対世界政府
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ルフィ「生きたいと言えー!!!!!!」
今日聞いたなかで一番の声で叫ばれロビンは何かを堪えるように唇を咬む。
ロ「(望んではいけないことだと思ってた…
やっとできた気の許せる仲間とこんな私を友達だと言ってくれて守ってくれようとしてくれる恋歌がいる
失いたくなかった…失うのが怖かった…
もう大切な人を失うことは嫌だった…
私が幸福を望めば大事な仲間が、友達が世界に狙われるって…
生きていてはいけないんだと…望むことは許されないと思ってた…
でも…ほんの少しだけ望みを言っていいなら…)」
ロビンは横にいる恋歌を見ると笑顔で頷かれた。
まるで望んでもいいと言われているように。
ロビンは堪えていた涙をぽろぽろと流しながらルフィに望みを言うために口を開いた。
ロ「生ぎだい"!!!!
私も一緒に海へ連れてって!!」
そのロビンの言葉に全員が笑顔になる。
ルフィ「よっしゃっ!
行くぞみんな!」
『あ、ニーナだけ借りるわね
手伝ってほしいことがあるから』
ニ「わかりました」
恋歌はニーナを抱えてまたロビンの横に立つ。
ス「そんなやつ連れてくるなんて聞いてねぇぞ!!」
『誰も連れてこないとも言っていません
危害は加えませんから安心してください』
ニ「気安く海軍の人間が桜姫に話しかけるな」
『ニーナ?』
鋭く睨み付けられたスパンダムは怯えて尻餅をついた。
ここまで人を睨み付けるニーナは見たことがなかった。
確か二人は初対面のはずだ。
なのにニーナはこんなにも怒りをあらわにしている。
ニ「あ、すいません…」
『ううん、気にしないで』
ルフィたちは橋を降ろしてこちらに来る予定だったようだが、途中で大砲が撃たれ、中途半端なところで橋が止まってしまった。
橋のところにフランキーの手下もいるらしくフランキーは無事な声を聞けて泣いている。
『何か来る…』
遠くから汽笛が聞こえた。
意味がわかった恋歌は海ではないのにと海列車をすごいと思った。
ルフィ「ロビン!待ってろよ!
すぐに行くからな」
そう言って仲間を巻き込みながら滝に落ちていく。
フ「俺も行くぜ!」
なぜかフランキーまで縛られたまま滝に自ら落ちていく。
『鎖ぐらいはね…ニーナお願い』
恋歌はニーナに頼んでフランキーの鎖を斬ってもらった。
ベストなタイミングで出てきた海列車、ロケットマンは麦わらの一味、フランキーを乗せて司法の塔へ突っ込んできた。
それによる振動が上の階にまで響き渡った。
ス「とうとうここまで来ちまいやがった…」
さーっと青くなるスパンダムを放ってニーナとロビンを部屋へ戻す。
ニ「何を手伝うんですか?」
『さっきから声がするのよ』
ニ「声?誰のですか?」
『確信がもてないから行ってみようと思ってね
そこにニーナも着いてきてほしいの
私の予想が当たっていたら適任者はニーナだから』
ニ「私でお役にたてるのでしたら」
『ロビンはここにいて
私はすぐに帰ってくるし、あの人はロビンに触れない
一応安全だと思うから』
ロ「わかったわ」
もうロビンに死にたいという気持ちは微塵もないようだ。
素直に頷いてルフィたちが来るのを待っていると言う。
『じゃあ行きましょう』
恋歌はニーナを連れて部屋の外に走っていった。
恋歌たちが着いたのは地下道だった。
『この辺から気配がするのよね…』
ニ「こんなところに何があるんです?」
『多分この辺に…
あ、いた!』
ニ「これは…」
恋歌が声がすると言って進んできた通路の先には見慣れたルフィたちのもう一人の仲間、ゴーイングメリー号があった。
ニ「なんでこんなところに…」
恋歌はメリー号に近づいて手をあてる。
『ずっと私を呼んでたのはあなた?』
"そうだよ"
二人以外誰もいないはずの地下通路から子どものような声が聞こえる。
いや、聞こえると言うより直に脳に語りかけているようだ。
『私にしてほしいことがあるって言ってたよね?』
"僕はもう動くことはできない
でも最後までみんなと一緒に戦いたいんだ
これが最後でいい
一度だけ僕を動けるようにして"
ニ「メリー…」
『…もう一度動けばあなたは二度と動けなくなる
ルフィたちとの冒険は続けられなくなるよ
それでもいいの?』
"僕はみんなにとても大事にしてもらって幸せだった
だから最後に恩返しがしたいんだ
たとえ僕がここで動けなくなったってみんなは僕を忘れたりしない
でもみんなには誰一人としていなくなってほしくないんだ"
恋歌は暫くメリー号を見つめていたが、やがて諦めたようにため息をついた。
『ルフィの大切な仲間を危険な目にあわせたくはなかったんだけどあなたの意志は固いみたいね』
ニ「それじゃあ…」
『動けるぐらいまで直しましょう
ただし私は直すだけよ
海に出るときにはニーナを頼って』
ニ「なるほど
水が操れる私ならメリーを好きなところに連れていける」
『そう、これがあなたの最後の願いだというのなら全力で力を貸すわ』
"ありがとう
本当にありがとう!"
今日聞いたなかで一番の声で叫ばれロビンは何かを堪えるように唇を咬む。
ロ「(望んではいけないことだと思ってた…
やっとできた気の許せる仲間とこんな私を友達だと言ってくれて守ってくれようとしてくれる恋歌がいる
失いたくなかった…失うのが怖かった…
もう大切な人を失うことは嫌だった…
私が幸福を望めば大事な仲間が、友達が世界に狙われるって…
生きていてはいけないんだと…望むことは許されないと思ってた…
でも…ほんの少しだけ望みを言っていいなら…)」
ロビンは横にいる恋歌を見ると笑顔で頷かれた。
まるで望んでもいいと言われているように。
ロビンは堪えていた涙をぽろぽろと流しながらルフィに望みを言うために口を開いた。
ロ「生ぎだい"!!!!
私も一緒に海へ連れてって!!」
そのロビンの言葉に全員が笑顔になる。
ルフィ「よっしゃっ!
行くぞみんな!」
『あ、ニーナだけ借りるわね
手伝ってほしいことがあるから』
ニ「わかりました」
恋歌はニーナを抱えてまたロビンの横に立つ。
ス「そんなやつ連れてくるなんて聞いてねぇぞ!!」
『誰も連れてこないとも言っていません
危害は加えませんから安心してください』
ニ「気安く海軍の人間が桜姫に話しかけるな」
『ニーナ?』
鋭く睨み付けられたスパンダムは怯えて尻餅をついた。
ここまで人を睨み付けるニーナは見たことがなかった。
確か二人は初対面のはずだ。
なのにニーナはこんなにも怒りをあらわにしている。
ニ「あ、すいません…」
『ううん、気にしないで』
ルフィたちは橋を降ろしてこちらに来る予定だったようだが、途中で大砲が撃たれ、中途半端なところで橋が止まってしまった。
橋のところにフランキーの手下もいるらしくフランキーは無事な声を聞けて泣いている。
『何か来る…』
遠くから汽笛が聞こえた。
意味がわかった恋歌は海ではないのにと海列車をすごいと思った。
ルフィ「ロビン!待ってろよ!
すぐに行くからな」
そう言って仲間を巻き込みながら滝に落ちていく。
フ「俺も行くぜ!」
なぜかフランキーまで縛られたまま滝に自ら落ちていく。
『鎖ぐらいはね…ニーナお願い』
恋歌はニーナに頼んでフランキーの鎖を斬ってもらった。
ベストなタイミングで出てきた海列車、ロケットマンは麦わらの一味、フランキーを乗せて司法の塔へ突っ込んできた。
それによる振動が上の階にまで響き渡った。
ス「とうとうここまで来ちまいやがった…」
さーっと青くなるスパンダムを放ってニーナとロビンを部屋へ戻す。
ニ「何を手伝うんですか?」
『さっきから声がするのよ』
ニ「声?誰のですか?」
『確信がもてないから行ってみようと思ってね
そこにニーナも着いてきてほしいの
私の予想が当たっていたら適任者はニーナだから』
ニ「私でお役にたてるのでしたら」
『ロビンはここにいて
私はすぐに帰ってくるし、あの人はロビンに触れない
一応安全だと思うから』
ロ「わかったわ」
もうロビンに死にたいという気持ちは微塵もないようだ。
素直に頷いてルフィたちが来るのを待っていると言う。
『じゃあ行きましょう』
恋歌はニーナを連れて部屋の外に走っていった。
恋歌たちが着いたのは地下道だった。
『この辺から気配がするのよね…』
ニ「こんなところに何があるんです?」
『多分この辺に…
あ、いた!』
ニ「これは…」
恋歌が声がすると言って進んできた通路の先には見慣れたルフィたちのもう一人の仲間、ゴーイングメリー号があった。
ニ「なんでこんなところに…」
恋歌はメリー号に近づいて手をあてる。
『ずっと私を呼んでたのはあなた?』
"そうだよ"
二人以外誰もいないはずの地下通路から子どものような声が聞こえる。
いや、聞こえると言うより直に脳に語りかけているようだ。
『私にしてほしいことがあるって言ってたよね?』
"僕はもう動くことはできない
でも最後までみんなと一緒に戦いたいんだ
これが最後でいい
一度だけ僕を動けるようにして"
ニ「メリー…」
『…もう一度動けばあなたは二度と動けなくなる
ルフィたちとの冒険は続けられなくなるよ
それでもいいの?』
"僕はみんなにとても大事にしてもらって幸せだった
だから最後に恩返しがしたいんだ
たとえ僕がここで動けなくなったってみんなは僕を忘れたりしない
でもみんなには誰一人としていなくなってほしくないんだ"
恋歌は暫くメリー号を見つめていたが、やがて諦めたようにため息をついた。
『ルフィの大切な仲間を危険な目にあわせたくはなかったんだけどあなたの意志は固いみたいね』
ニ「それじゃあ…」
『動けるぐらいまで直しましょう
ただし私は直すだけよ
海に出るときにはニーナを頼って』
ニ「なるほど
水が操れる私ならメリーを好きなところに連れていける」
『そう、これがあなたの最後の願いだというのなら全力で力を貸すわ』
"ありがとう
本当にありがとう!"