対世界政府
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フーシャ村に着いた二人。
ニ「ルフィにはあのこと話さなくてよかったんですか?」
『私から話してもよかったんだけど私としてはルフィを危険な目に合わせたくないからね
でも自分で事件のことを知って、危険だとわかっていて、それでも行くと言うのなら全力で守るまでよ』
ニ「わかりました
私は白ひげ海賊団にいればいいんですよね?」
『公開処刑が確実なものになったらね
ニーナには悪いんだけど…』
ニ「いえ、恋歌があの二人を助けたいのはわかってますから」
『ごめんね、ありがとう
ガープさんに渡したものがどう作用するかで私の行動が決まるから』
それから数日。本部に帰ってきたガープからセンゴクに恋歌からの手紙が渡された。
セ「なんだこれは」
ガ「桜姫からの手紙じゃ」
セ「なんだと!?」
センゴクは手紙の主が桜姫だと聞いて焦ったように手紙を読み始めた。
セ「…………お前も読んでみるか?」
ガ「よいのか?」
手紙を読み終えたセンゴクは封筒に入っていた透明な珠を見ながらガープに手紙を渡した。
ガ「えーと
"はじめましてセンゴク元帥
今回はある二人の海賊について取引したくお手紙を書きました
白ひげ海賊団のエースとサボという二人を捕まえられたと思います
恐らくあなたならエースの父親のことも知っているはずです
そして見せしめのために公開処刑をお考えでしょう
ですが、それだと白ひげ海賊団との全面戦争になります
死傷者も沢山出ることでしょう
しかしそれはあなたも本意ではないはずです
もしそうなれば私も二人を返してもらいに行きます
返していただけると言うのなら白ひげ海賊団も説得しますし、私も攻撃はしません
私と白ひげ海賊団との全面戦争か平和的に解決なさるかはあなたが決めてください
一緒に入っている珠は私を一度呼ぶためのものです
割っていただければ割れた場所に行きます
できれば人払いをしていただけると嬉しいんですけど
決断されたら呼んでください
あと、この手紙をガープさんにも見せてもいいと思ったら見せてください
ガープさんなら同席してもらっても構いません
桜姫"
ほぉ…つまり海兵の命とあの二人の命、どちらをとるかということか」
セ「そのようだな
しかしガープよ
なぜお前だけ同席を許されとるんだ」
ガ「桜姫もわしの孫じゃからな」
セ「そうか…それならば納得…するか!!
なんでそれを早く言わんのだ!」
ガ「だって聞かれてないしー」
セ「拗ねても可愛くないわばかもの
それならば顔写真ぐらい提供せんか」
ガ「いやじゃ
桜姫はなそれはそれは美しいとだけ言っておいてやろう
そんな顔写真を載せたらファンができてしまうからの」
威張ってそう言うガープにセンゴクは頭を抱えた。
セ「わかったわかった
しかしこの申し出…」
ガ「お堅いお前さんのことじゃ
どうせ答えは始めから決まっておるんじゃろ?」
セ「受けるわけにはいかん
"正義"を掲げる我々は海賊を排除せねばならんからな
だが、こんな珠を使って桜姫を呼び寄せたとしても捕まるとは考えんのか?
ここは海軍本部、海兵はごまんといる」
ガ「わしも一度力を見せてもらったがの、強いぞ
わしでもあやつに傷ひとつつけることはできんかった」
セ「お前が?」
ガ「お主の決断をするのであれば兵力が今のままでは圧倒的に足りん
敗北するのは目に見えておる」
セ「……こちらもそれなりの覚悟がいるということか」
珠を見つめたまま黙ってしまったセンゴクをガープは静かに見ていた。
ニ「ルフィにはあのこと話さなくてよかったんですか?」
『私から話してもよかったんだけど私としてはルフィを危険な目に合わせたくないからね
でも自分で事件のことを知って、危険だとわかっていて、それでも行くと言うのなら全力で守るまでよ』
ニ「わかりました
私は白ひげ海賊団にいればいいんですよね?」
『公開処刑が確実なものになったらね
ニーナには悪いんだけど…』
ニ「いえ、恋歌があの二人を助けたいのはわかってますから」
『ごめんね、ありがとう
ガープさんに渡したものがどう作用するかで私の行動が決まるから』
それから数日。本部に帰ってきたガープからセンゴクに恋歌からの手紙が渡された。
セ「なんだこれは」
ガ「桜姫からの手紙じゃ」
セ「なんだと!?」
センゴクは手紙の主が桜姫だと聞いて焦ったように手紙を読み始めた。
セ「…………お前も読んでみるか?」
ガ「よいのか?」
手紙を読み終えたセンゴクは封筒に入っていた透明な珠を見ながらガープに手紙を渡した。
ガ「えーと
"はじめましてセンゴク元帥
今回はある二人の海賊について取引したくお手紙を書きました
白ひげ海賊団のエースとサボという二人を捕まえられたと思います
恐らくあなたならエースの父親のことも知っているはずです
そして見せしめのために公開処刑をお考えでしょう
ですが、それだと白ひげ海賊団との全面戦争になります
死傷者も沢山出ることでしょう
しかしそれはあなたも本意ではないはずです
もしそうなれば私も二人を返してもらいに行きます
返していただけると言うのなら白ひげ海賊団も説得しますし、私も攻撃はしません
私と白ひげ海賊団との全面戦争か平和的に解決なさるかはあなたが決めてください
一緒に入っている珠は私を一度呼ぶためのものです
割っていただければ割れた場所に行きます
できれば人払いをしていただけると嬉しいんですけど
決断されたら呼んでください
あと、この手紙をガープさんにも見せてもいいと思ったら見せてください
ガープさんなら同席してもらっても構いません
桜姫"
ほぉ…つまり海兵の命とあの二人の命、どちらをとるかということか」
セ「そのようだな
しかしガープよ
なぜお前だけ同席を許されとるんだ」
ガ「桜姫もわしの孫じゃからな」
セ「そうか…それならば納得…するか!!
なんでそれを早く言わんのだ!」
ガ「だって聞かれてないしー」
セ「拗ねても可愛くないわばかもの
それならば顔写真ぐらい提供せんか」
ガ「いやじゃ
桜姫はなそれはそれは美しいとだけ言っておいてやろう
そんな顔写真を載せたらファンができてしまうからの」
威張ってそう言うガープにセンゴクは頭を抱えた。
セ「わかったわかった
しかしこの申し出…」
ガ「お堅いお前さんのことじゃ
どうせ答えは始めから決まっておるんじゃろ?」
セ「受けるわけにはいかん
"正義"を掲げる我々は海賊を排除せねばならんからな
だが、こんな珠を使って桜姫を呼び寄せたとしても捕まるとは考えんのか?
ここは海軍本部、海兵はごまんといる」
ガ「わしも一度力を見せてもらったがの、強いぞ
わしでもあやつに傷ひとつつけることはできんかった」
セ「お前が?」
ガ「お主の決断をするのであれば兵力が今のままでは圧倒的に足りん
敗北するのは目に見えておる」
セ「……こちらもそれなりの覚悟がいるということか」
珠を見つめたまま黙ってしまったセンゴクをガープは静かに見ていた。