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ビ「ルフィさん!ダメよ追っちゃ!」
サ「あのバカ…」
ナ「あんたここに戻って来られるの!?」
ウ「ルフィー戻れー!!」
四人の声を聞くことなくルフィはワルサギを追って姿が見えなくなった。
サ「そういや無事だった恋歌さんの荷物には何が入ってたんだ?」
恋歌の荷物はえが持っていてくれたので無事だった。
中身を見てみると、少しの食糧と水筒に水が入っているだけだった。
これではこの人数分の食糧にはならない。
水も全然足りないだろう。
だがサンジは水筒を振って首を傾げた。
サ「俺は一人にひとつずつ水筒を渡した
いつでも飲めるようにな
でも恋歌さんの水筒…」
『ん?』
サ「恋歌さん、あんた砂漠に入ってから水飲んだか?」
サンジの質問に全員が驚いて恋歌を見る。
ナ「サンジくん!どういうこと?」
サ「この水筒の中身全然減ってねぇんだ」
ナミも渡された水筒を持てば重さで少しも中身が減っていないことがわかる。
ナ「まさか一口も飲んでないの?」
『そこからは一口も飲んでないよ
もしかしたら皆の水なくなっちゃうかも知れないからその時用にね』
ビ「そんな!水を飲まないと脱水症状を起こして倒れちゃうわ!」
焦り出す皆に恋歌は普通に笑う。
『大丈夫よ
私ちゃんと水分とってるから
そんなことより私ルフィを連れ戻して来るよ』
恋歌は立ち上がって背中から純白の翼を出す。
『できたら荷物もとってくるね』
恋歌は翼を広げて空を飛び、ルフィの行った方向に飛んで行ってしまった。
呆然と恋歌が飛び立っていってしまった方向を見つめるクルーたち。
ナ「ねぇどうやって水分とってるのかしら」
サ「エース、サボ何か知ってるかい?」
エ「さぁな、俺たちは恋歌のことを全部知ってるわけじゃねぇからな」
サボ「恋歌が自分で大丈夫だって言ったんだ
なら何かしてんだろ」
心配を全然していない二人を見てクルーたちは落ち着きを取り戻す。
サ「しっかし自分の水ぐらい好きに飲んだらいいのに
他のやつのために残しとくなんて…」
ナ「でもあの子はいつも人のことばかり…
最初に会ったときからずっと…」
エ「恋歌は昔からそうさ
俺たちのことばかり優先して自分のことは全く気にしてない」
サボ「だから俺たちは強くなって恋歌を守ると誓ったんだ
恋歌には数えきれねぇ恩がある」
サ「そうか…
恋歌さんが言ってた生涯守りたい三人って…」
サンジが恋歌との会話を思い出したように目を見開く。
エ「恐らく俺たちのことだろうな」
サボ「でも俺たちは守られて終わるつもりなんか毛頭ない」
エ「だからこそ俺たちは強くなったんだからな」
エースとサボの決意を秘めた目にクルーたち全員が笑う。
ゾ「大したやつだな、恋歌は」
ナ「こんなすごいボディーガード他にはいないわよ」
チ「家族っていいもんだな」
サ「心が優しいからな」
ビ「ええ、恋歌さんはとても優しい人
だからこそ心配になることもあるけど」
エ「ちげぇねぇや」
笑うエースにゾロがそういえばと口を開く。
ゾ「恋歌って強いのか?
不思議な力使えるみてぇだけど
刀も持ってるわりには使ってるどころか抜いたところも見たことねぇ」
ナ「そういえばそうよね
あんな力見たことないわ
刀もいつも持ってるだけって感じ
でもとても強そうには見えないけど」
エ「それは本人に聞きな」
サボ「俺たちからは何も言えねぇな」
ゾ「なぜだ?」
エ「言ってもいいと判断した相手なら自分から言うさ」
サボ「それを言うのは俺たちじゃない」
エ「それに残念ながら俺たちも恋歌が刀を抜いたところを一度も見たことがねぇんだ」
それからは恋歌のことについては口を閉ざした二人。
そして帰ってこない二人を心配して探しに行こうとすると地鳴りが響いた。
サ「あのバカ…」
ナ「あんたここに戻って来られるの!?」
ウ「ルフィー戻れー!!」
四人の声を聞くことなくルフィはワルサギを追って姿が見えなくなった。
サ「そういや無事だった恋歌さんの荷物には何が入ってたんだ?」
恋歌の荷物はえが持っていてくれたので無事だった。
中身を見てみると、少しの食糧と水筒に水が入っているだけだった。
これではこの人数分の食糧にはならない。
水も全然足りないだろう。
だがサンジは水筒を振って首を傾げた。
サ「俺は一人にひとつずつ水筒を渡した
いつでも飲めるようにな
でも恋歌さんの水筒…」
『ん?』
サ「恋歌さん、あんた砂漠に入ってから水飲んだか?」
サンジの質問に全員が驚いて恋歌を見る。
ナ「サンジくん!どういうこと?」
サ「この水筒の中身全然減ってねぇんだ」
ナミも渡された水筒を持てば重さで少しも中身が減っていないことがわかる。
ナ「まさか一口も飲んでないの?」
『そこからは一口も飲んでないよ
もしかしたら皆の水なくなっちゃうかも知れないからその時用にね』
ビ「そんな!水を飲まないと脱水症状を起こして倒れちゃうわ!」
焦り出す皆に恋歌は普通に笑う。
『大丈夫よ
私ちゃんと水分とってるから
そんなことより私ルフィを連れ戻して来るよ』
恋歌は立ち上がって背中から純白の翼を出す。
『できたら荷物もとってくるね』
恋歌は翼を広げて空を飛び、ルフィの行った方向に飛んで行ってしまった。
呆然と恋歌が飛び立っていってしまった方向を見つめるクルーたち。
ナ「ねぇどうやって水分とってるのかしら」
サ「エース、サボ何か知ってるかい?」
エ「さぁな、俺たちは恋歌のことを全部知ってるわけじゃねぇからな」
サボ「恋歌が自分で大丈夫だって言ったんだ
なら何かしてんだろ」
心配を全然していない二人を見てクルーたちは落ち着きを取り戻す。
サ「しっかし自分の水ぐらい好きに飲んだらいいのに
他のやつのために残しとくなんて…」
ナ「でもあの子はいつも人のことばかり…
最初に会ったときからずっと…」
エ「恋歌は昔からそうさ
俺たちのことばかり優先して自分のことは全く気にしてない」
サボ「だから俺たちは強くなって恋歌を守ると誓ったんだ
恋歌には数えきれねぇ恩がある」
サ「そうか…
恋歌さんが言ってた生涯守りたい三人って…」
サンジが恋歌との会話を思い出したように目を見開く。
エ「恐らく俺たちのことだろうな」
サボ「でも俺たちは守られて終わるつもりなんか毛頭ない」
エ「だからこそ俺たちは強くなったんだからな」
エースとサボの決意を秘めた目にクルーたち全員が笑う。
ゾ「大したやつだな、恋歌は」
ナ「こんなすごいボディーガード他にはいないわよ」
チ「家族っていいもんだな」
サ「心が優しいからな」
ビ「ええ、恋歌さんはとても優しい人
だからこそ心配になることもあるけど」
エ「ちげぇねぇや」
笑うエースにゾロがそういえばと口を開く。
ゾ「恋歌って強いのか?
不思議な力使えるみてぇだけど
刀も持ってるわりには使ってるどころか抜いたところも見たことねぇ」
ナ「そういえばそうよね
あんな力見たことないわ
刀もいつも持ってるだけって感じ
でもとても強そうには見えないけど」
エ「それは本人に聞きな」
サボ「俺たちからは何も言えねぇな」
ゾ「なぜだ?」
エ「言ってもいいと判断した相手なら自分から言うさ」
サボ「それを言うのは俺たちじゃない」
エ「それに残念ながら俺たちも恋歌が刀を抜いたところを一度も見たことがねぇんだ」
それからは恋歌のことについては口を閉ざした二人。
そして帰ってこない二人を心配して探しに行こうとすると地鳴りが響いた。