戦闘準備
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『はい、これで終わり』
三人の烙印を全て消し終えると、三人で背中を確認しあっている。
「ほんとに消えてる…」
「姉さま!」
ハ「ああ、これで皆に隠すことなく生活できる
桜姫様には感謝してもしきれませぬ」
『いいのよ
ルフィに良くしてくれたみたいだし、そのお礼だとでも思ってくれれば
明日もルフィを連れていってくれるんでしょう?
お願いしますね』
ハ「元よりルフィは無事に送る予定です
ご安心下さい
わらわからお願い事があるのですが…」
『なに?』
ルフィの時のことを聞くようにもじもじし始めたハンコックを首を傾げて見る。
ハ「その…お名前を教えていただきたいのです
桜姫様というお名前ではなく、本当の…
あ、隠しておられるのでしたらよいのですが!」
『恋歌』
ハ「へ?」
『私の名前
恋歌っていうの』
ハ「恋歌様…」
『様なんて付けなくていいよ』
ハ「いえ、わらわの尊敬するお方
それにルフィの母上とあらばそう呼ばねば!」
力説するように握り拳を作って言うハンコックに恋歌は何も言えなかった。
『もうお願い事っていうのはいいの?』
ハ「まだわらわの願いを聞いてくださるのか?」
『遠慮しなくていいよ』
ハンコックは少し考える素振りをして、おずおずといった感じで口を開いた。
ハ「お姿を…拝見しとうございます」
『姿?変装とった姿ってこと?』
ハ「はい
許されるなら桜姫様にお会いしたらどんな女性なのかを見たいと思っておりました」
『大したものじゃないけどね
女帝さんが綺麗だから私なんか見ても何とも思わないよ』
ハ「わらわの美しさなど恋歌様の尊さに比べれば…」
『そう言われると余計に見せずらい…
まぁいいか』
恋歌は全ての発動を解いてハンコックに笑いかけた。
「嘘…」
「姉さま、いえ私たちより若いんじゃない?」
「こんな小娘が桜姫なニョか?」
ル「失敬だな豆ばあさん」
見た瞬間固まってしまったハンコックは暫く恋歌を見つめると徐々に頬を染めて恋歌を抱き上げて頬擦りし始めた。
『え?』
ハ「愛らしゅうございます!恋歌様///
こんなに愛らしいお方、わらわ見たことがございません!!」
「蛇姫、キャラ変わっとらんかニョ」
『愛らしいって…///』
恋歌も絶世の美女に言われて恥ずかしそうにしている。
「姉さまがあんなになるなんて…」
「恐るべし桜姫」
ハ「はー…こんな愛らしいお方がわらわの憧れだったとは」
恋歌をおろしたあとも頬に手をあててキラキラした目で見ている。
『ルフィ…助けて…』
ル「んー…母ちゃんはエースのだからあんまそういうことすると怒られるぞ」
ハ「エースとはルフィの兄の名ではなかったか?」
ル「ああ!二人は"こいびと"ってやつだからな」
ルフィの言葉にショックを受けたような顔をするハンコック。
そのまま俯いてしまい、肩を震わせはじめた。
恋歌は泣いてしまったのかのわけもわからずおろおろしている。
側で見ているハンコックの妹たちに助けを求めようとしたがその前に手をがしっ、と握られてしまった。
もちろん握ったのはハンコックである。
ハ「愛する者のために戦場に赴くとはさすが恋歌様じゃ!!」
『えっと…』
ハ「わらわも見習わねば!
恋歌様の大切な方じゃ
わらわ全力を尽くしてお手伝いいたします!」
『あ、ありがとう』
目を見つめられながらそう言われると礼しか出てこなかった。
ハ「はっ!!しかしその者を助けに行くと恋歌様をとられてしまう…
いや、助けねば恋歌様が悲しむ…
ルフィも悲しむ…
あー!わらわはどうしたら!」
なぜか悶えはじめたハンコックに最早ついていけていない恋歌。
『どうしたらいいんでしょう』
「放っておけ
そのうち治る」
老婆にそう言われたため暫くハンコックはそのままにしておいた。
三人の烙印を全て消し終えると、三人で背中を確認しあっている。
「ほんとに消えてる…」
「姉さま!」
ハ「ああ、これで皆に隠すことなく生活できる
桜姫様には感謝してもしきれませぬ」
『いいのよ
ルフィに良くしてくれたみたいだし、そのお礼だとでも思ってくれれば
明日もルフィを連れていってくれるんでしょう?
お願いしますね』
ハ「元よりルフィは無事に送る予定です
ご安心下さい
わらわからお願い事があるのですが…」
『なに?』
ルフィの時のことを聞くようにもじもじし始めたハンコックを首を傾げて見る。
ハ「その…お名前を教えていただきたいのです
桜姫様というお名前ではなく、本当の…
あ、隠しておられるのでしたらよいのですが!」
『恋歌』
ハ「へ?」
『私の名前
恋歌っていうの』
ハ「恋歌様…」
『様なんて付けなくていいよ』
ハ「いえ、わらわの尊敬するお方
それにルフィの母上とあらばそう呼ばねば!」
力説するように握り拳を作って言うハンコックに恋歌は何も言えなかった。
『もうお願い事っていうのはいいの?』
ハ「まだわらわの願いを聞いてくださるのか?」
『遠慮しなくていいよ』
ハンコックは少し考える素振りをして、おずおずといった感じで口を開いた。
ハ「お姿を…拝見しとうございます」
『姿?変装とった姿ってこと?』
ハ「はい
許されるなら桜姫様にお会いしたらどんな女性なのかを見たいと思っておりました」
『大したものじゃないけどね
女帝さんが綺麗だから私なんか見ても何とも思わないよ』
ハ「わらわの美しさなど恋歌様の尊さに比べれば…」
『そう言われると余計に見せずらい…
まぁいいか』
恋歌は全ての発動を解いてハンコックに笑いかけた。
「嘘…」
「姉さま、いえ私たちより若いんじゃない?」
「こんな小娘が桜姫なニョか?」
ル「失敬だな豆ばあさん」
見た瞬間固まってしまったハンコックは暫く恋歌を見つめると徐々に頬を染めて恋歌を抱き上げて頬擦りし始めた。
『え?』
ハ「愛らしゅうございます!恋歌様///
こんなに愛らしいお方、わらわ見たことがございません!!」
「蛇姫、キャラ変わっとらんかニョ」
『愛らしいって…///』
恋歌も絶世の美女に言われて恥ずかしそうにしている。
「姉さまがあんなになるなんて…」
「恐るべし桜姫」
ハ「はー…こんな愛らしいお方がわらわの憧れだったとは」
恋歌をおろしたあとも頬に手をあててキラキラした目で見ている。
『ルフィ…助けて…』
ル「んー…母ちゃんはエースのだからあんまそういうことすると怒られるぞ」
ハ「エースとはルフィの兄の名ではなかったか?」
ル「ああ!二人は"こいびと"ってやつだからな」
ルフィの言葉にショックを受けたような顔をするハンコック。
そのまま俯いてしまい、肩を震わせはじめた。
恋歌は泣いてしまったのかのわけもわからずおろおろしている。
側で見ているハンコックの妹たちに助けを求めようとしたがその前に手をがしっ、と握られてしまった。
もちろん握ったのはハンコックである。
ハ「愛する者のために戦場に赴くとはさすが恋歌様じゃ!!」
『えっと…』
ハ「わらわも見習わねば!
恋歌様の大切な方じゃ
わらわ全力を尽くしてお手伝いいたします!」
『あ、ありがとう』
目を見つめられながらそう言われると礼しか出てこなかった。
ハ「はっ!!しかしその者を助けに行くと恋歌様をとられてしまう…
いや、助けねば恋歌様が悲しむ…
ルフィも悲しむ…
あー!わらわはどうしたら!」
なぜか悶えはじめたハンコックに最早ついていけていない恋歌。
『どうしたらいいんでしょう』
「放っておけ
そのうち治る」
老婆にそう言われたため暫くハンコックはそのままにしておいた。