ドラム王国
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『(やったことないから上手くできるかはわからない
でも、できなきゃ困る!)
ちょっと離れてて』
サンジは指示に従って少し恋歌から離れる。
恋歌は座ったまま柏手を打つ。
その音は静かな夜の海に響いた。
そして両手を船につける。
すると光が発生してみるみる船が直っていく。
サ「なっ…!?」
数秒後には船は壊される前の状態に戻っていた。
『(錬金術なんかやったことなかったけど…
できてよかった…)
じゃあこのことは二人の秘密で』
サ「あ、ああ…」
サンジは驚いて直った部分を軽く叩いている。
病原菌を抑えていると他の力が使えない。
錬金術を使うためには抑えることはできない。
だから熱のある状態でしなければならなかったのだ。
『(気力も限界ってとこね…)
私は部屋に戻るね
風邪引かないように見張り頑張って』
恋歌はサンジに毛布を返して部屋に戻っていった。
その次の日起きると側にはルフィがいた。
『……………その顔どうしたの?』
ル「笑ったら治るんじゃねぇかと思って!」
ルフィの顔には落書きがしてあり、そのゴムの体の頬を引っ張って伸ばしていた。
ゾ「どうした、ルフィ」
ルフィの顔に苦笑いをしているとゾロが難しい声を出しているルフィに話しかけた。
しかし、ルフィの落書きされた顔を見ると驚いて腰を抜かしてしまった。
ゾ「やめろ!気味悪ぃ!
ったく…
そういやウソップの話聞いたか?」
ル「ウソップの話?なんだそれ?」
ゾ「いや、今日の早朝に船を直す予定だったろ?
それが朝起きたら綺麗に昨日壊されたとこが直ってたんだと」
ル「何ー!?そりゃすげぇな!」
ゾ「見張りしてたあのクソコックにも聞いてみたんだが知らねぇの一点張り
何がどうなってるんだよ…」
サンジが言わないでくれたことに恋歌はほっと胸を撫で下ろす。
ゾロとルフィは不思議な現象について頭を悩ませている。
『終わったことは気にしないでいいんじゃない?
勝手に船が直ってたんならラッキーってことで』
ゾ「そんな簡単に終わらせていいもんかね…」
ル「ま、ラッキーだラッキー
にしし!」
ゾ「お前ら…」
ゾロはまだ何か言いたそうだったが、恋歌とルフィがラッキーで片付けたのでゾロもそれ以上は何も言わなかった。
ゾロが船番ということで恋歌の刀を返してもらい、サンジが持ってくれた。
村につくまで寝てろとルフィに言われたので大人しく寝ていることにした。
頬を叩かれる感じがして目を覚ます。
『ルフィ…』
ル「あのな、山登んねぇと医者いねぇんだ
山登るぞ」
サ「無茶言うな!
お前恋歌さんに何さす気だ!」
ル「いいよ、俺おぶっていくから」
ビ「それでも悪化するに決まってるわ!」
ル「なんだよ、早く見せた方がいいだろ?」
ビ「それはそうだけど無理よ
あの絶壁と高度を見て!」
ル「行けるよ」
サ「てめぇが行けても恋歌さんの負担は半端じゃねぇぞ!」
ル「落っこちても下雪だし大丈夫」
ルフィの意見に全員が反対するがルフィも引き下がらない。
『ルフィ…』
恋歌の声に反応して全員が声を出すのを止める。
『私なら平気、連れていって
いざとなれば今日は一時間抑える力を使っていないからなんとかするわ』
ル「そうこなきゃな
任しとけ!」
二人のやりとりに回りが唖然となった。
ウ「ったく、弟が弟なら姉も姉だな!
こんなむちゃくちゃな姉弟は見たことねぇよ」
外に出て山を登る準備をする。
ナミとビビにルフィと恋歌をくくってもらい落ちないようにしてもらう。
ナ「あんたしっかり恋歌を守るのよ?」
ル「わかってるよ
恋歌しっかり掴まってろよ」
『うん、あ、そうだ
ビビ、ちょっとこっちに来て撃たれた腕見せて』
ビビは不思議そうな顔をしたが、恋歌に見やすいように腕を出す。
『ルフィ、悪いんだけど私の手をビビの怪我のところにもっていって』
ル「まさか…
そんなことして大丈夫なのか?」
『それぐらいならどうってことないわ
だからお願い』
ル「わかった」
ルフィに力の入らない手を持ち上げてもらってビビの傷に触れる。
触れたところが光を出し始める。
ビ「何を…?」
光がなくなるとルフィが恋歌の腕を下ろす。
ル「こんな時まで力使うなよ」
『役にたてるなら使わなきゃ損よ』
ルフィは不服そうだが恋歌にそう言われてしまっては何も言い返せない。
でも、できなきゃ困る!)
ちょっと離れてて』
サンジは指示に従って少し恋歌から離れる。
恋歌は座ったまま柏手を打つ。
その音は静かな夜の海に響いた。
そして両手を船につける。
すると光が発生してみるみる船が直っていく。
サ「なっ…!?」
数秒後には船は壊される前の状態に戻っていた。
『(錬金術なんかやったことなかったけど…
できてよかった…)
じゃあこのことは二人の秘密で』
サ「あ、ああ…」
サンジは驚いて直った部分を軽く叩いている。
病原菌を抑えていると他の力が使えない。
錬金術を使うためには抑えることはできない。
だから熱のある状態でしなければならなかったのだ。
『(気力も限界ってとこね…)
私は部屋に戻るね
風邪引かないように見張り頑張って』
恋歌はサンジに毛布を返して部屋に戻っていった。
その次の日起きると側にはルフィがいた。
『……………その顔どうしたの?』
ル「笑ったら治るんじゃねぇかと思って!」
ルフィの顔には落書きがしてあり、そのゴムの体の頬を引っ張って伸ばしていた。
ゾ「どうした、ルフィ」
ルフィの顔に苦笑いをしているとゾロが難しい声を出しているルフィに話しかけた。
しかし、ルフィの落書きされた顔を見ると驚いて腰を抜かしてしまった。
ゾ「やめろ!気味悪ぃ!
ったく…
そういやウソップの話聞いたか?」
ル「ウソップの話?なんだそれ?」
ゾ「いや、今日の早朝に船を直す予定だったろ?
それが朝起きたら綺麗に昨日壊されたとこが直ってたんだと」
ル「何ー!?そりゃすげぇな!」
ゾ「見張りしてたあのクソコックにも聞いてみたんだが知らねぇの一点張り
何がどうなってるんだよ…」
サンジが言わないでくれたことに恋歌はほっと胸を撫で下ろす。
ゾロとルフィは不思議な現象について頭を悩ませている。
『終わったことは気にしないでいいんじゃない?
勝手に船が直ってたんならラッキーってことで』
ゾ「そんな簡単に終わらせていいもんかね…」
ル「ま、ラッキーだラッキー
にしし!」
ゾ「お前ら…」
ゾロはまだ何か言いたそうだったが、恋歌とルフィがラッキーで片付けたのでゾロもそれ以上は何も言わなかった。
ゾロが船番ということで恋歌の刀を返してもらい、サンジが持ってくれた。
村につくまで寝てろとルフィに言われたので大人しく寝ていることにした。
頬を叩かれる感じがして目を覚ます。
『ルフィ…』
ル「あのな、山登んねぇと医者いねぇんだ
山登るぞ」
サ「無茶言うな!
お前恋歌さんに何さす気だ!」
ル「いいよ、俺おぶっていくから」
ビ「それでも悪化するに決まってるわ!」
ル「なんだよ、早く見せた方がいいだろ?」
ビ「それはそうだけど無理よ
あの絶壁と高度を見て!」
ル「行けるよ」
サ「てめぇが行けても恋歌さんの負担は半端じゃねぇぞ!」
ル「落っこちても下雪だし大丈夫」
ルフィの意見に全員が反対するがルフィも引き下がらない。
『ルフィ…』
恋歌の声に反応して全員が声を出すのを止める。
『私なら平気、連れていって
いざとなれば今日は一時間抑える力を使っていないからなんとかするわ』
ル「そうこなきゃな
任しとけ!」
二人のやりとりに回りが唖然となった。
ウ「ったく、弟が弟なら姉も姉だな!
こんなむちゃくちゃな姉弟は見たことねぇよ」
外に出て山を登る準備をする。
ナミとビビにルフィと恋歌をくくってもらい落ちないようにしてもらう。
ナ「あんたしっかり恋歌を守るのよ?」
ル「わかってるよ
恋歌しっかり掴まってろよ」
『うん、あ、そうだ
ビビ、ちょっとこっちに来て撃たれた腕見せて』
ビビは不思議そうな顔をしたが、恋歌に見やすいように腕を出す。
『ルフィ、悪いんだけど私の手をビビの怪我のところにもっていって』
ル「まさか…
そんなことして大丈夫なのか?」
『それぐらいならどうってことないわ
だからお願い』
ル「わかった」
ルフィに力の入らない手を持ち上げてもらってビビの傷に触れる。
触れたところが光を出し始める。
ビ「何を…?」
光がなくなるとルフィが恋歌の腕を下ろす。
ル「こんな時まで力使うなよ」
『役にたてるなら使わなきゃ損よ』
ルフィは不服そうだが恋歌にそう言われてしまっては何も言い返せない。