対世界政府
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壁を直したあとは案外あっさり帰っていったガープを見送る麦わらの一味。
日が暮れたらガープに自分の船まで来いと言われた。
『ふぅ…久しぶりに見ると迫力ある人だな』
サ「そんな言葉で片付けていいものなのか…」
ナ「いろいろと衝撃だったわ…」
どっと疲れた様子の一味。
ニ「ほんとに海軍の船に行くんですか?」
『まぁガープさんに言われたらいかなくちゃね
捕まえようとはしないと思うし』
フ「確かにそんな感じだったな
ところで麦わら、お前たちに話がある!」
フランキーがルフィたちの前にどんと座って、ルフィたちの新しい船を作らせてほしいと言った。
もちろんメリーを失ってしまった一味には有り難い話でフランキーに船を頼むことになった。
すでに製作しているらしく、もう少しで完成予定らしい。
『よかったね』
ル「ああ!これでまた冒険できる!」
嬉しそうなルフィたちを見て恋歌もフランキーと目を合わせて笑った。
外を見ればもうすぐ日の暮れる時間。
『じゃあそろそろ行ってくるね』
ル「歩いて行くのか?」
『たまにはね
飛んでばっかだと歩けなくなりそうだし』
冗談を言いながら遅れたらまた怒られそうだと、部屋をでていった。
船まで行けば事前に説明してくれていたのか海兵の人がガープのところまで案内してくれた。
「ガープ中将、お客様です!」
ガ「来たか」
ガープは甲板で椅子に座ってお茶を飲んでいた。
ガープの後ろにはルフィの友だちといっていた二人が控えている。
ガ「まぁ座れ」
ガープの前にひとつ用意されていた椅子に恋歌が促されて座る。
丸テーブルも用意され、その上に恋歌の分のお茶も置かれた。
『ありがとうございます』
「あ、え、いえ!」
笑って礼を言えばお茶を用意してくれたピンクの髪の男の子はあたふたしていた。
ガ「少しは落ち着かんか、コビー
それともこいつに惚れたか?」
コ「え!?そんな!僕はただ…」
ガ「ただ、なんじゃ?」
コ「ほんとにこの人があの悪名高い桜姫なのかなって…」
ぼそぼそとそう言うコビーにガープはため息をついてコビーを殴った。
ガ「人を見かけで判断するなといつも言うておるじゃろ!」
コ「ひぃ!すいません!」
『ていうか私悪名高いんですか?
そんなに悪いことした覚えないんですけど
それに懸賞金もあの金額なんなんですか?』
兼ねてから疑問だったことをせっかく海軍の人が前にいるんだしと聞いてみることにした。
ガ「まぁわしら海軍側には厄介な相手じゃからのぉ
神出鬼没正体不明、軍艦は簡単に何十隻も沈める、大将青雉でも相手にならん、しかし一般人には手を出さん
相手にする海賊も一般人に危害を加えるものたちばかり
お陰でこっちとしてもどう対処してもいいものか迷ったんじゃ」
『でも懸賞金だけ無駄にあがっていきますよ?』
ガ「それは天竜人のせいじゃ
お主自身にも心当たりがあるじゃろ?」
『まぁ…でも何年も前のことですし』
ガ「あやつらが時が経てば許すという種族ではないことぐらいわかっとるはずじゃ」
『はぁ…捕まる気はないですから別にいいんですけどね』
ガ「海軍前にしてよくそういうことが言えるわい」
『私を捕まえるって言うんならガープさんでも相手になりますよ』
そう恋歌が笑って言えばガープも豪快に笑った。
ガ「ばかたれ、青雉のやつでさえ相手にならんのにわしが勝てるはずないじゃろ」
あっさりそう言ったガープを信じられないというような目で見る後ろの二人。
ガ「そんなに信じられんと思うなら一度こいつに戦ってもらえ
一撃も当てられんわ!」
自慢気に言うガープになぜガープが自慢気なのだろうと苦笑いする恋歌。
『それはいいですけど私が怪我をしないように手加減できるのはこの世で四人だけだと言うことを覚えておいたほうがいいですよ』
つまりこの二人には怪我をしないという補償はどこにもないということ。
軽い言い方でそう言われたがどこか威圧感があり、二人は動くことも言葉を発することもできなかった。
ガ「これ恋歌、あまり虐めてやるな
もう十分力の差はわかった」
『そうですか
ルフィの友だちなら怪我させたくなかったんでよかったです』
何事もなかったかのようにお茶を飲む二人に、緊張の糸が切れたように座り込んでしまった。
『ま、もう少し強くなったら相手になりますよ
ルフィに勝てるぐらいになればね』
コ「ルフィさんより強く…」
ガ「言っておくがお前の目標のルフィより恋歌は何倍も強いぞ
ルフィでさえ恋歌には一発も当てられん」
コ「ルフィさんでも!?」
ガ「恋歌に勝ちたかったら死ぬ気で修行をすることじゃな!」
コ「でも恋歌さんって僕らと歳変わらないんじゃ…」
見た目は自分達とあまり変わらないように見える恋歌がそんなに強いと聞いていくつなのか気になった。
ヘ「あれ?でも麦わらのやつはこいつのこと母ちゃんって…」
ガ「こいつは正真正銘ルフィの育ての親じゃ
二十年ぐらい前から見た目は変わっとらんがな」
「「に、二十年!?」」
『現実って厳しいですね…』
歳はとらないと言ってもこの世界に来てからだいぶ時間が経ったものだと改めて思った。
日が暮れたらガープに自分の船まで来いと言われた。
『ふぅ…久しぶりに見ると迫力ある人だな』
サ「そんな言葉で片付けていいものなのか…」
ナ「いろいろと衝撃だったわ…」
どっと疲れた様子の一味。
ニ「ほんとに海軍の船に行くんですか?」
『まぁガープさんに言われたらいかなくちゃね
捕まえようとはしないと思うし』
フ「確かにそんな感じだったな
ところで麦わら、お前たちに話がある!」
フランキーがルフィたちの前にどんと座って、ルフィたちの新しい船を作らせてほしいと言った。
もちろんメリーを失ってしまった一味には有り難い話でフランキーに船を頼むことになった。
すでに製作しているらしく、もう少しで完成予定らしい。
『よかったね』
ル「ああ!これでまた冒険できる!」
嬉しそうなルフィたちを見て恋歌もフランキーと目を合わせて笑った。
外を見ればもうすぐ日の暮れる時間。
『じゃあそろそろ行ってくるね』
ル「歩いて行くのか?」
『たまにはね
飛んでばっかだと歩けなくなりそうだし』
冗談を言いながら遅れたらまた怒られそうだと、部屋をでていった。
船まで行けば事前に説明してくれていたのか海兵の人がガープのところまで案内してくれた。
「ガープ中将、お客様です!」
ガ「来たか」
ガープは甲板で椅子に座ってお茶を飲んでいた。
ガープの後ろにはルフィの友だちといっていた二人が控えている。
ガ「まぁ座れ」
ガープの前にひとつ用意されていた椅子に恋歌が促されて座る。
丸テーブルも用意され、その上に恋歌の分のお茶も置かれた。
『ありがとうございます』
「あ、え、いえ!」
笑って礼を言えばお茶を用意してくれたピンクの髪の男の子はあたふたしていた。
ガ「少しは落ち着かんか、コビー
それともこいつに惚れたか?」
コ「え!?そんな!僕はただ…」
ガ「ただ、なんじゃ?」
コ「ほんとにこの人があの悪名高い桜姫なのかなって…」
ぼそぼそとそう言うコビーにガープはため息をついてコビーを殴った。
ガ「人を見かけで判断するなといつも言うておるじゃろ!」
コ「ひぃ!すいません!」
『ていうか私悪名高いんですか?
そんなに悪いことした覚えないんですけど
それに懸賞金もあの金額なんなんですか?』
兼ねてから疑問だったことをせっかく海軍の人が前にいるんだしと聞いてみることにした。
ガ「まぁわしら海軍側には厄介な相手じゃからのぉ
神出鬼没正体不明、軍艦は簡単に何十隻も沈める、大将青雉でも相手にならん、しかし一般人には手を出さん
相手にする海賊も一般人に危害を加えるものたちばかり
お陰でこっちとしてもどう対処してもいいものか迷ったんじゃ」
『でも懸賞金だけ無駄にあがっていきますよ?』
ガ「それは天竜人のせいじゃ
お主自身にも心当たりがあるじゃろ?」
『まぁ…でも何年も前のことですし』
ガ「あやつらが時が経てば許すという種族ではないことぐらいわかっとるはずじゃ」
『はぁ…捕まる気はないですから別にいいんですけどね』
ガ「海軍前にしてよくそういうことが言えるわい」
『私を捕まえるって言うんならガープさんでも相手になりますよ』
そう恋歌が笑って言えばガープも豪快に笑った。
ガ「ばかたれ、青雉のやつでさえ相手にならんのにわしが勝てるはずないじゃろ」
あっさりそう言ったガープを信じられないというような目で見る後ろの二人。
ガ「そんなに信じられんと思うなら一度こいつに戦ってもらえ
一撃も当てられんわ!」
自慢気に言うガープになぜガープが自慢気なのだろうと苦笑いする恋歌。
『それはいいですけど私が怪我をしないように手加減できるのはこの世で四人だけだと言うことを覚えておいたほうがいいですよ』
つまりこの二人には怪我をしないという補償はどこにもないということ。
軽い言い方でそう言われたがどこか威圧感があり、二人は動くことも言葉を発することもできなかった。
ガ「これ恋歌、あまり虐めてやるな
もう十分力の差はわかった」
『そうですか
ルフィの友だちなら怪我させたくなかったんでよかったです』
何事もなかったかのようにお茶を飲む二人に、緊張の糸が切れたように座り込んでしまった。
『ま、もう少し強くなったら相手になりますよ
ルフィに勝てるぐらいになればね』
コ「ルフィさんより強く…」
ガ「言っておくがお前の目標のルフィより恋歌は何倍も強いぞ
ルフィでさえ恋歌には一発も当てられん」
コ「ルフィさんでも!?」
ガ「恋歌に勝ちたかったら死ぬ気で修行をすることじゃな!」
コ「でも恋歌さんって僕らと歳変わらないんじゃ…」
見た目は自分達とあまり変わらないように見える恋歌がそんなに強いと聞いていくつなのか気になった。
ヘ「あれ?でも麦わらのやつはこいつのこと母ちゃんって…」
ガ「こいつは正真正銘ルフィの育ての親じゃ
二十年ぐらい前から見た目は変わっとらんがな」
「「に、二十年!?」」
『現実って厳しいですね…』
歳はとらないと言ってもこの世界に来てからだいぶ時間が経ったものだと改めて思った。