アラバスタ
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しかしそんなことをしている間にどんどんバナナワニが部屋に入ってくる。
ビ「こんな数のバナナワニ…!!」
『ビビ王女、あの檻の近くにいてください
すぐに終わりますから』
ビビは大人しく檻の前にいった。
そしてその檻を守るように恋歌は前に立って刀を抜いた。
刀を下に向けて手を離す。
ゾ「何して…!?」
刀を離すことの意味がわからずゾロが慌てる。
だが、その刀は地面に吸い込まれるように消えていった。
『【卍解 千本桜景義】』
恋歌の回りに桜が舞い、それらが刃となってバナナワニを襲う。
全ての出てきたバナナワニを倒したあと、刀を元に戻して今度はバナナワニの水槽に向かって構えた。
『【卍解 大紅蓮氷輪丸】』
背中から氷の翼が生えて全身が氷の龍のような形になる。
そして龍の氷を放って、水槽を全て凍らす。
中にいたバナナワニは身動きができずに固まってしまった。
『後は…』
恋歌は檻の方に歩いていってルフィの前に立つ。
『頑張ってね
今回貴方が私を呼ぶことはないと思うけど見守っているから』
ル「ありがとな」
『下がっていて』
恋歌は刀の一振りで檻を壊した。
『では、私はこれで失礼します』
ス「ちょっと待て」
『何ですか?』
ス「俺がお前みたいな悪党を逃がすと思うか?」
スモーカーが十手を恋歌の背中に突きつける。
『思いませんね
でも貴方に私は捕まえられない
でも今回私はあなたを傷つけるつもりはありません』
ス「だろうな…」
スモーカーはため息をついて十手を降ろした。
『では』
恋歌はそのまま姿を消した。
ゾ「結局知らねぇやつに助けられちまったな」
ウ「あの強さ尋常じゃねぇよ!!」
ナ「何者なのかしら…
ルフィとビビは知り合いなの?」
ル「しっ、知らねぇぞ!あんなやつ!!」
ナ「あんたほんと嘘つけないわね…
まぁいいわ
ビビは?」
ビ「私も知り合いというわけではないのだけど…」
ナ「……つまり言えないわけね
あ~あ、あいつ政府に渡したら20億も手に入ったのに…」
「「「「金の話かよ!!」」」」
恋歌はアルバーナに向かうルフィたちを上空から眺めていた。
チョッパーが大きなカニに乗って全員を迎えに来てくれたが、クロコダイルに捕らえられそうになったビビを庇ったルフィが一人クロコダイルに挑んだ。
今回のアラバスタではビビを守ると決めたのでカニの後を着いていくことにした。
それに恋歌はルフィの実力も信じていたため、ビビのことを優先したのだ。
ルフィは仲間のためならばどこまでも強くなれる人だから。
仲間たちとアルバーナで会うという約束をしてルフィと仲間たちは離れていく。
途中でクンフージュゴンたちに助けてもらいながらサンドラ川を渡り、そのあとはアラバスタ最速と言われる、カルーを隊長とした超カルガモ部隊が迎えに来た。
作戦により全員同じマントを着て誰がビビなのかをわからなくした。
待ち構えていたナンバーエージェントたちはその中にビビがいると信じ、3つに別れてそれぞれを追った。
だが、ビビはその中におらず反乱軍を止めるために仲間たちに囮になってもらっていた。
前方から反乱軍が押し寄せてきている。
『怪我しますよ?』
恋歌はカルーから降りて反乱軍の正面に立つビビに話しかける。
カルーは始めて見た桜姫の姿に警戒している。
ビ「カルー、大丈夫よ
この人は味方だから
ここで食い止めないと戦いが始まってしまいますから」
『貴女が怪我をしてしまいますよ?』
ビ「皆この国の為に命をかけてくれてるんです
私だけ命をかけないわけにはいきません」
『そうですか
ならば止めはしませんが、命に関わるようなことがあれば貴女の意思に関係なく私は止めますよ』
ビ「はい
皆からも私が死んでは意味がないと言われていますから」
『貴女を死なすようなことは私がしませんよ』
話しているうちに反乱軍がそこまで迫ってきていた。
フードを取ったビビが反乱軍に声を張り上げようとしたときに後ろから砲弾が飛んできた。
それに気づいた恋歌が咄嗟に砲弾を蹴り飛ばしたが、蹴り飛ばした衝撃で爆発してしまい土煙が巻き起こる。
ビ「!?これじゃ視界が…!!」
『(周りが砂漠である以上風で土煙を晴らすことはできない
どこから砲弾なんか…)』
砲弾が飛んできた方向には国王軍が反乱軍を待ち構えていた。
『危ない!』
土煙で前が見えなくなり、反乱軍はビビに気づくことなく通りすぎていく。
何万人といる人の流れに逆らって立っているビビは反乱軍に気づかれずに倒されてしまった。
それを恋歌がビビとカルーに覆い被さって、マントで守る。
『もう大丈夫です
立てますか?』
反乱軍が過ぎ去ったあとにビビとカルーをマントから出す。
ビ「私は大丈夫ですけど…
戦いが…!!」
ぶつかり合う国王軍と反乱軍。
ビビは悔しそうに拳を握りしめた。
ビ「こんな数のバナナワニ…!!」
『ビビ王女、あの檻の近くにいてください
すぐに終わりますから』
ビビは大人しく檻の前にいった。
そしてその檻を守るように恋歌は前に立って刀を抜いた。
刀を下に向けて手を離す。
ゾ「何して…!?」
刀を離すことの意味がわからずゾロが慌てる。
だが、その刀は地面に吸い込まれるように消えていった。
『【卍解 千本桜景義】』
恋歌の回りに桜が舞い、それらが刃となってバナナワニを襲う。
全ての出てきたバナナワニを倒したあと、刀を元に戻して今度はバナナワニの水槽に向かって構えた。
『【卍解 大紅蓮氷輪丸】』
背中から氷の翼が生えて全身が氷の龍のような形になる。
そして龍の氷を放って、水槽を全て凍らす。
中にいたバナナワニは身動きができずに固まってしまった。
『後は…』
恋歌は檻の方に歩いていってルフィの前に立つ。
『頑張ってね
今回貴方が私を呼ぶことはないと思うけど見守っているから』
ル「ありがとな」
『下がっていて』
恋歌は刀の一振りで檻を壊した。
『では、私はこれで失礼します』
ス「ちょっと待て」
『何ですか?』
ス「俺がお前みたいな悪党を逃がすと思うか?」
スモーカーが十手を恋歌の背中に突きつける。
『思いませんね
でも貴方に私は捕まえられない
でも今回私はあなたを傷つけるつもりはありません』
ス「だろうな…」
スモーカーはため息をついて十手を降ろした。
『では』
恋歌はそのまま姿を消した。
ゾ「結局知らねぇやつに助けられちまったな」
ウ「あの強さ尋常じゃねぇよ!!」
ナ「何者なのかしら…
ルフィとビビは知り合いなの?」
ル「しっ、知らねぇぞ!あんなやつ!!」
ナ「あんたほんと嘘つけないわね…
まぁいいわ
ビビは?」
ビ「私も知り合いというわけではないのだけど…」
ナ「……つまり言えないわけね
あ~あ、あいつ政府に渡したら20億も手に入ったのに…」
「「「「金の話かよ!!」」」」
恋歌はアルバーナに向かうルフィたちを上空から眺めていた。
チョッパーが大きなカニに乗って全員を迎えに来てくれたが、クロコダイルに捕らえられそうになったビビを庇ったルフィが一人クロコダイルに挑んだ。
今回のアラバスタではビビを守ると決めたのでカニの後を着いていくことにした。
それに恋歌はルフィの実力も信じていたため、ビビのことを優先したのだ。
ルフィは仲間のためならばどこまでも強くなれる人だから。
仲間たちとアルバーナで会うという約束をしてルフィと仲間たちは離れていく。
途中でクンフージュゴンたちに助けてもらいながらサンドラ川を渡り、そのあとはアラバスタ最速と言われる、カルーを隊長とした超カルガモ部隊が迎えに来た。
作戦により全員同じマントを着て誰がビビなのかをわからなくした。
待ち構えていたナンバーエージェントたちはその中にビビがいると信じ、3つに別れてそれぞれを追った。
だが、ビビはその中におらず反乱軍を止めるために仲間たちに囮になってもらっていた。
前方から反乱軍が押し寄せてきている。
『怪我しますよ?』
恋歌はカルーから降りて反乱軍の正面に立つビビに話しかける。
カルーは始めて見た桜姫の姿に警戒している。
ビ「カルー、大丈夫よ
この人は味方だから
ここで食い止めないと戦いが始まってしまいますから」
『貴女が怪我をしてしまいますよ?』
ビ「皆この国の為に命をかけてくれてるんです
私だけ命をかけないわけにはいきません」
『そうですか
ならば止めはしませんが、命に関わるようなことがあれば貴女の意思に関係なく私は止めますよ』
ビ「はい
皆からも私が死んでは意味がないと言われていますから」
『貴女を死なすようなことは私がしませんよ』
話しているうちに反乱軍がそこまで迫ってきていた。
フードを取ったビビが反乱軍に声を張り上げようとしたときに後ろから砲弾が飛んできた。
それに気づいた恋歌が咄嗟に砲弾を蹴り飛ばしたが、蹴り飛ばした衝撃で爆発してしまい土煙が巻き起こる。
ビ「!?これじゃ視界が…!!」
『(周りが砂漠である以上風で土煙を晴らすことはできない
どこから砲弾なんか…)』
砲弾が飛んできた方向には国王軍が反乱軍を待ち構えていた。
『危ない!』
土煙で前が見えなくなり、反乱軍はビビに気づくことなく通りすぎていく。
何万人といる人の流れに逆らって立っているビビは反乱軍に気づかれずに倒されてしまった。
それを恋歌がビビとカルーに覆い被さって、マントで守る。
『もう大丈夫です
立てますか?』
反乱軍が過ぎ去ったあとにビビとカルーをマントから出す。
ビ「私は大丈夫ですけど…
戦いが…!!」
ぶつかり合う国王軍と反乱軍。
ビビは悔しそうに拳を握りしめた。