対世界政府
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フ「チャパパ…
ちょっと痛かった…」
壁にぶつけた頭を擦りながら考えるように目を閉じる。
ル「どうだフクロウ
桜姫の道力は」
フ「うーん…
…………………………………チャパパ…
言ってもいいのか?」
ル「長官どのには一番それがわかりやすいんだ」
フクロウは少し顔を青くしながら恋歌を見る。
フ「桜姫の道力は軽く見積もって三万道力だ…」
フクロウの言葉に驚いたのはスパンダムだけだった。
ス「さ、さささささささ三万道力だと!?
なんだその滅茶苦茶な数字は!?
計り間違いじゃないのか!?」
『私に言われても…』
なぜかスパンダムは恋歌の肩を揺さぶって嘘だ嘘だと連呼している。
カリ「やめてください長官
セクハラですよ」
ス「お前はどっちの味方なんだ!」
カリ「セクハラです」
ス「話しかけただけで!?」
『(面白いなこの人たち…)』
上司であるはずのスパンダムをセクハラという言葉だけで沈めたカリファに内心拍手を贈る。
しかしその光景が面白くて肩を震わせて笑ってしまった。
フ「おい、お嬢ちゃん
笑ってる場合じゃねぇぞ」
一応隠して笑っていたはずだがフランキーには見られていたようで呆れたようにため息をつかれた。
『面白くないですか?』
フ「いくら面白くてもこんな状況じゃ笑えねぇよ」
暗殺集団のCP9が勢揃いしているなかで笑顔を浮かべることができる恋歌をあらためてすごいと感じたフランキーだった。
ル「さて長官
これで我らCP9が束になってかかっても敵わないと理解していただけましたか?
本気でなかったのにあの数値なのです」
ルッチにこれでわかったかと言われんばかりの勢いで言われスパンダムは悔しそうに顔をルッチから背けることしかできなかった。
ス「わかったからお前らは侵入者の麦わらを捕まえてこい!
お前たちが麦わらに勝てばニコ・ロビンとカティ・フラムは俺のものになるんだからな!」
条件ではルフィたちにCP9が勝てばロビンを渡す約束になっている。
恋歌は手出ししないと約束した。
ならば早くルフィたちを探して殺せとスパンダムはCP9に指令を出した。
それを受けた七人は部屋を出ていった。
メンバーが出ていってしまうと途端に訪れる静寂。
スパンダムは話す相手がいないし、ロビンもフランキーも敵陣にいてぺらぺらとお喋りをする方ではない。
恋歌は特にこの沈黙に何も感じておらずぼーっと窓の外を見ている。
ス「(もしかして俺一人でこの部屋にいるのまずいんじゃ…)」
恋歌は手を出さないとは言っているが正直スパンダムは信用していないし、ロビンに触れられないのもいたい。
自分がなにかを起こして恋歌を怒らせた場合、守ってくれる者は誰もいないことに今更ながら気づいた。
そして気づいた瞬間に冷や汗が滝のように流れてくる。
フ「?おいスパンダお前顔色悪ぃぞ」
ス「な、何でもないわ!
俺様のことなどほおっておけ!」
明らかに焦っているスパンダムを見てフランキーは意地悪な笑みを浮かべた。
フ「さてはお前…あのお嬢ちゃんが怖ぇんだろ」
確信をつかれたスパンダムは肩をビクッとはねさせてしまった。
フ「図星か…
そら怖ぇよなぁ?ご自慢の部下であるCP9より強ぇなんてよ
ここにはお前を守ってくれるやつは誰一人としていない」
ずんずんと近づいてくるフランキーに後退りしながら逃げていたが壁まで追い詰められスパンダムは身動きができなくなる。
フ「ふんっ!!」
ゴチンという痛そうな音がして見てみるとフランキーがスパンダムに頭突きをして気絶させていた。
フ「ふぅ、これでちょっとは静かになるな」
フランキーは満足そうに気絶させたスパンダムを見下ろすと恋歌の方に歩み寄ってくる。
フ「お嬢ちゃん
あんたに聞きたいことがある」
『なんですか?』
恋歌は外に向けていた視線をフランキーの方に向ける。
フ「俺の手下たちは…無事だったか?」
心底心配している顔でフランキーは恋歌に尋ねる。
自分を助けに来ようとしてくれている大事な仲間を心配しているのだ。
『そうですね…
多少の怪我はしていましたが、皆さん元気でしたよ
あなたを助けたいという気持ちが強くてルフィたちに着いてきたんです
あなたを見たことがなかったけどあの人たちを見てたら随分と大事な人なんだなって思えました』
恋歌が自分の思ったこと見たことを言うとフランキーは照れくさそうに笑った。
フ「そうか…
無事ならそれでいい…
ところでよ話は変わるがお前らどういう繋がりだ?
だちっつうのはわかったけどよ
普通に生きてりゃ桜姫なんかにゃ会えるはずもねぇ」
ちょっと痛かった…」
壁にぶつけた頭を擦りながら考えるように目を閉じる。
ル「どうだフクロウ
桜姫の道力は」
フ「うーん…
…………………………………チャパパ…
言ってもいいのか?」
ル「長官どのには一番それがわかりやすいんだ」
フクロウは少し顔を青くしながら恋歌を見る。
フ「桜姫の道力は軽く見積もって三万道力だ…」
フクロウの言葉に驚いたのはスパンダムだけだった。
ス「さ、さささささささ三万道力だと!?
なんだその滅茶苦茶な数字は!?
計り間違いじゃないのか!?」
『私に言われても…』
なぜかスパンダムは恋歌の肩を揺さぶって嘘だ嘘だと連呼している。
カリ「やめてください長官
セクハラですよ」
ス「お前はどっちの味方なんだ!」
カリ「セクハラです」
ス「話しかけただけで!?」
『(面白いなこの人たち…)』
上司であるはずのスパンダムをセクハラという言葉だけで沈めたカリファに内心拍手を贈る。
しかしその光景が面白くて肩を震わせて笑ってしまった。
フ「おい、お嬢ちゃん
笑ってる場合じゃねぇぞ」
一応隠して笑っていたはずだがフランキーには見られていたようで呆れたようにため息をつかれた。
『面白くないですか?』
フ「いくら面白くてもこんな状況じゃ笑えねぇよ」
暗殺集団のCP9が勢揃いしているなかで笑顔を浮かべることができる恋歌をあらためてすごいと感じたフランキーだった。
ル「さて長官
これで我らCP9が束になってかかっても敵わないと理解していただけましたか?
本気でなかったのにあの数値なのです」
ルッチにこれでわかったかと言われんばかりの勢いで言われスパンダムは悔しそうに顔をルッチから背けることしかできなかった。
ス「わかったからお前らは侵入者の麦わらを捕まえてこい!
お前たちが麦わらに勝てばニコ・ロビンとカティ・フラムは俺のものになるんだからな!」
条件ではルフィたちにCP9が勝てばロビンを渡す約束になっている。
恋歌は手出ししないと約束した。
ならば早くルフィたちを探して殺せとスパンダムはCP9に指令を出した。
それを受けた七人は部屋を出ていった。
メンバーが出ていってしまうと途端に訪れる静寂。
スパンダムは話す相手がいないし、ロビンもフランキーも敵陣にいてぺらぺらとお喋りをする方ではない。
恋歌は特にこの沈黙に何も感じておらずぼーっと窓の外を見ている。
ス「(もしかして俺一人でこの部屋にいるのまずいんじゃ…)」
恋歌は手を出さないとは言っているが正直スパンダムは信用していないし、ロビンに触れられないのもいたい。
自分がなにかを起こして恋歌を怒らせた場合、守ってくれる者は誰もいないことに今更ながら気づいた。
そして気づいた瞬間に冷や汗が滝のように流れてくる。
フ「?おいスパンダお前顔色悪ぃぞ」
ス「な、何でもないわ!
俺様のことなどほおっておけ!」
明らかに焦っているスパンダムを見てフランキーは意地悪な笑みを浮かべた。
フ「さてはお前…あのお嬢ちゃんが怖ぇんだろ」
確信をつかれたスパンダムは肩をビクッとはねさせてしまった。
フ「図星か…
そら怖ぇよなぁ?ご自慢の部下であるCP9より強ぇなんてよ
ここにはお前を守ってくれるやつは誰一人としていない」
ずんずんと近づいてくるフランキーに後退りしながら逃げていたが壁まで追い詰められスパンダムは身動きができなくなる。
フ「ふんっ!!」
ゴチンという痛そうな音がして見てみるとフランキーがスパンダムに頭突きをして気絶させていた。
フ「ふぅ、これでちょっとは静かになるな」
フランキーは満足そうに気絶させたスパンダムを見下ろすと恋歌の方に歩み寄ってくる。
フ「お嬢ちゃん
あんたに聞きたいことがある」
『なんですか?』
恋歌は外に向けていた視線をフランキーの方に向ける。
フ「俺の手下たちは…無事だったか?」
心底心配している顔でフランキーは恋歌に尋ねる。
自分を助けに来ようとしてくれている大事な仲間を心配しているのだ。
『そうですね…
多少の怪我はしていましたが、皆さん元気でしたよ
あなたを助けたいという気持ちが強くてルフィたちに着いてきたんです
あなたを見たことがなかったけどあの人たちを見てたら随分と大事な人なんだなって思えました』
恋歌が自分の思ったこと見たことを言うとフランキーは照れくさそうに笑った。
フ「そうか…
無事ならそれでいい…
ところでよ話は変わるがお前らどういう繋がりだ?
だちっつうのはわかったけどよ
普通に生きてりゃ桜姫なんかにゃ会えるはずもねぇ」