対世界政府
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その日はルフィたちは一度も起きることなく夜を迎えた。
恋歌は眠ることはせずに屋根の上に座って星を眺めていた。
『(そろそろエースとティーチが戦うはず
負ければ原作通り頂上戦争が始まる
でも原作とは違ってサボが一緒にいる
どうなるかはわからない
できれば止めたい、今から止めればまだ間に合う…
だけどそれじゃあ白ひげのみんなに愛されてるって感じることも、生まれてきてよかったって思うこともなくなるかもしれない
サッチさんを、仲間を傷つけられたっていう怒りを踏みにじることになる
それだけは嫌
二人とも愛されて生きてるんだってわかってほしいし、大切な仲間を傷つけられて怒るっていう気持ちは痛いほどわかる)』
恋歌は指輪にしまっていた二人のビブルカードを取り出す。
『(この世界に来る前に最後に見た原作はエースが死んだところ
その時はただ悲しかっただけだった
でもこの世界に来て一番変えたかった未来…"エースの死"
変えるために守るための力をもらった
サボだって原作にでてきてないってことは恐らくあの時天竜人からの攻撃で何かあったんだと思う
それにたとえ頂上戦争になっても私は助けに行く
二人が負けるなんて思いたくないけど私がこの世界にいる時点で原作は変わってる
守りたいものは何がなんでも守る
それが私にできることで、私がこの世界ですべきこと
私の世界を崩させはしない)』
恋歌は立ち上がって夜空に手を伸ばした。
『(この世界での私の大事な"家族"を誰一人として傷つけさせはしない
何があろうとどこに行こうと必ず助けに行くから
安心して戦ってね、エース、サボ)』
恋歌の心の声に応えるように流れ星がひとつ流れた。
次の日、ルフィ以外の一味は全員起きたがチョッパーと恋歌に治療してもらっている。
チョ「今回は包帯すぐに取るなよ」
ゾ「だってあれ動きづらいだろ」
チョ「動くなよ!」
ゾロはチョッパーに包帯を巻いてもらっているが、動きづらいことに顔をしかめている。
恋歌は今ナミの治療をしている最中だ。
ナ「包帯も巻けるのね」
『まぁ昔はみんな森で生活してたからね』
ナ「うちの船長のやんちゃっぷりを見てたら何となくわかるわ」
普通に傷を治してもいいのだが、致命傷は何もないので一味がいいと言ったのだ。
自分の傷は自分で治すと。
『はい、おしまい』
ナ「ありがと
そういえばさっき外に行ったらフランキーが恋歌が暇になったら廃船場に来てくれって言ってたわよ?」
『フランキーが?
じゃあちょっと行ってくるね』
ナ「いってらっしゃい」
『フランキー、来たよ』
フ「お、来たか
わざわざすまねぇな」
『ううん』
廃船場で何かを造っていたフランキーは手を止めてその辺の材木に座る。
恋歌もそれにならって近くの材木に腰かけた。
フ「約束しただろ?
家族のこと話してくれるってよ」
『覚えててくれたんだ
言ったと思うけど私家族の話長いよ?』
フ「上等だ」
恋歌は自分の家族がどれだけ大事でどれだけ大好きか、子どもの頃のみんながどれだけ可愛かったか、桜姫をしている理由、いろんなことを話した。
一番驚いていたのはエースとサボがルフィとニーナの兄であるということだ。
二人とも白ひげにいるだけあって有名人らしい。
フ「なんつー家族だよ
でも恋歌は18だって言ってたろ
確か火拳と神剣のやつはもっと上だったと思うんだが」
『二人は20歳だよ
私の方が一応二つ年下』
フ「それなのに母親なのか?」
『なんでかっていうのは言えないけど二人とも母親だって思ってくれてるっていうのは自信をもって言えるの』
フ「ま、言いたくねぇんなら無理には聞かねぇよ
しっかし話せば話すほどただの女って感じだな
桜姫だなんて思えねぇ」
『それよく言われる
そんなことないと思うんだけどなぁ』
フ「海軍のやつらもお前を見ただけじゃ誰も桜姫だとは思わねぇよ
けど恋歌を捕まえて海軍に差し出せば一生遊んで暮らせる金が手に入るんだもんな
世の中不思議なもんだ」
『ははは、金額が大袈裟なんだよ
そんなに大金かけられるほどのことはしてないよ』
恋歌は眠ることはせずに屋根の上に座って星を眺めていた。
『(そろそろエースとティーチが戦うはず
負ければ原作通り頂上戦争が始まる
でも原作とは違ってサボが一緒にいる
どうなるかはわからない
できれば止めたい、今から止めればまだ間に合う…
だけどそれじゃあ白ひげのみんなに愛されてるって感じることも、生まれてきてよかったって思うこともなくなるかもしれない
サッチさんを、仲間を傷つけられたっていう怒りを踏みにじることになる
それだけは嫌
二人とも愛されて生きてるんだってわかってほしいし、大切な仲間を傷つけられて怒るっていう気持ちは痛いほどわかる)』
恋歌は指輪にしまっていた二人のビブルカードを取り出す。
『(この世界に来る前に最後に見た原作はエースが死んだところ
その時はただ悲しかっただけだった
でもこの世界に来て一番変えたかった未来…"エースの死"
変えるために守るための力をもらった
サボだって原作にでてきてないってことは恐らくあの時天竜人からの攻撃で何かあったんだと思う
それにたとえ頂上戦争になっても私は助けに行く
二人が負けるなんて思いたくないけど私がこの世界にいる時点で原作は変わってる
守りたいものは何がなんでも守る
それが私にできることで、私がこの世界ですべきこと
私の世界を崩させはしない)』
恋歌は立ち上がって夜空に手を伸ばした。
『(この世界での私の大事な"家族"を誰一人として傷つけさせはしない
何があろうとどこに行こうと必ず助けに行くから
安心して戦ってね、エース、サボ)』
恋歌の心の声に応えるように流れ星がひとつ流れた。
次の日、ルフィ以外の一味は全員起きたがチョッパーと恋歌に治療してもらっている。
チョ「今回は包帯すぐに取るなよ」
ゾ「だってあれ動きづらいだろ」
チョ「動くなよ!」
ゾロはチョッパーに包帯を巻いてもらっているが、動きづらいことに顔をしかめている。
恋歌は今ナミの治療をしている最中だ。
ナ「包帯も巻けるのね」
『まぁ昔はみんな森で生活してたからね』
ナ「うちの船長のやんちゃっぷりを見てたら何となくわかるわ」
普通に傷を治してもいいのだが、致命傷は何もないので一味がいいと言ったのだ。
自分の傷は自分で治すと。
『はい、おしまい』
ナ「ありがと
そういえばさっき外に行ったらフランキーが恋歌が暇になったら廃船場に来てくれって言ってたわよ?」
『フランキーが?
じゃあちょっと行ってくるね』
ナ「いってらっしゃい」
『フランキー、来たよ』
フ「お、来たか
わざわざすまねぇな」
『ううん』
廃船場で何かを造っていたフランキーは手を止めてその辺の材木に座る。
恋歌もそれにならって近くの材木に腰かけた。
フ「約束しただろ?
家族のこと話してくれるってよ」
『覚えててくれたんだ
言ったと思うけど私家族の話長いよ?』
フ「上等だ」
恋歌は自分の家族がどれだけ大事でどれだけ大好きか、子どもの頃のみんながどれだけ可愛かったか、桜姫をしている理由、いろんなことを話した。
一番驚いていたのはエースとサボがルフィとニーナの兄であるということだ。
二人とも白ひげにいるだけあって有名人らしい。
フ「なんつー家族だよ
でも恋歌は18だって言ってたろ
確か火拳と神剣のやつはもっと上だったと思うんだが」
『二人は20歳だよ
私の方が一応二つ年下』
フ「それなのに母親なのか?」
『なんでかっていうのは言えないけど二人とも母親だって思ってくれてるっていうのは自信をもって言えるの』
フ「ま、言いたくねぇんなら無理には聞かねぇよ
しっかし話せば話すほどただの女って感じだな
桜姫だなんて思えねぇ」
『それよく言われる
そんなことないと思うんだけどなぁ』
フ「海軍のやつらもお前を見ただけじゃ誰も桜姫だとは思わねぇよ
けど恋歌を捕まえて海軍に差し出せば一生遊んで暮らせる金が手に入るんだもんな
世の中不思議なもんだ」
『ははは、金額が大袈裟なんだよ
そんなに大金かけられるほどのことはしてないよ』