女ヶ島から帰ってきたあとの処刑までの六日間は作業と、それを使うためのちょっとした練習に費やした。

そう、今日が…処刑当日。

『うん

今のところこれが私の全力

前の世界の記憶を絞り出したからね

でもこれ全部使うにはちょっと時間かかるのがいたいけど、それを直してる時間はない』

恋歌は作ったものを全て指輪にしまい、桜姫になった。

今日はいつものワンピースではなく、動きやすさを重視して上はシャツで下は短パンだ。

『さぁ…

世界最強と言われた私と白ひげ海賊団相手にどう向こうが準備してきたのか…

エースもサボも死なせやしない

何をしても助けるからね』

エースのテンガロンハットをしっかりと持って他のものと同様に指輪にしまった。

恋歌はルフィが呼ぶ、正義の門に向けて地面を蹴った。












同時刻、海中。

マ「恋歌のやつはもう行ってるのか？」

サッチ「さぁな

でも準備とやらができたらすぐに来るだろ」

マ「あいつが来ねぇなんてことはねぇからない

俺はジョズが言った通り桜姫の準備が怖えぇよい」

ジ「今日お披露目ということか

思う存分暴れてくれるだろうよ」

イ「海軍本部ごと海に沈めるんじゃないか？」

ラ「おいおい冗談に聞こえねぇよ」

イ「そういや姫さんからの預かりもんはどうした？」

マ「親父と一緒に部屋ん中だ

あそこなら野郎共も簡単には入れねぇからな」

サッチ「妥当な判断だな

結局話してくれたの俺たち隊長にだけだしな」

イ「仕方ないさ

何か理由があるっていってたしな」

マ「そろそろだよい

気ぃ引き締めて行くよい!!」

サッチ「エースとサボは絶対取り返す！」