大将青雉
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ゾロとサンジに一歩遅れて後の全員も走り出す。
ウ「なんだ?あのでかいやつ」
ナ「何なのあの人…」
岩影にいたのはかなり長身の男。
『(私も見たのは初めて…)』
全員がその男を見ると不思議そうな顔をしていたがひとりだけ違う反応をした者がいた。
ロ「!!」
ル「ロビン!」
唯一ロビンだけが怯えた表情をして尻餅をついた。
『ニーナ、ロビンをお願い』
ニ「はい」
ニーナは青雉を今まで見たことのないほど怒りに満ちた目で睨み恋歌に言われた通りロビンの側に駆け寄る。
ナ「ロビンがこんなに取り乱すなんて…誰?」
ロビンの怯えた表情を見て他のクルーたちは警戒し始め戦闘態勢になる。
ロ「海兵よ…
海軍本部大将青雉」
「「「大将!?」」」
サ「大将ってどんだけ偉いやつなんだよ」
ロ「海軍の中でも大将の肩書きをもつ将校はたったの三人
赤犬、青雉、黄猿
その上には海軍トップセンゴク元帥が君臨するだけよ
世界政府の最高戦力と言われる三人のうちのひとりがその男よ」
ウ「なんでそんなやつがここにいるんだよ!
もっと何億とかいう大海賊相手にすりゃあいいだろ!!」
ロビンの話を聞いたウソップがゾロの影に隠れながらどっか行けと言うが青雉は聞いていない。
寧ろ近くにいたナミに興味津々のようだ。
青「あらららら~?」
ナ「な、何よ…」
青「こっちにも悩殺ねぇちゃんスーパーボイン!
今夜暇?」
そのままナミを口説きだした。
それをサンジが怒鳴っているがどこ吹く風だ。
青「ん?」
『?』
そしてまた辺りを見回すと恋歌とニーナに気づいた青雉。
青「ほぉ~、この海賊船にはこんな美人の姉ちゃんばっか乗ってんのか
そっちの清楚系のお姉ちゃんとナイスボディーのお姉ちゃんどっちか今夜暇?」
清楚系のお姉ちゃんとは恋歌のことで、ナイスボディーのお姉ちゃんとはニーナのことである。
『いえ、暇じゃないです』
ニ「右に同じく」
ル「てめぇ!母ちゃんとニーナにまで手ぇ出そうってのか!!」
サ「さっきからなにやってんだ!のっぽごらぁ!!」
ウ「話を聞け!!
てかお前らも律儀に答えなくていいから!」
ナミはサンジに自分の後ろに隠され、恋歌の前にはルフィが立ち、ニーナとロビンの前にはゾロが立っていた。
青「ナイトが沢山いるみたいだなこの海賊には
まぁ待ちなさいよ
そっちこそ話を聞いていたのか?
俺は散歩に来ただけだって言ってたじゃないの
だいたいお前らほら…あれだ…その…なんだ」
ル「あれ?」
チ「ほらって?」
急に歯切れが悪くなる青雉。
意味がわからず言葉を繰り返すが、
青「忘れた、もういいや」
「「話の内容ぐだぐだかお前!!」」
サンジとウソップの鋭い突っ込みが入る。
ウ「何なんだよこいつ!
おいロビン!人違いじゃねぇのか?」
言動からして全く大将という肩書きを持つ人物に見えないためウソップが疑問を持ち始める。
青「おいおい、そうやって人を見かけで判断するな
俺の海兵としてのモットーは"だらけきった正義"」
「「見掛け通りだよ!!」」
青「とにかくまぁ…
あ、ちょっと失礼…」
途中で話を区切ったかと思うと急に地面に横になる青雉。
青「立ってるの疲れた
清楚系のお姉ちゃん、膝枕してくんねぇか?」
『嫌です』
ル「だから!母ちゃんに色目使うな!」
青「母ちゃん?まぁいいか
そんでまぁ早ぇ話お前らを取っ捕まえる気はねぇから
安心しろ
アラバスタ事件以降姿を消したニコ・ロビンの消息を確認しに来ただけだ
予想通りお前たちと一緒にいた」
サ「ほんとやる気ねぇんだなこいつ」
ウ「ふてぶてしさはある意味大将だ
てかルフィが恋歌のことを母ちゃんって呼ぶのをまぁいいかで片付けるやつ始めて見た
普通気になるだろ」
『ねぇ青雉さん?
ロビンのことを気にするより後ろのあの人たちを助けることがあなたの海兵としての仕事なんじゃないですか?』
青「ああ…そうだな
出てきなさいな」
青雉に言われてゾロゾロと出てきたのは先程ニーナが言っていた沈没した船に乗っていた人たちだった。
その人たちは衰弱しているらしくさっき調達した食料をわけてあげることになった。
『大丈夫?ロビン』
ロ「ええ…ありがとう」
話が進んで青雉が帰るついでに遭難した人たちも助けてくれるらしく荷造りをし始める。
戦闘の意志はないと青雉は言っていたがロビンには恐怖の対象でしかないらしく未だに顔は真っ青だ。
『ひとつ貴女に謝らなければいけないことがあるわ』
ロ「?」
『…私は全てとまではいかないけれどロビンの過去を知っているの
ロビンが過去を知られるのを良いことだと思ってないのは知ってる
だからごめんなさい…』
ロ「!?」
この世界に来る前の明かされたロビンの過去ぐらいしか知らないし、もう何年も前に読んだ話だから詳しいことまでは覚えていないが断片的なものは思い出せる。
ロ「どうして貴女が…」
『それは言えないわ
でも私は貴女が何処の子であろうと、どんな知識を持っていようとロビンが私の大切な友達であることはかわらない
ロビンを狙っているのが世界政府だと言うのなら守って見せる』
ロ「でも!いくら貴女でも大将には…」
『ロビン、私が誰だか忘れたの?』
にっこり笑う恋歌にロビンは何も言い返すことはできなかった。
ウ「なんだ?あのでかいやつ」
ナ「何なのあの人…」
岩影にいたのはかなり長身の男。
『(私も見たのは初めて…)』
全員がその男を見ると不思議そうな顔をしていたがひとりだけ違う反応をした者がいた。
ロ「!!」
ル「ロビン!」
唯一ロビンだけが怯えた表情をして尻餅をついた。
『ニーナ、ロビンをお願い』
ニ「はい」
ニーナは青雉を今まで見たことのないほど怒りに満ちた目で睨み恋歌に言われた通りロビンの側に駆け寄る。
ナ「ロビンがこんなに取り乱すなんて…誰?」
ロビンの怯えた表情を見て他のクルーたちは警戒し始め戦闘態勢になる。
ロ「海兵よ…
海軍本部大将青雉」
「「「大将!?」」」
サ「大将ってどんだけ偉いやつなんだよ」
ロ「海軍の中でも大将の肩書きをもつ将校はたったの三人
赤犬、青雉、黄猿
その上には海軍トップセンゴク元帥が君臨するだけよ
世界政府の最高戦力と言われる三人のうちのひとりがその男よ」
ウ「なんでそんなやつがここにいるんだよ!
もっと何億とかいう大海賊相手にすりゃあいいだろ!!」
ロビンの話を聞いたウソップがゾロの影に隠れながらどっか行けと言うが青雉は聞いていない。
寧ろ近くにいたナミに興味津々のようだ。
青「あらららら~?」
ナ「な、何よ…」
青「こっちにも悩殺ねぇちゃんスーパーボイン!
今夜暇?」
そのままナミを口説きだした。
それをサンジが怒鳴っているがどこ吹く風だ。
青「ん?」
『?』
そしてまた辺りを見回すと恋歌とニーナに気づいた青雉。
青「ほぉ~、この海賊船にはこんな美人の姉ちゃんばっか乗ってんのか
そっちの清楚系のお姉ちゃんとナイスボディーのお姉ちゃんどっちか今夜暇?」
清楚系のお姉ちゃんとは恋歌のことで、ナイスボディーのお姉ちゃんとはニーナのことである。
『いえ、暇じゃないです』
ニ「右に同じく」
ル「てめぇ!母ちゃんとニーナにまで手ぇ出そうってのか!!」
サ「さっきからなにやってんだ!のっぽごらぁ!!」
ウ「話を聞け!!
てかお前らも律儀に答えなくていいから!」
ナミはサンジに自分の後ろに隠され、恋歌の前にはルフィが立ち、ニーナとロビンの前にはゾロが立っていた。
青「ナイトが沢山いるみたいだなこの海賊には
まぁ待ちなさいよ
そっちこそ話を聞いていたのか?
俺は散歩に来ただけだって言ってたじゃないの
だいたいお前らほら…あれだ…その…なんだ」
ル「あれ?」
チ「ほらって?」
急に歯切れが悪くなる青雉。
意味がわからず言葉を繰り返すが、
青「忘れた、もういいや」
「「話の内容ぐだぐだかお前!!」」
サンジとウソップの鋭い突っ込みが入る。
ウ「何なんだよこいつ!
おいロビン!人違いじゃねぇのか?」
言動からして全く大将という肩書きを持つ人物に見えないためウソップが疑問を持ち始める。
青「おいおい、そうやって人を見かけで判断するな
俺の海兵としてのモットーは"だらけきった正義"」
「「見掛け通りだよ!!」」
青「とにかくまぁ…
あ、ちょっと失礼…」
途中で話を区切ったかと思うと急に地面に横になる青雉。
青「立ってるの疲れた
清楚系のお姉ちゃん、膝枕してくんねぇか?」
『嫌です』
ル「だから!母ちゃんに色目使うな!」
青「母ちゃん?まぁいいか
そんでまぁ早ぇ話お前らを取っ捕まえる気はねぇから
安心しろ
アラバスタ事件以降姿を消したニコ・ロビンの消息を確認しに来ただけだ
予想通りお前たちと一緒にいた」
サ「ほんとやる気ねぇんだなこいつ」
ウ「ふてぶてしさはある意味大将だ
てかルフィが恋歌のことを母ちゃんって呼ぶのをまぁいいかで片付けるやつ始めて見た
普通気になるだろ」
『ねぇ青雉さん?
ロビンのことを気にするより後ろのあの人たちを助けることがあなたの海兵としての仕事なんじゃないですか?』
青「ああ…そうだな
出てきなさいな」
青雉に言われてゾロゾロと出てきたのは先程ニーナが言っていた沈没した船に乗っていた人たちだった。
その人たちは衰弱しているらしくさっき調達した食料をわけてあげることになった。
『大丈夫?ロビン』
ロ「ええ…ありがとう」
話が進んで青雉が帰るついでに遭難した人たちも助けてくれるらしく荷造りをし始める。
戦闘の意志はないと青雉は言っていたがロビンには恐怖の対象でしかないらしく未だに顔は真っ青だ。
『ひとつ貴女に謝らなければいけないことがあるわ』
ロ「?」
『…私は全てとまではいかないけれどロビンの過去を知っているの
ロビンが過去を知られるのを良いことだと思ってないのは知ってる
だからごめんなさい…』
ロ「!?」
この世界に来る前の明かされたロビンの過去ぐらいしか知らないし、もう何年も前に読んだ話だから詳しいことまでは覚えていないが断片的なものは思い出せる。
ロ「どうして貴女が…」
『それは言えないわ
でも私は貴女が何処の子であろうと、どんな知識を持っていようとロビンが私の大切な友達であることはかわらない
ロビンを狙っているのが世界政府だと言うのなら守って見せる』
ロ「でも!いくら貴女でも大将には…」
『ロビン、私が誰だか忘れたの?』
にっこり笑う恋歌にロビンは何も言い返すことはできなかった。