ドラム王国
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残ったのは隠れているチョッパーと恋歌のみ。
チョッパーはおそるおそる恋歌に近づいて少しだけ触れてくる。
チ「お前ら海賊なのか?」
『あの二人はね
私は海賊ではないわ』
チ「でも海賊と一緒にいるってことはあいつら海賊旗持ってるのか?」
『船についてるわ』
チ「お前俺が怖くないのか?」
『何故?』
チ「だって…俺トナカイなのに二本足で立ってるし、喋るし……青っ鼻だし…」
急に表情を暗くさせるチョッパーに恋歌は微笑む。
『そんなの怖がる理由にはならないわ
そういうトナカイがいても別にいいんじゃない?』
チ「俺は化物なんだぞ!
お前たち人間とは違う!」
『だから?人間は人間でも同じ人間なんか一人もいないわ
同じ人間ばかりなんてつまらないじゃない』
チョッパーはそれを聞いて体を大きな人型に変えた。
チ「これならどうだ!?
この姿を見て人間は俺を化物と呼んだんだ!」
目に涙を溜めながら話すチョッパーの目をまっすぐ見つめて恋歌は話す。
『私も…昔同じ人間に化物と呼ばれたことがあるわ』
チ「え?」
『守りたい人がいてその人を馬鹿にした人たちを許せなくてね
普通の人間にはない力を使ったら化物だと言われた
でもね?私はそう言われても何とも思わなかった』
チ「何で?」
『私を化物と呼んだその人たちは力を使った私に対して"恐怖"があった
未知の力を使う私に対しての"恐怖"
殺されるかもしれない"恐怖"
自分とは違う物をもつ人に対して人間は同じ人間でも化物と呼ぶの
つまり私に"恐怖"を抱いたその人たちは私には勝てない
守りたい人がいる私にとって人間から"恐怖"されることは力がある証になった』
チ「証…」
『もちろん私の力を見ても化物と呼ばない人もいたわ
その人たちは私を認めてくれて頼めば力をいつでも貸してくれる、そんな人たち
この世には特別な力をもつ者を認めないものもいれば認めてくれる人もいる
化物だから何?悔しかったら化物になってみなさいって言ってやればいいのよ』
チ「そんな考え方したことなかった…」
『貴方がドクトリーヌの側にいる化物だということは知っていた
でもね、貴方が村人から化物だと思われることでドクトリーヌが守られていたっていうのも事実
なんせドクトリーヌを傷つければ化物に襲われるかもしれないしね』
チ「くっ…!」
チョッパーは恋歌の話を聞いていられなくなったのか大きな人型のまま部屋を飛び出していった。
チョッパーはおそるおそる恋歌に近づいて少しだけ触れてくる。
チ「お前ら海賊なのか?」
『あの二人はね
私は海賊ではないわ』
チ「でも海賊と一緒にいるってことはあいつら海賊旗持ってるのか?」
『船についてるわ』
チ「お前俺が怖くないのか?」
『何故?』
チ「だって…俺トナカイなのに二本足で立ってるし、喋るし……青っ鼻だし…」
急に表情を暗くさせるチョッパーに恋歌は微笑む。
『そんなの怖がる理由にはならないわ
そういうトナカイがいても別にいいんじゃない?』
チ「俺は化物なんだぞ!
お前たち人間とは違う!」
『だから?人間は人間でも同じ人間なんか一人もいないわ
同じ人間ばかりなんてつまらないじゃない』
チョッパーはそれを聞いて体を大きな人型に変えた。
チ「これならどうだ!?
この姿を見て人間は俺を化物と呼んだんだ!」
目に涙を溜めながら話すチョッパーの目をまっすぐ見つめて恋歌は話す。
『私も…昔同じ人間に化物と呼ばれたことがあるわ』
チ「え?」
『守りたい人がいてその人を馬鹿にした人たちを許せなくてね
普通の人間にはない力を使ったら化物だと言われた
でもね?私はそう言われても何とも思わなかった』
チ「何で?」
『私を化物と呼んだその人たちは力を使った私に対して"恐怖"があった
未知の力を使う私に対しての"恐怖"
殺されるかもしれない"恐怖"
自分とは違う物をもつ人に対して人間は同じ人間でも化物と呼ぶの
つまり私に"恐怖"を抱いたその人たちは私には勝てない
守りたい人がいる私にとって人間から"恐怖"されることは力がある証になった』
チ「証…」
『もちろん私の力を見ても化物と呼ばない人もいたわ
その人たちは私を認めてくれて頼めば力をいつでも貸してくれる、そんな人たち
この世には特別な力をもつ者を認めないものもいれば認めてくれる人もいる
化物だから何?悔しかったら化物になってみなさいって言ってやればいいのよ』
チ「そんな考え方したことなかった…」
『貴方がドクトリーヌの側にいる化物だということは知っていた
でもね、貴方が村人から化物だと思われることでドクトリーヌが守られていたっていうのも事実
なんせドクトリーヌを傷つければ化物に襲われるかもしれないしね』
チ「くっ…!」
チョッパーは恋歌の話を聞いていられなくなったのか大きな人型のまま部屋を飛び出していった。