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ナミから見えない場所まで移動して自分とビビの回りに外に声が漏れないように結界を張った。
ビ「それで話というのは?
ナミさんにも聞かれちゃいけないなんて…」
『ナミにはまだ教えるわけにはいかないわ
ビビもこのことは他言しないと約束してくれる?』
ビ「わかったわ」
『船で話した桜姫のこと覚えてる?』
ビ「確か正体のわからないすごい人で海軍から多額の懸賞金をかけられているっていう
桜を使って船を沈めたことからこの名前がついたとか」
『まぁ大まかなとこはそんな感じ
姿はどんなのか知ってる?』
ビ「ナミさんに一度昔の手配書を見せてもらったことがあるわ」
『ならわかるね』
恋歌は目を閉じて神の道化と黒い靴を発動させた。
『この姿がその桜姫っていうことは…』
ビビは手配書と全く同じ格好をしている恋歌を見て目を見開いた。
ビ「…嘘…」
『私はこの姿でないと強い力を使わないと決めているの
だからこそ私はここを離れる
ビビの手助けを全力でしたいから
恋歌のままだと戦いで使えない力があるからね
この刀がそう』
ビ「だから一度も刀を抜かなかった…」
『その通り
桜姫と同じ力を使えば怪しまれるから
さて、ビビ本題はこれからよ
私はあの三人の為にしか力を使ってこなかった
でも今回はビビの為に力を使う』
ビ「でもナミさんを助けてくれたじゃない」
『あれはルフィに頼まれたからよ
ルフィに呼ばれてナミを助けてくれと頼まれた、それだけのこと』
ビ「じゃあなぜ私の為に?」
『貴女はこの国のために命を張ることのできる優しいお姫様
だけど悪いけど私は国を救うなんて大それたことはできない
でもね?
一人の友達を手助けすることはできる』
ビ「恋歌さん…」
恋歌はビビに膝まづいてビビを見上げた。
『私は貴女がこの国を救うまで全力を尽くすと約束します
恋歌としての私はいなくなるけど桜姫としての私は貴女を決して見離さない』
ビビは口に手をあててぼろぼろと泣きはじめた。
『その証としてこれを持っていて』
恋歌がビビに渡したのはひとつの金の腕輪。
それをビビの左腕にはめた。
ビ「これは?」
『私を呼ぶことのできるもの
ただし効力はクロコダイルを倒すまで
そのあとは効力は失われてただの腕輪になるわ
使い方は私を心で呼ぶこと
いつだろうと、どこだろうとも駆けつける
必要になったら呼んで』
ビ「でも恋歌さんを危険な目に合わせてしまうわ」
恋歌は立ち上がってビビを抱き締める。
『ビビは私を誰だと思ってるの?
これでも懸賞金20億超えの賞金首よ?』
笑ってそう言えばビビも抱き締め返してくれた。
ビ「そうね
ありがとう恋歌さん」
『最後にひとつ
この姿の時は桜姫よ、ビビ王女』
ビ「わかりました
桜姫さん」
『ではいつでもお呼びください
私は今回貴女の為にいるのですから』
そう言うと恋歌はビビを離して結界を解き一瞬で姿を消した。
ビ「ありがとう…」
先ほどまで恋歌がいた場所を見つめはめられた腕輪を大事そうに抱えた。
『さてと、何でエースとサボの気配がルフィたちから離れてるのかはわからないけど一応色々準備しますか』
恋歌は最初に訪れたナノハナに行き、チョッパー対策できつすぎない香水を買ってつけた。
『チョッパーは鼻が効くからね
匂いで誰かわかるかも知れないし』
買った香水は柑橘系で自分でも結構いい匂いだと思うがチョッパーの鼻のことを考えると可哀想な気がする。
『後は声か…
喋らないなんてできるのかな?
でもどうやって声って変えられるんだろう…
あ、そうだ服も変えないとね
いつものじゃ日焼けするらしいから…
死魄装とかでないかな?』
恋歌は一般的な黒い方をイメージしてみると服を変えることができた。
『トランス能力でできるもんだね
これなら全身大丈夫か』
声も声帯をトランスすることでいつもの声より少しだけ声が低くなるようにできた。
『完璧
この国海軍いっぱいいるからね
用心しとかないと』
恋歌はこの日はフーシャ村に戻って眠ることにした。
ビ「それで話というのは?
ナミさんにも聞かれちゃいけないなんて…」
『ナミにはまだ教えるわけにはいかないわ
ビビもこのことは他言しないと約束してくれる?』
ビ「わかったわ」
『船で話した桜姫のこと覚えてる?』
ビ「確か正体のわからないすごい人で海軍から多額の懸賞金をかけられているっていう
桜を使って船を沈めたことからこの名前がついたとか」
『まぁ大まかなとこはそんな感じ
姿はどんなのか知ってる?』
ビ「ナミさんに一度昔の手配書を見せてもらったことがあるわ」
『ならわかるね』
恋歌は目を閉じて神の道化と黒い靴を発動させた。
『この姿がその桜姫っていうことは…』
ビビは手配書と全く同じ格好をしている恋歌を見て目を見開いた。
ビ「…嘘…」
『私はこの姿でないと強い力を使わないと決めているの
だからこそ私はここを離れる
ビビの手助けを全力でしたいから
恋歌のままだと戦いで使えない力があるからね
この刀がそう』
ビ「だから一度も刀を抜かなかった…」
『その通り
桜姫と同じ力を使えば怪しまれるから
さて、ビビ本題はこれからよ
私はあの三人の為にしか力を使ってこなかった
でも今回はビビの為に力を使う』
ビ「でもナミさんを助けてくれたじゃない」
『あれはルフィに頼まれたからよ
ルフィに呼ばれてナミを助けてくれと頼まれた、それだけのこと』
ビ「じゃあなぜ私の為に?」
『貴女はこの国のために命を張ることのできる優しいお姫様
だけど悪いけど私は国を救うなんて大それたことはできない
でもね?
一人の友達を手助けすることはできる』
ビ「恋歌さん…」
恋歌はビビに膝まづいてビビを見上げた。
『私は貴女がこの国を救うまで全力を尽くすと約束します
恋歌としての私はいなくなるけど桜姫としての私は貴女を決して見離さない』
ビビは口に手をあててぼろぼろと泣きはじめた。
『その証としてこれを持っていて』
恋歌がビビに渡したのはひとつの金の腕輪。
それをビビの左腕にはめた。
ビ「これは?」
『私を呼ぶことのできるもの
ただし効力はクロコダイルを倒すまで
そのあとは効力は失われてただの腕輪になるわ
使い方は私を心で呼ぶこと
いつだろうと、どこだろうとも駆けつける
必要になったら呼んで』
ビ「でも恋歌さんを危険な目に合わせてしまうわ」
恋歌は立ち上がってビビを抱き締める。
『ビビは私を誰だと思ってるの?
これでも懸賞金20億超えの賞金首よ?』
笑ってそう言えばビビも抱き締め返してくれた。
ビ「そうね
ありがとう恋歌さん」
『最後にひとつ
この姿の時は桜姫よ、ビビ王女』
ビ「わかりました
桜姫さん」
『ではいつでもお呼びください
私は今回貴女の為にいるのですから』
そう言うと恋歌はビビを離して結界を解き一瞬で姿を消した。
ビ「ありがとう…」
先ほどまで恋歌がいた場所を見つめはめられた腕輪を大事そうに抱えた。
『さてと、何でエースとサボの気配がルフィたちから離れてるのかはわからないけど一応色々準備しますか』
恋歌は最初に訪れたナノハナに行き、チョッパー対策できつすぎない香水を買ってつけた。
『チョッパーは鼻が効くからね
匂いで誰かわかるかも知れないし』
買った香水は柑橘系で自分でも結構いい匂いだと思うがチョッパーの鼻のことを考えると可哀想な気がする。
『後は声か…
喋らないなんてできるのかな?
でもどうやって声って変えられるんだろう…
あ、そうだ服も変えないとね
いつものじゃ日焼けするらしいから…
死魄装とかでないかな?』
恋歌は一般的な黒い方をイメージしてみると服を変えることができた。
『トランス能力でできるもんだね
これなら全身大丈夫か』
声も声帯をトランスすることでいつもの声より少しだけ声が低くなるようにできた。
『完璧
この国海軍いっぱいいるからね
用心しとかないと』
恋歌はこの日はフーシャ村に戻って眠ることにした。