対世界政府
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『【四獣塞門解除】』
恋歌がそう呟けば巨大な箱は消え、代わりに現れたのはたくさんの人。
フ「まさか…」
どさどさと落ちてくるが、一番に落ちてきたのは一番重い巨人だったのでそれがクッションになったようだ。
ニ「海軍まで助けたんですか?」
『うん、あの長官のせいで死ぬのはさすがにかわいそうかなって』
ニ「それもそうですね
あのあほのせいであんなことになったんですから」
『あほって…』
ニーナの言い様に苦笑いを浮かべていたが、助かった人たちは感動の再会を果たしていた。
フランキーは子分たちと、アイスバーグはガレーラカンパニーの大工たちと、海軍は互いの無事を喜んでいた。
ア「しかしお前たちどうやってあの砲撃の中を生き残ったんだ?」
パ「助けてくれたんですよ
あそこにいるやつが」
パウリーの目線の先にはニーナと話している恋歌がいた。
ア「まさか伝説とまで言われている桜姫をこの目で拝めるとはな
礼を言わねばならないようだ
ちょっといいか」
『私ですか?』
ア「うちの社員を助けてくれたそうだな
ほんとにありがとう」
恋歌に頭を下げて礼を言うアイスバーグの頭を慌ててあげさせる。
『いえっ、大したことしてないですし
頭をあげてください』
フ「いや、あほバーグの言う通りだ
俺も子分たちを助けてくれてありがとうよ
俺からも礼を言わせてもらう」
フランキーまで頭を下げたことで恋歌はどうしようかとおろおろしている。
そんな様子が伝わったのかアイスバーグとフランキーは大声で笑い出した。
『え?何ですか?』
ア「いやいや、笑ってすまない
予想とかけ離れた反応だったのでね」
フ「ほんと見てて飽きねぇな
お嬢ちゃん気に入った!」
『予想?何のこと?』
ニ「恐らく桜姫という人格を想像してたんじゃないですか?
でも実際会ってみると想像とは全然違うものだったみたいな?」
ア「もっとふんぞり返って助けた礼をしろ!
さもなくば助けた者たちを殺すぞ!
みたいなことを言われると思ってたよ」
『そんなこと言いませんよ…』
ちょっと拗ねたような言い方をする恋歌に再び二人は笑いだす。
フ「まぁなんにせよお嬢ちゃんはあいつらの命の恩人だ
丁寧にもてなせよ、あほバーグ」
ア「言われなくてもそうするつもりだ、ばかンキー
もちろん正体も言うつもりはないから安心したまえ」
フ「あほかお前
言ったらこのお嬢ちゃんに殺されるぞ」
ア「それもそうだな!」
冗談を言い合う二人に恋歌もニーナも呆れ顔だ。
ア「だが問題は俺よりあいつらの方じゃないのか?」
アイスバーグが言ったのは助けた海兵たち。
フ「確かにな
今回の件に桜姫が関与したっていうのは知れ渡ってるだろうがあいつらがどこかでお嬢ちゃんの顔を見たかもしれねぇ」
ア「それを上に報告でもされたら…」
フ「今のうちに記憶が飛ぶぐらい殴っとくか」
ア「よし、うちの社員全員呼ぼう」
『ちょっ、ちょっと待ってください!』
「「ん?」」
物騒なことを言い始める二人を必死に止める。
アイスバーグは電伝虫を取り出して連絡しようとしているし、フランキーは改造された腕を海兵に向けている。
『それじゃあ助けた意味ないじゃないですか』
せっかく助けたのにここで怪我をさせてしまったりしたら助けた意味がなくなってしまう。
フ「だがよ…」
『いいんです
バレたらそれはそれで
よくこんなに長い間バレなかったと自分でも思ってるんで』
「大丈夫です!」
「俺ら命の恩人に恩を仇で返すほどだめな人間じゃないっすよ!」
恋歌は多少諦め気味だったが、海兵たちはそれを聞いていて騒ぎ立てる。
「敵にまで情けをかけてくれたあんたの優しさに感動した!」
「ありがとう!」
海兵たちから上がる歓声にアイスバーグもフランキーもふっ、と笑った。
『でもそれじゃあ上の人に怒られるんじゃ…』
「これだけの人数で知らないと言えば納得しますよ」
『まぁ、確かに…
じゃあお言葉に甘えて私がこの戦いに関与したことは言っても大丈夫なのでもし顔を見た人がいたらそれだけは言わないでください』
「「「「了解しました!!」」」」
全員の敬礼にその場が和み、海兵は本部への連絡のために帰っていった。
フ「お嬢ちゃん大したもんだよ
敵に敬礼させるとはな」
『ふふっ、始めて敬礼された
それからフランキー』
フ「なんだ」
『私は恋歌
お嬢ちゃんじゃないわ』
フ「そうか
あんたから直接名前が聞けてよかった
よろしくな恋歌」
恋歌がそう呟けば巨大な箱は消え、代わりに現れたのはたくさんの人。
フ「まさか…」
どさどさと落ちてくるが、一番に落ちてきたのは一番重い巨人だったのでそれがクッションになったようだ。
ニ「海軍まで助けたんですか?」
『うん、あの長官のせいで死ぬのはさすがにかわいそうかなって』
ニ「それもそうですね
あのあほのせいであんなことになったんですから」
『あほって…』
ニーナの言い様に苦笑いを浮かべていたが、助かった人たちは感動の再会を果たしていた。
フランキーは子分たちと、アイスバーグはガレーラカンパニーの大工たちと、海軍は互いの無事を喜んでいた。
ア「しかしお前たちどうやってあの砲撃の中を生き残ったんだ?」
パ「助けてくれたんですよ
あそこにいるやつが」
パウリーの目線の先にはニーナと話している恋歌がいた。
ア「まさか伝説とまで言われている桜姫をこの目で拝めるとはな
礼を言わねばならないようだ
ちょっといいか」
『私ですか?』
ア「うちの社員を助けてくれたそうだな
ほんとにありがとう」
恋歌に頭を下げて礼を言うアイスバーグの頭を慌ててあげさせる。
『いえっ、大したことしてないですし
頭をあげてください』
フ「いや、あほバーグの言う通りだ
俺も子分たちを助けてくれてありがとうよ
俺からも礼を言わせてもらう」
フランキーまで頭を下げたことで恋歌はどうしようかとおろおろしている。
そんな様子が伝わったのかアイスバーグとフランキーは大声で笑い出した。
『え?何ですか?』
ア「いやいや、笑ってすまない
予想とかけ離れた反応だったのでね」
フ「ほんと見てて飽きねぇな
お嬢ちゃん気に入った!」
『予想?何のこと?』
ニ「恐らく桜姫という人格を想像してたんじゃないですか?
でも実際会ってみると想像とは全然違うものだったみたいな?」
ア「もっとふんぞり返って助けた礼をしろ!
さもなくば助けた者たちを殺すぞ!
みたいなことを言われると思ってたよ」
『そんなこと言いませんよ…』
ちょっと拗ねたような言い方をする恋歌に再び二人は笑いだす。
フ「まぁなんにせよお嬢ちゃんはあいつらの命の恩人だ
丁寧にもてなせよ、あほバーグ」
ア「言われなくてもそうするつもりだ、ばかンキー
もちろん正体も言うつもりはないから安心したまえ」
フ「あほかお前
言ったらこのお嬢ちゃんに殺されるぞ」
ア「それもそうだな!」
冗談を言い合う二人に恋歌もニーナも呆れ顔だ。
ア「だが問題は俺よりあいつらの方じゃないのか?」
アイスバーグが言ったのは助けた海兵たち。
フ「確かにな
今回の件に桜姫が関与したっていうのは知れ渡ってるだろうがあいつらがどこかでお嬢ちゃんの顔を見たかもしれねぇ」
ア「それを上に報告でもされたら…」
フ「今のうちに記憶が飛ぶぐらい殴っとくか」
ア「よし、うちの社員全員呼ぼう」
『ちょっ、ちょっと待ってください!』
「「ん?」」
物騒なことを言い始める二人を必死に止める。
アイスバーグは電伝虫を取り出して連絡しようとしているし、フランキーは改造された腕を海兵に向けている。
『それじゃあ助けた意味ないじゃないですか』
せっかく助けたのにここで怪我をさせてしまったりしたら助けた意味がなくなってしまう。
フ「だがよ…」
『いいんです
バレたらそれはそれで
よくこんなに長い間バレなかったと自分でも思ってるんで』
「大丈夫です!」
「俺ら命の恩人に恩を仇で返すほどだめな人間じゃないっすよ!」
恋歌は多少諦め気味だったが、海兵たちはそれを聞いていて騒ぎ立てる。
「敵にまで情けをかけてくれたあんたの優しさに感動した!」
「ありがとう!」
海兵たちから上がる歓声にアイスバーグもフランキーもふっ、と笑った。
『でもそれじゃあ上の人に怒られるんじゃ…』
「これだけの人数で知らないと言えば納得しますよ」
『まぁ、確かに…
じゃあお言葉に甘えて私がこの戦いに関与したことは言っても大丈夫なのでもし顔を見た人がいたらそれだけは言わないでください』
「「「「了解しました!!」」」」
全員の敬礼にその場が和み、海兵は本部への連絡のために帰っていった。
フ「お嬢ちゃん大したもんだよ
敵に敬礼させるとはな」
『ふふっ、始めて敬礼された
それからフランキー』
フ「なんだ」
『私は恋歌
お嬢ちゃんじゃないわ』
フ「そうか
あんたから直接名前が聞けてよかった
よろしくな恋歌」