アラバスタ
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『皆大丈夫かな?』
すっかり全員見えなくなってしまって心配する恋歌とビビ。
ナ「心配ないわよ
足跡追って着いてくるわ」
だがナミはそこまで気にしていないようだ。
ナ「ねぇひとつ恋歌に聞きたいことがあるんだけど」
『何?』
ナ「恋歌ってエースと付き合ってるの?」
『へ?』
ラクダに乗ったまま器用に顔を近づけてくるナミに若干引きながらもいきなり質問される意味がわからず変な声を出してしまった。
ナ「へ?じゃないわよ
あれだけ大切にされておきながら違うとは言わせないわよ」
『違うことは…///その…///
ないけど…///』
ビ「でもエースさんってルフィさんのお兄さんなら恋歌さんの息子ってことになるんじゃ…」
ビビが今気づいたというようにはっとした顔をする。
ナ「そういえばそうね」
『…エースとはエースが二歳の時に会ってそれから暫く一緒に暮らしたの
そのあとは何年か離れて暮らしてたんだけどそのときにルフィとサボに出会って家族になったの
エースからは…///えっと…島にいてた頃から色々言われてたんだけど………///』
ナ「ああ!もうじれったい!
早く言いなさい!」
『私も好きだって言ったのはナノハナってだけで!///
…特にそれ以外は何も…///』
ナミに怒鳴られて言いずらかったことを勢いで言ってしまった。
ナ「ナノハナって最近じゃない!
あれ?でも島にいてた頃からってことは少なくとも三年は経ってるわよね
あんた一体どれだけ待たしたのよ」
『五年ぐらいかな…』
ビ「五年!?」
ナ「エースもよく待ってたわね
尊敬するわ」
『うん…』
ナミが本当に関心したように言うと恋歌は悲しそうな顔をした。
ビ「どうしました?」
『エースは待っててくれた
それは嬉しいんだけど私より若くて綺麗な女の子いっぱいいるのに…』
そう呟くとナミに額を小突かれた。
ナ「バカね、好きでもない女のこと五年も待ってられないわよ
あんたはエースのこと嫌いなの?」
『そんなわけない!』
ナ「ならいいじゃない
歳がどうとかいうけど恋歌は私たちと大して変わらないように見えるわ
だから大丈夫よ
それに自分をそんなに過小評価してもそのあんたを待ってたエースのこともバカにしてるってことになるわ
回りから見てたらあんたは十分愛されてる
もちろんルフィとサボからもね
だから自信を持ちなさい」
ナミの力強い言葉がすとんと心に入ってきた。
『うん
ありがとう』
そのあとビビから反乱軍のリーダーは友達であったということを聞いた。
その話をしているときのビビはとても辛そうだった。
一度岩場が見えたのでマツゲも無理してサンニン運んでくれているということで一旦休憩することにした。
『……ねぇビビ?
私は麦わら海賊団ではないけどビビの友達でいてもいい?』
ビ「え?ええ…
私も恋歌さんとは友達でいたいわ」
急な話の変わり方に戸惑いながらも返事を返してくれたビビに恋歌は微笑む。
『私アラバスタでお別れするって言ってたの覚えてる?』
ナ「そういえばそんなこと言ってたわね
確か会いたい人がいるからって…
まさか…」
ナミは何かに気づいたようにそこで言葉を切る。
『そう、私が会いたかったのはエースとサボの二人
こうやって四人で会えることなんて滅多にないからね
それでそろそろアラバスタから去ろうかと思ってる』
ビ「どうして!?そんな急に…」
悲しそうな顔をするビビに恋歌は困った顔をした。
ナ「そうよ!
何もそんな急に帰ることないじゃない
ここには私たちしかいないのよ!?」
『元々私がここに来たのはルフィに呼ばれたから
そしてその呼ばれた理由はナミの病気を治すこと
それが果たされたあとは私はここにいる意味はなかった
それでもあの船に乗っていたのはエースとサボに会うため
それも果たされた
ということはもうここにいる理由はないわ
だけどその前にビビに話しておくことがあったの』
ビ「私に?」
『ナミには悪いんだけど聞かせられないの…』
ナミはしょうがないと言うように肩を落としてため息をついた。
ナ「いいわ、あんたを詮索しないっていうのが私を助けてくれる条件だったらしいじゃない
だったら私も何も聞かないわ」
『ありがとう
じゃあビビちょっとこっち来て』
すっかり全員見えなくなってしまって心配する恋歌とビビ。
ナ「心配ないわよ
足跡追って着いてくるわ」
だがナミはそこまで気にしていないようだ。
ナ「ねぇひとつ恋歌に聞きたいことがあるんだけど」
『何?』
ナ「恋歌ってエースと付き合ってるの?」
『へ?』
ラクダに乗ったまま器用に顔を近づけてくるナミに若干引きながらもいきなり質問される意味がわからず変な声を出してしまった。
ナ「へ?じゃないわよ
あれだけ大切にされておきながら違うとは言わせないわよ」
『違うことは…///その…///
ないけど…///』
ビ「でもエースさんってルフィさんのお兄さんなら恋歌さんの息子ってことになるんじゃ…」
ビビが今気づいたというようにはっとした顔をする。
ナ「そういえばそうね」
『…エースとはエースが二歳の時に会ってそれから暫く一緒に暮らしたの
そのあとは何年か離れて暮らしてたんだけどそのときにルフィとサボに出会って家族になったの
エースからは…///えっと…島にいてた頃から色々言われてたんだけど………///』
ナ「ああ!もうじれったい!
早く言いなさい!」
『私も好きだって言ったのはナノハナってだけで!///
…特にそれ以外は何も…///』
ナミに怒鳴られて言いずらかったことを勢いで言ってしまった。
ナ「ナノハナって最近じゃない!
あれ?でも島にいてた頃からってことは少なくとも三年は経ってるわよね
あんた一体どれだけ待たしたのよ」
『五年ぐらいかな…』
ビ「五年!?」
ナ「エースもよく待ってたわね
尊敬するわ」
『うん…』
ナミが本当に関心したように言うと恋歌は悲しそうな顔をした。
ビ「どうしました?」
『エースは待っててくれた
それは嬉しいんだけど私より若くて綺麗な女の子いっぱいいるのに…』
そう呟くとナミに額を小突かれた。
ナ「バカね、好きでもない女のこと五年も待ってられないわよ
あんたはエースのこと嫌いなの?」
『そんなわけない!』
ナ「ならいいじゃない
歳がどうとかいうけど恋歌は私たちと大して変わらないように見えるわ
だから大丈夫よ
それに自分をそんなに過小評価してもそのあんたを待ってたエースのこともバカにしてるってことになるわ
回りから見てたらあんたは十分愛されてる
もちろんルフィとサボからもね
だから自信を持ちなさい」
ナミの力強い言葉がすとんと心に入ってきた。
『うん
ありがとう』
そのあとビビから反乱軍のリーダーは友達であったということを聞いた。
その話をしているときのビビはとても辛そうだった。
一度岩場が見えたのでマツゲも無理してサンニン運んでくれているということで一旦休憩することにした。
『……ねぇビビ?
私は麦わら海賊団ではないけどビビの友達でいてもいい?』
ビ「え?ええ…
私も恋歌さんとは友達でいたいわ」
急な話の変わり方に戸惑いながらも返事を返してくれたビビに恋歌は微笑む。
『私アラバスタでお別れするって言ってたの覚えてる?』
ナ「そういえばそんなこと言ってたわね
確か会いたい人がいるからって…
まさか…」
ナミは何かに気づいたようにそこで言葉を切る。
『そう、私が会いたかったのはエースとサボの二人
こうやって四人で会えることなんて滅多にないからね
それでそろそろアラバスタから去ろうかと思ってる』
ビ「どうして!?そんな急に…」
悲しそうな顔をするビビに恋歌は困った顔をした。
ナ「そうよ!
何もそんな急に帰ることないじゃない
ここには私たちしかいないのよ!?」
『元々私がここに来たのはルフィに呼ばれたから
そしてその呼ばれた理由はナミの病気を治すこと
それが果たされたあとは私はここにいる意味はなかった
それでもあの船に乗っていたのはエースとサボに会うため
それも果たされた
ということはもうここにいる理由はないわ
だけどその前にビビに話しておくことがあったの』
ビ「私に?」
『ナミには悪いんだけど聞かせられないの…』
ナミはしょうがないと言うように肩を落としてため息をついた。
ナ「いいわ、あんたを詮索しないっていうのが私を助けてくれる条件だったらしいじゃない
だったら私も何も聞かないわ」
『ありがとう
じゃあビビちょっとこっち来て』