大将青雉
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コンコン
食堂のドアをノックするのもどうかと思ったが、いきなり入ることも出来ずノックをしてしまった。
「?食堂にノックって…一体誰…」
『こんにちは』
不思議そうな顔をして出てきたのは四番隊隊長のサッチ。
自分より身長の低い恋歌を見下ろして見つけるととたんに笑顔になった。
サ「おお!久しぶりだな!
ここの野郎どもがノックなんかするはずねぇとは思ってたけどまさか恋歌ちゃんだとは
ま、中に入りなよ」
サッチに促されて食堂にいれてもらう。
サ「今ここには誰もいないから安心していいよ」
広い食堂にポツンと二人だけ椅子に向かい合って座る。
サ「で、何か俺に用かな?」
『実は私マルコさんを待っている間に隊長さんたちの戦闘訓練を手伝うようにと白ひげさんに言われたんです
だから隊長さんたちを集めてほしいんです
ここに来たのはジョズさんがサッチさんがここにいるから頼むといいって言ってくれたので』
サ「ふーん…桜姫との戦闘訓練なんか久しぶりだな
恋歌ちゃんは時間あるの?」
『はい
マルコさんが私の頼んだものを作ってくれているのでそれを待っている間ぐらいはここのお役にたちたくて』
サ「わかった
ちょっと待ってな
あいつらの行きそうなとこぐらいならだいたい検討はついてる
甲板にでも出て待っててくれるかい?」
サッチが椅子から立ち上がって扉に向かう。
『わかりました
お願いします』
ひらひらと手を肩越しに振ってサッチは出ていった。
甲板に行くと何人かのクルーに見られたが声をかける勇気がないらしく、道が勝手に開く。
『(なんか恥ずかしい…)』
じろじろと見られながら歩くのは結構恥ずかしいらしい。
甲板につくとやはりというか誰も隊長は来ていなかった。
『(戦闘訓練ねぇ…
何をしたらいいんだろ…)』
訓練と言っても恋歌は戦う相手しかできない。
今までも頼まれたときはそうだったのだが隊長たちが強くなってくるとそれでいいのかなと思ってきたのだ。
暫く海を眺めてぼーっとしていると肩をトントンと叩かれた。
『あ、サッチさん』
サ「お待たせ」
振り向くとそこにはマルコ、エース以外の十四人の隊長が揃っていた。
この中で恋歌が名前を知っているのは古株であるサッチ、ジョズ、ビスタの三人だけである。
あとの隊長たちとは戦ったことはあるが話したりはする仲ではない。
『ちょっと私も色々試してみたいものがあるのでやってみてもいいですか?』
この中で一番よく話すサッチに試してみたい技があると告げる。
サ「いいんじゃね?
ま、俺たちが死なない程度に頼むよ」
『善処します』
それから数日マルコにだいたいの説明をしてもらいながら、隊長たちの相手をしていた。
マ「確か次エースとサボの弟が行く島はW7って言ってたな」
『はい
恐らく私がここにいてる間に上陸したと思います』
今はマルコの部屋でサッチ、ビスタと一緒に情報を聞いているところだ。
サ「へぇ…あそこの近くには海軍本部があるんじゃなかったか?」
マ「ああ…エニエスロビーの司法の棟の裏にある正義の門をくぐれば行き先は海軍本部か海底監獄インペルダウンしかねぇ
くれぐれも気ぃつけるんだよい
あそこにはCP9っていう暗殺集団がいるらしい
そこの長官はくそみたいな性格だって聞いてるよい」
ビ「それは俺も聞いたことがある
なんでも親の七光りらしいな」
サ「なんだそれ
今時だっせーやつ」
マ「お前が負けることはないとは思ってるが問題はエースの弟の方だよい」
サ「そうだな
最初に懸賞金かけられたときはあの魚人のアーロンを倒したとき
エースが嬉しそうに手配書見せびらかしてたから覚えてる」
ビ「そしてその次がアラバスタでの七武海クロコダイル討伐
ことあるごとに大きな問題を起こしている」
マ「だが、今回は世界政府が相手だ
下手な問題は起こさねぇことだよい」
エースとサボの弟だから心配してくれているのかみんなルフィの心配をしてくれている。
『ありがとうございます
でももし、ルフィの仲間に手を出すようなことがあればルフィは世界政府だろうがなんだろうが相手にしますよ』
マ「つってもなぁ…
海賊ってことは全員お尋ね者だろい?
見つかれば必ず捕らえられるぞ」
マルコが頭をかきながら呆れたように言う。
『それはそうなんですけどね
あの子は、ルフィは仲間を絶対に見捨てたりしない子だから』
サ「そんなとこはエースとサボにそっくりだな」
サッチは嬉しそうに笑いながらビスタの肩を叩いている。
ビ「おい、いてぇよ」
マ「俺が知ってることはこれで全部だよい
でもこれは俺たちが戦いのなかで見てきたものだからよい
ちょっと間違いはあるかも知れねぇが」
『いえ、あれだけ聞ければ十分です
さて、新しい技もだいたい使えるようになったことだし、そろそろ帰らせてもらいますね』
マ「そうか…
何日も引き止めてすまなかったな」
『そんな…私が聞きたいと言ったことを纏めてくださっていたのに長い間お邪魔しました』
ペコリと頭を下げて恋歌は立ち上がる。
サ「恋歌ちゃんの新しい技俺たちには何がなんだかわからなかったけどいい戦闘訓練になった
ありがとな」
ビ「またいつでも来い」
『はい!
あ、』
サ「どうした?」
『ちょうどルフィに呼ばれたみたいです』
マ「なら早く行ってやれよい」
『では失礼します!』
食堂のドアをノックするのもどうかと思ったが、いきなり入ることも出来ずノックをしてしまった。
「?食堂にノックって…一体誰…」
『こんにちは』
不思議そうな顔をして出てきたのは四番隊隊長のサッチ。
自分より身長の低い恋歌を見下ろして見つけるととたんに笑顔になった。
サ「おお!久しぶりだな!
ここの野郎どもがノックなんかするはずねぇとは思ってたけどまさか恋歌ちゃんだとは
ま、中に入りなよ」
サッチに促されて食堂にいれてもらう。
サ「今ここには誰もいないから安心していいよ」
広い食堂にポツンと二人だけ椅子に向かい合って座る。
サ「で、何か俺に用かな?」
『実は私マルコさんを待っている間に隊長さんたちの戦闘訓練を手伝うようにと白ひげさんに言われたんです
だから隊長さんたちを集めてほしいんです
ここに来たのはジョズさんがサッチさんがここにいるから頼むといいって言ってくれたので』
サ「ふーん…桜姫との戦闘訓練なんか久しぶりだな
恋歌ちゃんは時間あるの?」
『はい
マルコさんが私の頼んだものを作ってくれているのでそれを待っている間ぐらいはここのお役にたちたくて』
サ「わかった
ちょっと待ってな
あいつらの行きそうなとこぐらいならだいたい検討はついてる
甲板にでも出て待っててくれるかい?」
サッチが椅子から立ち上がって扉に向かう。
『わかりました
お願いします』
ひらひらと手を肩越しに振ってサッチは出ていった。
甲板に行くと何人かのクルーに見られたが声をかける勇気がないらしく、道が勝手に開く。
『(なんか恥ずかしい…)』
じろじろと見られながら歩くのは結構恥ずかしいらしい。
甲板につくとやはりというか誰も隊長は来ていなかった。
『(戦闘訓練ねぇ…
何をしたらいいんだろ…)』
訓練と言っても恋歌は戦う相手しかできない。
今までも頼まれたときはそうだったのだが隊長たちが強くなってくるとそれでいいのかなと思ってきたのだ。
暫く海を眺めてぼーっとしていると肩をトントンと叩かれた。
『あ、サッチさん』
サ「お待たせ」
振り向くとそこにはマルコ、エース以外の十四人の隊長が揃っていた。
この中で恋歌が名前を知っているのは古株であるサッチ、ジョズ、ビスタの三人だけである。
あとの隊長たちとは戦ったことはあるが話したりはする仲ではない。
『ちょっと私も色々試してみたいものがあるのでやってみてもいいですか?』
この中で一番よく話すサッチに試してみたい技があると告げる。
サ「いいんじゃね?
ま、俺たちが死なない程度に頼むよ」
『善処します』
それから数日マルコにだいたいの説明をしてもらいながら、隊長たちの相手をしていた。
マ「確か次エースとサボの弟が行く島はW7って言ってたな」
『はい
恐らく私がここにいてる間に上陸したと思います』
今はマルコの部屋でサッチ、ビスタと一緒に情報を聞いているところだ。
サ「へぇ…あそこの近くには海軍本部があるんじゃなかったか?」
マ「ああ…エニエスロビーの司法の棟の裏にある正義の門をくぐれば行き先は海軍本部か海底監獄インペルダウンしかねぇ
くれぐれも気ぃつけるんだよい
あそこにはCP9っていう暗殺集団がいるらしい
そこの長官はくそみたいな性格だって聞いてるよい」
ビ「それは俺も聞いたことがある
なんでも親の七光りらしいな」
サ「なんだそれ
今時だっせーやつ」
マ「お前が負けることはないとは思ってるが問題はエースの弟の方だよい」
サ「そうだな
最初に懸賞金かけられたときはあの魚人のアーロンを倒したとき
エースが嬉しそうに手配書見せびらかしてたから覚えてる」
ビ「そしてその次がアラバスタでの七武海クロコダイル討伐
ことあるごとに大きな問題を起こしている」
マ「だが、今回は世界政府が相手だ
下手な問題は起こさねぇことだよい」
エースとサボの弟だから心配してくれているのかみんなルフィの心配をしてくれている。
『ありがとうございます
でももし、ルフィの仲間に手を出すようなことがあればルフィは世界政府だろうがなんだろうが相手にしますよ』
マ「つってもなぁ…
海賊ってことは全員お尋ね者だろい?
見つかれば必ず捕らえられるぞ」
マルコが頭をかきながら呆れたように言う。
『それはそうなんですけどね
あの子は、ルフィは仲間を絶対に見捨てたりしない子だから』
サ「そんなとこはエースとサボにそっくりだな」
サッチは嬉しそうに笑いながらビスタの肩を叩いている。
ビ「おい、いてぇよ」
マ「俺が知ってることはこれで全部だよい
でもこれは俺たちが戦いのなかで見てきたものだからよい
ちょっと間違いはあるかも知れねぇが」
『いえ、あれだけ聞ければ十分です
さて、新しい技もだいたい使えるようになったことだし、そろそろ帰らせてもらいますね』
マ「そうか…
何日も引き止めてすまなかったな」
『そんな…私が聞きたいと言ったことを纏めてくださっていたのに長い間お邪魔しました』
ペコリと頭を下げて恋歌は立ち上がる。
サ「恋歌ちゃんの新しい技俺たちには何がなんだかわからなかったけどいい戦闘訓練になった
ありがとな」
ビ「またいつでも来い」
『はい!
あ、』
サ「どうした?」
『ちょうどルフィに呼ばれたみたいです』
マ「なら早く行ってやれよい」
『では失礼します!』