗人ニーナは家族なんです
私は家族を奪い返すためにここにいる
それだけのことです』
イ「まさか!」
ク「はっ、そんな家族ごっこのために命を捨てに行くってか」
恋歌の言葉を嘲笑うクロコダイルをルフィが殴って止めさせた。
ル「ごっこなんかじゃねぇ!
母ちゃんがどれだけ俺らを大事にしてくれてるかも知らねぇくせに!!」
ク「誰が母ちゃんだって?」
ル「あ…」
ルフィはしまった、と言わんばかりに固まった。
イワ「今の流れからして母親はヴァナータね?」
『鋭いですね
その通りです』
イワ「ということはドラゴンの妻?」
『いえ、私とルフィに血の繋がりはありません』
イワ「そう
声からしてヴァナータだいぶ若いようだけど?」
『それは色々と事情がありまして』
イワンコフはそれ以上は何も聞いてこなかったが怪しむような視線は向けられていた。
ル「母ちゃん悪ぃ
また言っちまった」
『いいよ
もうあんまり海賊の人には隠してないしね
それよりなんか海面揺れてない?』
ル「なんでだ?」
「「「「!?」」」」
海面を覗いていると急に船が風に圧されて逆方向、つまり今までの道を戻りだした。
『これは…』
必死に船に掴まる乗組員たちだが、恋歌は空を飛んで後をついてきていた。
そして、ぴたっと止まったかと思うと今度は先ほどの恋歌の時と同じぐらいの早さで、正しい道を進みだした。
ル「なぁジンベエ!これって大丈夫なのか?」
ジンベエと呼ばれた魚人は何か考える素振りを見せて、ルフィに大丈夫だと告げた。
『白ひげさんですか?』
ジン「!?あ、ああ
こんなことができるのは親父さんだけじゃ」
『津波、来ますね』
ジン「なに、そんなことぐらいで死ぬような者はこの船には乗っとりゃせん
ところでわしはお前さんに会ったら話したいと思っとったんじゃ」
『?』