対世界政府
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「「あ、兄貴ー!!大変だわいな!」」
フ「おう、お前らか
どうした」
どたばたと声を揃えながら入ってきたのはモズとキウイの双子。
「あ、姐さんもちょうどいいところに」
「とにかく大変なんだわいな!
早く麦わらたちのところに帰った方がいいわいな!」
ぐいぐいと腕を引っ張ってくる二人に何が大変なのかと首を傾げる恋歌とフランキー。
フ「落ち着けよお前ら
状況を説明しろっての」
「今町に海兵が来て!」
「海賊を出せって言ってるんだわいな!」
フ「なにぃ!?
まだ麦わらたちは本調子じゃねぇはずだろ!」
「麦わらのやつはまだ一度も目を覚ましてないらしいんだわいな!」
フ「おい恋歌!
麦わらんとこに急いで行くぞ!」
『…なぁんか嫌な予感しかしないんだけどね』
フ「ああ?ごちゃごちゃ言ってねぇで取り敢えず行くぞ!」
フ「やべぇ!もう海軍のやつら来てるぞ!」
急いでガレーラカンパニーの借家に来たがすでに海軍は壁を壊して中に入っていた。
『あの後ろ姿は…やっぱり…』
フランキーとモズとキウイが中に入っていくなか、恋歌は外で様子を伺うことにした。
「わしはお前を強い海兵にするために鍛えたんじゃ!
赤髪なんぞに毒されよって!
それから恋歌!
いるんじゃろ!?おるなら今のうちに出てきておいた方がよいぞ!」
手の骨をバキバキと鳴らしながらきょろきょろと辺りを見渡している。
ル「母ちゃん?そういやどこ行ったんだ?」
ナ「ばか!ルフィ黙ってたらいいのよ!」
「ほぉ…やはり来ておったか
わしの考えはあっとるようじゃの
さぁ!出てこい!」
ルフィはしまった!というような顔をしており、ナミに殴られていた。
恋歌はここで出ていかないと後々もっと怒鳴られそうだと思い渋々出ていくことにした。
『…なぜ私がここにいるとわかったんですか?
ガープさん』
ガ「おおっ、そんなところにおったのか!」
壊された壁から顔を出せば一瞬にして破顔するガープ。
『ガープさんにはいつかはバレるとは思ってたんですけどね』
ガ「当たり前じゃ
無茶ばかりしおって、今回はバスターコールを止めただと?
しかもほぼ一人で!何をやっとるんじゃ!」
ガープは恋歌の額に覇気を込めてデコピンをした。
『あいたっ…』
ガ「……そんな反応で済むもんじゃなかったんだかの」
覇気を込めたというのに恋歌は額が少し赤くなっているだけで大したことはなさそうだ。
『痛いものは痛いですよ
でもなんであれが私だとわかったんですか?』
ガ「あんなちゃっちい変装ごときでわしの目を誤魔化せると思うなよ
だが確信したのは今回の件じゃ
ルフィがあやつを母と呼んでおったことが報告されての
ルフィが母と呼ぶものはこの世でただ一人!
お主だけじゃ!」
『そんなのでわかるのはガープさんだけですよ
今まで誰にもバレたことなかったんですけどねぇ…』
ル「俺のせいか!?
母ちゃんごめん!」
ガープに怒られている理由が自分であると思いルフィは恋歌に謝る。
『別にいいよ
ガープさんだからわかったようなものだしね
そのうちバレることだったから』
しゅん、と肩を落としているルフィの頭に手を置いて恐らくガープに殴られて出来たであろうたんこぶを治してやる。
ガ「そういうところが甘いと昔から言うておるんじゃ!
だからエースのやつとも離して暮らさせたんじゃ!」
『いたっ…』
今度は拳骨が降ってきたが覇気は込められていなかったため何も防御はしなかったが普通に痛かった。
『でも可愛い子どもって甘やかしたくなるじゃないですか
それと一緒ですよ
今も昔も全員可愛いんです』
殴られた頭を押さえながらも笑って言う恋歌にガープはため息をついた。
ガ「それが恋歌の愛情なんだとはわかっとるがの…
しかしのぉ…それじゃあ強くは…」
『みんな十分強くなりました
それはガープさんにも伝わってるはずでしょう?』
ガープだって孫たちが可愛くないはずがないのだ。
恋歌とは違う愛情表現でも"愛"にはかわりない。
ガ「はぁ…恋歌には敵わん…
どちらかと言えばあの三人よりお主の方がわしらには厄介なんじゃ」
『そうですか?
そんなに大したことはしてないかと…』
ガ「ばかたれ!バスターコールを止められる人間などおるわけないじゃろ!」
『あれは成り行きですよ
バスターコールの標的をルフィたちにした海軍の人が悪いんです』
ガ「そんな理由で軍艦十隻も沈めたんか…
沈められたやつらが不敏じゃのぉ…
恋歌、お主にはあとで別の話がある
ちょっとそこで待っとれ」
そのあとはルフィを怒鳴って、ルフィの昔別れた友だちだと言う二人に会わせられ、ガープ自身が壊した壁を自らの手で直しているときにルフィの父親が革命家であるとばらしてしまい一時騒然となった。
ル「そんなすげぇやつなのか?父ちゃんって」
ガ「何言うとる
血の繋がりがないとはいえ母親も世界最強だと言われておるんじゃぞ!」
ル「あ、そっか」
「ガープ中将!それはどういう…」
ガープとルフィのやり取りが気になった一人の海兵が壁を直しながらガープに尋ねる。
ガ「あ?世界最強の女といえば一人しか思い当たらんじゃろ」
「桜姫ですか?」
ガ「なんじゃ、知っとるなら聞くな」
ル「桜姫は俺の母ちゃんだ!」
新たな新事実に海兵は白くなって固まってしまった。
「でもさっきあの人のこと母ちゃんって言ってなかったか?」
いち早く我に返った一人の海兵がひとつの疑問を口にして恋歌を見る。
ガ「なんじゃさっきの会話で察しておらんかったのか
こいつが桜姫の正体じゃ」
あっさり暴露してしまったガープに今度は麦わらの一味も固まってしまう。
『ガープさん…』
ガ「あ、これ内緒なんじゃったな
やっぱり今のなし」
ため息をつきながら言えばガープはすまなさそうに頭をかきながら全員に今の話を忘れろと言う。
『それは無理でしょう…』
ガ「安心せい
上のやつらには報告はせん
こいつらにもしっかり釘はさしておく
喋れば桜姫に標的にされるぞっての」
そう言って豪快に笑うガープにまぁいいかと思ってしまう恋歌だった。
フ「おう、お前らか
どうした」
どたばたと声を揃えながら入ってきたのはモズとキウイの双子。
「あ、姐さんもちょうどいいところに」
「とにかく大変なんだわいな!
早く麦わらたちのところに帰った方がいいわいな!」
ぐいぐいと腕を引っ張ってくる二人に何が大変なのかと首を傾げる恋歌とフランキー。
フ「落ち着けよお前ら
状況を説明しろっての」
「今町に海兵が来て!」
「海賊を出せって言ってるんだわいな!」
フ「なにぃ!?
まだ麦わらたちは本調子じゃねぇはずだろ!」
「麦わらのやつはまだ一度も目を覚ましてないらしいんだわいな!」
フ「おい恋歌!
麦わらんとこに急いで行くぞ!」
『…なぁんか嫌な予感しかしないんだけどね』
フ「ああ?ごちゃごちゃ言ってねぇで取り敢えず行くぞ!」
フ「やべぇ!もう海軍のやつら来てるぞ!」
急いでガレーラカンパニーの借家に来たがすでに海軍は壁を壊して中に入っていた。
『あの後ろ姿は…やっぱり…』
フランキーとモズとキウイが中に入っていくなか、恋歌は外で様子を伺うことにした。
「わしはお前を強い海兵にするために鍛えたんじゃ!
赤髪なんぞに毒されよって!
それから恋歌!
いるんじゃろ!?おるなら今のうちに出てきておいた方がよいぞ!」
手の骨をバキバキと鳴らしながらきょろきょろと辺りを見渡している。
ル「母ちゃん?そういやどこ行ったんだ?」
ナ「ばか!ルフィ黙ってたらいいのよ!」
「ほぉ…やはり来ておったか
わしの考えはあっとるようじゃの
さぁ!出てこい!」
ルフィはしまった!というような顔をしており、ナミに殴られていた。
恋歌はここで出ていかないと後々もっと怒鳴られそうだと思い渋々出ていくことにした。
『…なぜ私がここにいるとわかったんですか?
ガープさん』
ガ「おおっ、そんなところにおったのか!」
壊された壁から顔を出せば一瞬にして破顔するガープ。
『ガープさんにはいつかはバレるとは思ってたんですけどね』
ガ「当たり前じゃ
無茶ばかりしおって、今回はバスターコールを止めただと?
しかもほぼ一人で!何をやっとるんじゃ!」
ガープは恋歌の額に覇気を込めてデコピンをした。
『あいたっ…』
ガ「……そんな反応で済むもんじゃなかったんだかの」
覇気を込めたというのに恋歌は額が少し赤くなっているだけで大したことはなさそうだ。
『痛いものは痛いですよ
でもなんであれが私だとわかったんですか?』
ガ「あんなちゃっちい変装ごときでわしの目を誤魔化せると思うなよ
だが確信したのは今回の件じゃ
ルフィがあやつを母と呼んでおったことが報告されての
ルフィが母と呼ぶものはこの世でただ一人!
お主だけじゃ!」
『そんなのでわかるのはガープさんだけですよ
今まで誰にもバレたことなかったんですけどねぇ…』
ル「俺のせいか!?
母ちゃんごめん!」
ガープに怒られている理由が自分であると思いルフィは恋歌に謝る。
『別にいいよ
ガープさんだからわかったようなものだしね
そのうちバレることだったから』
しゅん、と肩を落としているルフィの頭に手を置いて恐らくガープに殴られて出来たであろうたんこぶを治してやる。
ガ「そういうところが甘いと昔から言うておるんじゃ!
だからエースのやつとも離して暮らさせたんじゃ!」
『いたっ…』
今度は拳骨が降ってきたが覇気は込められていなかったため何も防御はしなかったが普通に痛かった。
『でも可愛い子どもって甘やかしたくなるじゃないですか
それと一緒ですよ
今も昔も全員可愛いんです』
殴られた頭を押さえながらも笑って言う恋歌にガープはため息をついた。
ガ「それが恋歌の愛情なんだとはわかっとるがの…
しかしのぉ…それじゃあ強くは…」
『みんな十分強くなりました
それはガープさんにも伝わってるはずでしょう?』
ガープだって孫たちが可愛くないはずがないのだ。
恋歌とは違う愛情表現でも"愛"にはかわりない。
ガ「はぁ…恋歌には敵わん…
どちらかと言えばあの三人よりお主の方がわしらには厄介なんじゃ」
『そうですか?
そんなに大したことはしてないかと…』
ガ「ばかたれ!バスターコールを止められる人間などおるわけないじゃろ!」
『あれは成り行きですよ
バスターコールの標的をルフィたちにした海軍の人が悪いんです』
ガ「そんな理由で軍艦十隻も沈めたんか…
沈められたやつらが不敏じゃのぉ…
恋歌、お主にはあとで別の話がある
ちょっとそこで待っとれ」
そのあとはルフィを怒鳴って、ルフィの昔別れた友だちだと言う二人に会わせられ、ガープ自身が壊した壁を自らの手で直しているときにルフィの父親が革命家であるとばらしてしまい一時騒然となった。
ル「そんなすげぇやつなのか?父ちゃんって」
ガ「何言うとる
血の繋がりがないとはいえ母親も世界最強だと言われておるんじゃぞ!」
ル「あ、そっか」
「ガープ中将!それはどういう…」
ガープとルフィのやり取りが気になった一人の海兵が壁を直しながらガープに尋ねる。
ガ「あ?世界最強の女といえば一人しか思い当たらんじゃろ」
「桜姫ですか?」
ガ「なんじゃ、知っとるなら聞くな」
ル「桜姫は俺の母ちゃんだ!」
新たな新事実に海兵は白くなって固まってしまった。
「でもさっきあの人のこと母ちゃんって言ってなかったか?」
いち早く我に返った一人の海兵がひとつの疑問を口にして恋歌を見る。
ガ「なんじゃさっきの会話で察しておらんかったのか
こいつが桜姫の正体じゃ」
あっさり暴露してしまったガープに今度は麦わらの一味も固まってしまう。
『ガープさん…』
ガ「あ、これ内緒なんじゃったな
やっぱり今のなし」
ため息をつきながら言えばガープはすまなさそうに頭をかきながら全員に今の話を忘れろと言う。
『それは無理でしょう…』
ガ「安心せい
上のやつらには報告はせん
こいつらにもしっかり釘はさしておく
喋れば桜姫に標的にされるぞっての」
そう言って豪快に笑うガープにまぁいいかと思ってしまう恋歌だった。