アラバスタ
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ビ「もうすぐ上陸します
砂漠では肌を出すと暑さで火傷をするのでこれを着てください」
一人船尾で海を眺めているとビビが話しかけてきた。
ビビに渡されたのは全身を覆えるローブ。
ビビも既に濃い藍色のものを着ている。
『ありがとう
砂漠ってどのぐらいまで気温上がるの?』
ビ「日中は50度を超えるわ
だから対策はちゃんとしていかないと」
『そうね
何か手伝えることある?』
ビ「今は大丈夫です、ありがとう
私これをルフィさんに渡してきますね」
もうひとつ持っていた服を渡しにビビはルフィの元に行ってしまった。
渡されたものを着て再び海を眺める。
『(私にできることをしよう
仲間の為に命をかけられる優しいこの船の人たちのために
そして…ただの自己満足でも偽善だろうと友達を守りたいから
それが私の意思)』
船の錨を降ろして上陸しようとすると不思議な動物がたくさんいた。
チョッパーによるとここを通りたかったら自分達を倒していけということらしい。
『…可愛い』
エ「え!?あれがか?」
クンフージュゴンを初めて見た恋歌は少し目をきらきらさせているように見える。
エースにはわからないようで首を傾げている。
ウソップはクンフージュゴンに挑んで瞬殺されていたが、ルフィは勝ってしまっていた。
だがビビによると勝ってしまうと弟子入りされるらしい。
そのせいかルフィの回りにはクンフージュゴンの群れができていた。
サボ「ははっ、ルフィのやつ変なやつらに好かれちまったなぁ」
ビ「笑い事じゃないですよ
ジュゴンたちに砂漠越えは無理よ」
しかしどうしても着いてくるというジュゴンたちをチョッパーが食べ物で説得してくれたお陰で盛大な見送りをしてくれた。
エ「恋歌荷物貸してみな」
一人一つずつ持っていた荷物をエースが貸してくれというので恋歌はエースに荷物を渡した。
『どうしたの?
何かこの中に必要な物でも入ってた?』
エ「いいや?
行くぞ」
そのままエースは皆の後を着いていく。
『え?荷物…』
エ「いいから、俺がいる間ぐらい甘えとけって」
にっこり笑うエースに恋歌は少しだけ微笑んで後を着いていく。
『……ありがとう』
恋歌は自分の刀しか荷物を持っていないことにちょっと悪いかなと思いつつ、エースの言葉に甘えさせてもらうことにした。
最初に着いたのはかつて緑の町と呼ばれていたエルマル。
だが、そこに緑の町と呼ばれていた頃の面影は微塵もなかった。
ル「いやぁ~何にもねぇなぁここは」
ビ「そうね
今はこんな廃墟な町になってしまったけどつい最近までここは緑いっぱいの活気ある町だったのよ」
ゾ「ここがねぇ…」
ゾロが近くの木を軽く蹴っただけで崩れていく。
ビ「元々この町は雨が少なかったけど、それでもその少ない雨水を確実に貯えることで町は何とか保っていたわ
だけどここ三年この国のあらゆる土地では一滴の雨さえ降らなくなってしまった」
サ「三年も!?」
チ「そんなにか!?」
ゾ「だがよ、雨が降らなくても今渡ってきた川があるだろ」
ウ「そうだ
あの広い川から水を引けなかったのか?」
ビ「その答えはこの先にあるわ」
再びビビは歩き始める。
ビ「雨が全く降らないなんてこのアラバスタでも過去数千年あり得なかったことよ
だけど一ヶ所だけいつもより多く雨の降る土地があったの
それが首都アルバーナ
王の住む宮殿のある町だった…
人はそれを王の奇跡と呼んだ
あの日事件が起きるまではね…」
ビビの話によると王宮に運ぶ積み荷の中にダンスパウダーがあり、同じ頃宮殿内でもダンスパウダーが発見されたとのこと。
ナ「ダンスパウダーが?」
ル「なんだ、知ってんのか?」
ナミの説明によると人工的に雨雲を成長させて雨を降らせることができるらしい。
ルフィは全く理解していなくて不思議粉で納得していた。
砂漠では肌を出すと暑さで火傷をするのでこれを着てください」
一人船尾で海を眺めているとビビが話しかけてきた。
ビビに渡されたのは全身を覆えるローブ。
ビビも既に濃い藍色のものを着ている。
『ありがとう
砂漠ってどのぐらいまで気温上がるの?』
ビ「日中は50度を超えるわ
だから対策はちゃんとしていかないと」
『そうね
何か手伝えることある?』
ビ「今は大丈夫です、ありがとう
私これをルフィさんに渡してきますね」
もうひとつ持っていた服を渡しにビビはルフィの元に行ってしまった。
渡されたものを着て再び海を眺める。
『(私にできることをしよう
仲間の為に命をかけられる優しいこの船の人たちのために
そして…ただの自己満足でも偽善だろうと友達を守りたいから
それが私の意思)』
船の錨を降ろして上陸しようとすると不思議な動物がたくさんいた。
チョッパーによるとここを通りたかったら自分達を倒していけということらしい。
『…可愛い』
エ「え!?あれがか?」
クンフージュゴンを初めて見た恋歌は少し目をきらきらさせているように見える。
エースにはわからないようで首を傾げている。
ウソップはクンフージュゴンに挑んで瞬殺されていたが、ルフィは勝ってしまっていた。
だがビビによると勝ってしまうと弟子入りされるらしい。
そのせいかルフィの回りにはクンフージュゴンの群れができていた。
サボ「ははっ、ルフィのやつ変なやつらに好かれちまったなぁ」
ビ「笑い事じゃないですよ
ジュゴンたちに砂漠越えは無理よ」
しかしどうしても着いてくるというジュゴンたちをチョッパーが食べ物で説得してくれたお陰で盛大な見送りをしてくれた。
エ「恋歌荷物貸してみな」
一人一つずつ持っていた荷物をエースが貸してくれというので恋歌はエースに荷物を渡した。
『どうしたの?
何かこの中に必要な物でも入ってた?』
エ「いいや?
行くぞ」
そのままエースは皆の後を着いていく。
『え?荷物…』
エ「いいから、俺がいる間ぐらい甘えとけって」
にっこり笑うエースに恋歌は少しだけ微笑んで後を着いていく。
『……ありがとう』
恋歌は自分の刀しか荷物を持っていないことにちょっと悪いかなと思いつつ、エースの言葉に甘えさせてもらうことにした。
最初に着いたのはかつて緑の町と呼ばれていたエルマル。
だが、そこに緑の町と呼ばれていた頃の面影は微塵もなかった。
ル「いやぁ~何にもねぇなぁここは」
ビ「そうね
今はこんな廃墟な町になってしまったけどつい最近までここは緑いっぱいの活気ある町だったのよ」
ゾ「ここがねぇ…」
ゾロが近くの木を軽く蹴っただけで崩れていく。
ビ「元々この町は雨が少なかったけど、それでもその少ない雨水を確実に貯えることで町は何とか保っていたわ
だけどここ三年この国のあらゆる土地では一滴の雨さえ降らなくなってしまった」
サ「三年も!?」
チ「そんなにか!?」
ゾ「だがよ、雨が降らなくても今渡ってきた川があるだろ」
ウ「そうだ
あの広い川から水を引けなかったのか?」
ビ「その答えはこの先にあるわ」
再びビビは歩き始める。
ビ「雨が全く降らないなんてこのアラバスタでも過去数千年あり得なかったことよ
だけど一ヶ所だけいつもより多く雨の降る土地があったの
それが首都アルバーナ
王の住む宮殿のある町だった…
人はそれを王の奇跡と呼んだ
あの日事件が起きるまではね…」
ビビの話によると王宮に運ぶ積み荷の中にダンスパウダーがあり、同じ頃宮殿内でもダンスパウダーが発見されたとのこと。
ナ「ダンスパウダーが?」
ル「なんだ、知ってんのか?」
ナミの説明によると人工的に雨雲を成長させて雨を降らせることができるらしい。
ルフィは全く理解していなくて不思議粉で納得していた。