デービーバックファイト
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「ねぇひとつ私から勝負への提案があるんだけど」
『なんですか?』
アリス(応援してたフォクシー海賊団がそう彼女のことを呼んでいた)は手錠を取り出すと地面に置いた。
ア「これ、つけて対戦しない?」
『つけたら何か意味があるんですか?』
ア「ちょっと動きが制限されるだけよ
嫌ならやめておくけど」
『別にいいですよ』
手錠に何の意味があるのかとアリスに言われるままに手首と足首につける。
これでお互いに両手両足の動きが制限される。
ア「貴女って人を疑わないのね」
『それはどういう…!?』
アリスがにやりと笑ったかと思うと急に恋歌が膝をついた。
ナ「何!?」
『……便利な仕掛けですね』
ア「貴女ってほんと生意気
その飄々とした態度が気にくわないのよ」
アリスは意図も簡単に手錠を四つとも外して恋歌に歩み寄ってくる。
ア「動けないでしょう?
今貴女の体にはおよそ四百キロの手錠がかかってる」
ナ「なんですって!?」
ア「私がこのスイッチを押すと重くなる仕組みになってるのよ」
アリスはポケットからスイッチを取り出した。
ア「貴女は私に指一本触れることなく負けるの
ほんとはこんなことしたくなかったんだけど貴女弱そうだし戦う意味ないかなって」
『人を見た目で判断するのは止めておいた方がいいですよ』
ア「貴女今の状況わかってる?
簡単に殺せるのよ?」
アリスは恋歌の髪に触れて指に絡ませる。
ア「こんな綺麗な髪留めしちゃって…
何?彼氏からでももらったの?」
『はい』
ア「へぇ…そりゃ大切なものなんでしょうね」
『そうですね』
ア「なら…」
アリスは恋歌の髪留めを取った。
ア「これが壊れれば少しはその無表情も歪むかしら」
アリスは自分に向けられる表情がほとんど無表情なのが一番気にくわなかったらしい。
『返してください』
ア「嫌よ
それにしても綺麗ね…壊すのがもったいないぐらいに」
アリスは髪留めを地面に置いた。
ル「やべぇな…」
ルフィは観客席で一部始終を見て冷や汗を流す。
ナ「だから言ったのよ!
せっかくエースからもらった髪留めなのに壊されちゃう!」
ル「いや、やべぇのは相手のほうだ」
ナ「相手のほう?」
ル「母ちゃんを怒らせるぞ…」
ルフィの焦りに他のクルーは意味がわからないような顔をする。
ニーナもまだ恋歌が怒ったところを見たことがないのでどうなるのかわからない。
ア「でもこの髪留めだけ潰すのも可哀想だし貴女も一緒に潰してあげるわ」
アリスが指を鳴らすと地面が揺れて何かが出てきた。
ゾ「なんだ?」
ウ「あんなもん反則だろ!!」
出てきたものは巨大な大砲。
何故か桜の模様が書いてある。
ア「驚いた?
命乞いするなら今のうちよ」
『命乞いはしません
でも髪留めは壊させません』
依然として態度の変わらない恋歌にアリスも限界がきたらしく大砲の照準をあわせる。
ア「どうせ勝ったら貴女の命をもらう予定だったし今もらっておいても時間が早まっただけよ
死んでもらうわ!」
アリスは何のためらいもなく恋歌に大砲を打ち込んだ。
「「「「恋歌!!」」」」
麦わら海賊団は恋歌の名を呼ぶが煙で姿が見えない。
「おおっと!これは意外な展開になってきました!
我らがフォクシー海賊団の桜姫はその実力を見せることなく相手を殺してしまった!」
ア「………まだよ」
アリスは一人冷や汗を流しながら煙を見つめている。
『そんな大砲ごときじゃ私を倒せませんよ』
煙の中から声が聞こえる。
「な、なんと…!!」
煙が晴れると手錠を全て外して髪留めを再び留めている恋歌が立っていた。
『もっともこの髪留めを壊そうとした貴女を私は許しませんけど』
「生きています!
あの大砲の直撃を受けて立っています!
どんなマジックを使ったのか!手錠まで全て外れています!」
ア「貴女何者?」
『さぁ?』
ア「ほんとむかつく」
アリスは背中の刀を抜いて恋歌に襲いかかってきた。
ナ「武器は反則じゃないの!?」
ナミが抗議したが審判は調度お昼寝中だった。
アリスはニーナの言う通りなかなか強かった。
『結構お強いんですね』
ア「全部余裕そうに避けながら言う言葉じゃないわよ!」
確かにアリスは強い。
でもそれは恋歌には遠く及ばない。
ル「母ちゃんあぶねぇ!」
恋歌がアリスの刀を避けているとルフィから声がかかった。
後ろから何かが来る気配がして咄嗟に上空に逃げる。
『なんですか?』
アリス(応援してたフォクシー海賊団がそう彼女のことを呼んでいた)は手錠を取り出すと地面に置いた。
ア「これ、つけて対戦しない?」
『つけたら何か意味があるんですか?』
ア「ちょっと動きが制限されるだけよ
嫌ならやめておくけど」
『別にいいですよ』
手錠に何の意味があるのかとアリスに言われるままに手首と足首につける。
これでお互いに両手両足の動きが制限される。
ア「貴女って人を疑わないのね」
『それはどういう…!?』
アリスがにやりと笑ったかと思うと急に恋歌が膝をついた。
ナ「何!?」
『……便利な仕掛けですね』
ア「貴女ってほんと生意気
その飄々とした態度が気にくわないのよ」
アリスは意図も簡単に手錠を四つとも外して恋歌に歩み寄ってくる。
ア「動けないでしょう?
今貴女の体にはおよそ四百キロの手錠がかかってる」
ナ「なんですって!?」
ア「私がこのスイッチを押すと重くなる仕組みになってるのよ」
アリスはポケットからスイッチを取り出した。
ア「貴女は私に指一本触れることなく負けるの
ほんとはこんなことしたくなかったんだけど貴女弱そうだし戦う意味ないかなって」
『人を見た目で判断するのは止めておいた方がいいですよ』
ア「貴女今の状況わかってる?
簡単に殺せるのよ?」
アリスは恋歌の髪に触れて指に絡ませる。
ア「こんな綺麗な髪留めしちゃって…
何?彼氏からでももらったの?」
『はい』
ア「へぇ…そりゃ大切なものなんでしょうね」
『そうですね』
ア「なら…」
アリスは恋歌の髪留めを取った。
ア「これが壊れれば少しはその無表情も歪むかしら」
アリスは自分に向けられる表情がほとんど無表情なのが一番気にくわなかったらしい。
『返してください』
ア「嫌よ
それにしても綺麗ね…壊すのがもったいないぐらいに」
アリスは髪留めを地面に置いた。
ル「やべぇな…」
ルフィは観客席で一部始終を見て冷や汗を流す。
ナ「だから言ったのよ!
せっかくエースからもらった髪留めなのに壊されちゃう!」
ル「いや、やべぇのは相手のほうだ」
ナ「相手のほう?」
ル「母ちゃんを怒らせるぞ…」
ルフィの焦りに他のクルーは意味がわからないような顔をする。
ニーナもまだ恋歌が怒ったところを見たことがないのでどうなるのかわからない。
ア「でもこの髪留めだけ潰すのも可哀想だし貴女も一緒に潰してあげるわ」
アリスが指を鳴らすと地面が揺れて何かが出てきた。
ゾ「なんだ?」
ウ「あんなもん反則だろ!!」
出てきたものは巨大な大砲。
何故か桜の模様が書いてある。
ア「驚いた?
命乞いするなら今のうちよ」
『命乞いはしません
でも髪留めは壊させません』
依然として態度の変わらない恋歌にアリスも限界がきたらしく大砲の照準をあわせる。
ア「どうせ勝ったら貴女の命をもらう予定だったし今もらっておいても時間が早まっただけよ
死んでもらうわ!」
アリスは何のためらいもなく恋歌に大砲を打ち込んだ。
「「「「恋歌!!」」」」
麦わら海賊団は恋歌の名を呼ぶが煙で姿が見えない。
「おおっと!これは意外な展開になってきました!
我らがフォクシー海賊団の桜姫はその実力を見せることなく相手を殺してしまった!」
ア「………まだよ」
アリスは一人冷や汗を流しながら煙を見つめている。
『そんな大砲ごときじゃ私を倒せませんよ』
煙の中から声が聞こえる。
「な、なんと…!!」
煙が晴れると手錠を全て外して髪留めを再び留めている恋歌が立っていた。
『もっともこの髪留めを壊そうとした貴女を私は許しませんけど』
「生きています!
あの大砲の直撃を受けて立っています!
どんなマジックを使ったのか!手錠まで全て外れています!」
ア「貴女何者?」
『さぁ?』
ア「ほんとむかつく」
アリスは背中の刀を抜いて恋歌に襲いかかってきた。
ナ「武器は反則じゃないの!?」
ナミが抗議したが審判は調度お昼寝中だった。
アリスはニーナの言う通りなかなか強かった。
『結構お強いんですね』
ア「全部余裕そうに避けながら言う言葉じゃないわよ!」
確かにアリスは強い。
でもそれは恋歌には遠く及ばない。
ル「母ちゃんあぶねぇ!」
恋歌がアリスの刀を避けているとルフィから声がかかった。
後ろから何かが来る気配がして咄嗟に上空に逃げる。