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エ「そっか…疑って悪かった」
ニ「いいえ、信じてもらえたならよかった
それで教えてくれるの?」
エ「俺より恋歌の方が詳しいから恋歌に聞きな」
ニ「恋歌が?
あなた海賊なの?」
『私は海賊じゃないよ
桜姫の情報か…
知ったところでその天竜人を倒したときは奴隷のことなんか考えてなかったと思うよ?』
ニ「知ってるわ
だって天竜人を殴ったら消えてしまったもの」
『エースとサボはどう思う?』
ニーナに教えるべきかどうかをエースとサボにも判断してもらおうと問いかける。
エ「俺は恋歌が良ければいいと思う
悪いやつじゃないんだろ?」
サボ「俺もエースと同じ意見だ
ニーナは言いふらしたりもしないと思うし」
二人は恋歌の判断に任せるようだ。
『わかった
じゃあニーナ、桜姫の正体を教えてあげる』
ニ「誰が桜姫なのかまで知ってるの!?
貴女何者?」
『何者というか本人だからね
知ってるというかなんというか…』
ニ「は?」
ははは、と笑っている恋歌を見てぽかんとするニーナ。
サボ「ニーナ、間抜け面になってるぞ」
ニ「誰が桜姫だって?」
サボ「だから恋歌」
ニ「嘘…」
エ「嘘じゃねぇよ
恋歌見せてやれば?」
エースに促されていつも通り桜姫の姿に変わる。
『できればこのことは内緒に…わっ!!』
内緒にしてほしいと言う前にニーナが恋歌に飛び付いてきた。
ニ「会いたかった!ずっとお礼が言いたくて生きてきたのよ!」
『そんな大袈裟な』
ニ「大袈裟なんかじゃない
私は貴女に命も運命も救われた
だからこそ貴女に会うことが私の次の生きる希望だった」
『ニーナ…』
ニ「桜姫が恋歌だっていうのはびっくりしたけど貴女でよかった
ありがとう…本当にありがとう!」
恋歌に抱きついたまま泣き出したニーナを背中を擦って慰める姿をエースとサボは嬉しそうに見ていた。
泣き疲れて眠ってしまったニーナをエースのベッドに寝かせる。
いつもの姿に戻った恋歌はふぅと息をついた。
『まさかあの騒動で逃げられた奴隷の人がいたとはね』
サボ「結果的に人助けになったってことだな」
『私はサボに攻撃した天竜人だけが狙いだったのにな』
エ「結果おーらいだろ
助かったニーナが喜んでるんだ、それでいいじゃないか」
『まぁね』
幸せそうに眠るニーナに恋歌は頭を撫でる。
サボ「他にも助かったやついるってことなのかな?」
エ「ニーナの言い方だとそんな感じだったな」
『あんなめちゃくちゃしただけなのにね…』
エ「そのめちゃくちゃのお陰で今ニーナと会えたんだ」
『うん…ニーナと会えてよかった』
サボ「そういえばニーナの能力ってなんなんだろ」
エ「なんだサボも知らねぇのか」
サボ「教えてくれねぇんだ」
『いいんじゃない?
私だって二人が知らない力あるよ?』
エ「恋歌は…なんか今更って感じだな」
サボ「確かに…
今更何をされても驚きはしないからな」
『なにそれ』
膨れる恋歌にエースとサボは笑いながら楽しい時間は過ぎていった。
ニ「あれ?
私いつの間に…」
『あ、ニーナ起きたのね』
しばらくするとニーナが目を覚ました。
ニ「他の二人は?」
『明日この島を出るらしいから色々調達してくるって』
ニ「そっか…みんな行っちゃうのね…」
『ニーナはこれからどうするの?』
ニ「わからない…
今までは貴女に会うことだけを目標に生きてきた
でもそれも果たせた…だから…どうしたらいいかわからない…
つまんない人生よね!生きる目標も希望もないなんて!」
無理に笑いながら話すニーナに恋歌は心が痛くなった。
『なら…私と来る?』
ニ「え?」
『偶然だけど私が助けた命、変えてしまった運命なら一緒に楽しく生きましょう?
貴女と一緒なら楽しそうだわ
いや?』
ニ「いやじゃ、…いやじゃない!
でもいいの?」
『私が一緒に居たいのよ』
ニ「…ありがとう」
またニーナは笑ったが今度のは心から嬉しそうな笑みだった。
ニーナはベッドの上に正座をして恋歌に頭を下げた。
ニ「私は貴女に忠誠を誓います
私の力思う存分使ってください」
『忠誠とかじゃなくて友情とかにしない?』
ニ「貴女がそれでよろしいのであれば喜んで
ですが、私が貴女を慕っていることはお忘れなきよう」
『ありがとう
でもいつもは普通でいいから
私も普段は桜姫じゃないし』
ニ「了解しました」
ニ「いいえ、信じてもらえたならよかった
それで教えてくれるの?」
エ「俺より恋歌の方が詳しいから恋歌に聞きな」
ニ「恋歌が?
あなた海賊なの?」
『私は海賊じゃないよ
桜姫の情報か…
知ったところでその天竜人を倒したときは奴隷のことなんか考えてなかったと思うよ?』
ニ「知ってるわ
だって天竜人を殴ったら消えてしまったもの」
『エースとサボはどう思う?』
ニーナに教えるべきかどうかをエースとサボにも判断してもらおうと問いかける。
エ「俺は恋歌が良ければいいと思う
悪いやつじゃないんだろ?」
サボ「俺もエースと同じ意見だ
ニーナは言いふらしたりもしないと思うし」
二人は恋歌の判断に任せるようだ。
『わかった
じゃあニーナ、桜姫の正体を教えてあげる』
ニ「誰が桜姫なのかまで知ってるの!?
貴女何者?」
『何者というか本人だからね
知ってるというかなんというか…』
ニ「は?」
ははは、と笑っている恋歌を見てぽかんとするニーナ。
サボ「ニーナ、間抜け面になってるぞ」
ニ「誰が桜姫だって?」
サボ「だから恋歌」
ニ「嘘…」
エ「嘘じゃねぇよ
恋歌見せてやれば?」
エースに促されていつも通り桜姫の姿に変わる。
『できればこのことは内緒に…わっ!!』
内緒にしてほしいと言う前にニーナが恋歌に飛び付いてきた。
ニ「会いたかった!ずっとお礼が言いたくて生きてきたのよ!」
『そんな大袈裟な』
ニ「大袈裟なんかじゃない
私は貴女に命も運命も救われた
だからこそ貴女に会うことが私の次の生きる希望だった」
『ニーナ…』
ニ「桜姫が恋歌だっていうのはびっくりしたけど貴女でよかった
ありがとう…本当にありがとう!」
恋歌に抱きついたまま泣き出したニーナを背中を擦って慰める姿をエースとサボは嬉しそうに見ていた。
泣き疲れて眠ってしまったニーナをエースのベッドに寝かせる。
いつもの姿に戻った恋歌はふぅと息をついた。
『まさかあの騒動で逃げられた奴隷の人がいたとはね』
サボ「結果的に人助けになったってことだな」
『私はサボに攻撃した天竜人だけが狙いだったのにな』
エ「結果おーらいだろ
助かったニーナが喜んでるんだ、それでいいじゃないか」
『まぁね』
幸せそうに眠るニーナに恋歌は頭を撫でる。
サボ「他にも助かったやついるってことなのかな?」
エ「ニーナの言い方だとそんな感じだったな」
『あんなめちゃくちゃしただけなのにね…』
エ「そのめちゃくちゃのお陰で今ニーナと会えたんだ」
『うん…ニーナと会えてよかった』
サボ「そういえばニーナの能力ってなんなんだろ」
エ「なんだサボも知らねぇのか」
サボ「教えてくれねぇんだ」
『いいんじゃない?
私だって二人が知らない力あるよ?』
エ「恋歌は…なんか今更って感じだな」
サボ「確かに…
今更何をされても驚きはしないからな」
『なにそれ』
膨れる恋歌にエースとサボは笑いながら楽しい時間は過ぎていった。
ニ「あれ?
私いつの間に…」
『あ、ニーナ起きたのね』
しばらくするとニーナが目を覚ました。
ニ「他の二人は?」
『明日この島を出るらしいから色々調達してくるって』
ニ「そっか…みんな行っちゃうのね…」
『ニーナはこれからどうするの?』
ニ「わからない…
今までは貴女に会うことだけを目標に生きてきた
でもそれも果たせた…だから…どうしたらいいかわからない…
つまんない人生よね!生きる目標も希望もないなんて!」
無理に笑いながら話すニーナに恋歌は心が痛くなった。
『なら…私と来る?』
ニ「え?」
『偶然だけど私が助けた命、変えてしまった運命なら一緒に楽しく生きましょう?
貴女と一緒なら楽しそうだわ
いや?』
ニ「いやじゃ、…いやじゃない!
でもいいの?」
『私が一緒に居たいのよ』
ニ「…ありがとう」
またニーナは笑ったが今度のは心から嬉しそうな笑みだった。
ニーナはベッドの上に正座をして恋歌に頭を下げた。
ニ「私は貴女に忠誠を誓います
私の力思う存分使ってください」
『忠誠とかじゃなくて友情とかにしない?』
ニ「貴女がそれでよろしいのであれば喜んで
ですが、私が貴女を慕っていることはお忘れなきよう」
『ありがとう
でもいつもは普通でいいから
私も普段は桜姫じゃないし』
ニ「了解しました」