未来の海賊王の出航、そして仲間たちとの出会い
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ル「恋歌!
ナミはどうだ?」
『そのことについて船長であるルフィに話があって来たの』
ル「俺に?」
とりあえず座って話そうということになり恋歌はルフィと向かい合わせで座る。
ゾロは壁に寄りかかっているし、ウソップはルフィの隣に座って、サンジはお茶を入れてくれるらしい。
ル「なんだ話って
重要なことか?」
『ナミさんのことよ
大事なことだからしっかり聞いてね』
ル「わかった」
ルフィが真剣な顔で頷いたのを確認して話始める。
『まずナミさんの病気は5日病という病気なの』
ル「5日病?」
『発症したら5日で必ず死に至る病気よ
それにナミさんは感染してる』
"死"という言葉に過敏に反応したルフィとウソップが立ち上がる。
ゾロも何も言わないが僅かに動いたし、サンジは食器を落として割ってしまった。
ル「じゃあ…じゃあナミは!」
『落ち着いてルフィ
まだ死ぬとは言っていないわ
でも太古の昔に滅んだはずの病気だから治る薬がもうないかもしれない』
そう言うとルフィと一緒に立ち上がったウソップが恋歌の胸ぐらを掴んだ。
ゾ「ウソップ!」
ゾロが駆け寄ってきて止めようとするがウソップは離す気配はない。
ウ「ならどうしろってんだよ!?
あんただって医者じゃないんだろ!?
適当なこと言ってんじゃ…!!」
ル「ウソップ」
捲し立てるウソップをルフィが静かに止めた。
ル「恋歌は嘘をついたことは一度もねぇ…」
ウ「でも…それじゃあ…」
『確かに私は医者ではありません
ナミさんにも同じようなことを言われました』
ウ「あいつ目が覚めて…!!」
『ですがナミさんは信じてくださいました
それに私はここの船長であるルフィに決めてもらおうと思ってここに来たのです』
ウソップの手が離れて再び座る。
ル「聞くよ
それがナミを救えるんだったら」
サ「お茶をどうぞ」
そこでサンジが紅茶を入れて前に置いてくれた。
『ありがとうございます
出来ればあまり詮索はせずに話を聞いてほしいのです
詮索はしない、それが守っていただけるのであればルフィと一緒に話を聞いてください』
恋歌の頼みにルフィ以外の三人が頷く。
『ナミさんは今日倒れたと聞きました
ということは後4日
4日で医者のいる島まで行って医者に診てもらわなければならない
でもその島に薬があるかどうかはわからない
そうなってくるとまた別の島で医者を探さなければならなくなる
しかしナミさんは後4日しかもたない
医者探しが長引けば間違いなくナミさんは死にます
そこでナミさんの病気を5日以上もたせることにしました』
ル「どうやってだ?」
『私にナミさんの病気を移すの』
ゾ「そんなことできるのか?」
『すみません
詮索はなしでお願いします
一応できるとだけは言っておきますが』
ゾロはまだ聞きたそうだったが約束のため口を閉じた。
サ「だけどその病気を移すってことは今度は恋歌さんがナミさんと同じ病気になるんじゃ…」
サンジの言葉にはっと恋歌を見るルフィ。
だが恋歌は笑っている。
『そうですね
私に移すということは今のナミさんと同じ状態になります』
ル「なら恋歌も5日しかもたないんじゃ…」
『ルフィ、私を誰だと思ってるの?
そんなことじゃ死なないわ
でも薬が無ければずっと苦しむことにはなるでしょうけど…』
苦笑いをする恋歌を見てルフィは拳を握りしめる。
ル「俺は…どうしたら…」
『選ぶのは今回私を呼んだルフィよ
貴方の今回私に頼んだ願いはナミさんを助けること
これが私にできる精一杯のこと
でも実行するかどうかはルフィ次第
私はそれに従う
ちなみにナミさんとビビさんは了承してくれたわ』
ウ「あの二人が!?」
『もしルフィが了承して私に病気が移ったときは自分の航海術で医者を必ず見つけて見せると言ってくれました
ビビさんもアラバスタのことよりナミさんの病気の方が先だと言ってナミさんの考えに賛成してくれました』
了承した理由を聞けばウソップは納得したようだったがそのまま難しい顔をした。
ウ「だけど…ルフィのやつは…」
ルフィは未だに考えているのか俯いたままだ。
『決めたら言いに来てください
私はビビさんを手伝ってきますから』
そして恋歌は部屋を後にしとうとした。
ゾ「待て、なんであんたは初対面の俺たちにそこまでしてくれるんだ?」
ゾロの声に呼び止められ後ろを振り向いて笑顔で答えた。
『ルフィに頼まれたことですから』
その笑顔に何も言えずにいると今度こそ恋歌はキッチンを出ていった。
ナミはどうだ?」
『そのことについて船長であるルフィに話があって来たの』
ル「俺に?」
とりあえず座って話そうということになり恋歌はルフィと向かい合わせで座る。
ゾロは壁に寄りかかっているし、ウソップはルフィの隣に座って、サンジはお茶を入れてくれるらしい。
ル「なんだ話って
重要なことか?」
『ナミさんのことよ
大事なことだからしっかり聞いてね』
ル「わかった」
ルフィが真剣な顔で頷いたのを確認して話始める。
『まずナミさんの病気は5日病という病気なの』
ル「5日病?」
『発症したら5日で必ず死に至る病気よ
それにナミさんは感染してる』
"死"という言葉に過敏に反応したルフィとウソップが立ち上がる。
ゾロも何も言わないが僅かに動いたし、サンジは食器を落として割ってしまった。
ル「じゃあ…じゃあナミは!」
『落ち着いてルフィ
まだ死ぬとは言っていないわ
でも太古の昔に滅んだはずの病気だから治る薬がもうないかもしれない』
そう言うとルフィと一緒に立ち上がったウソップが恋歌の胸ぐらを掴んだ。
ゾ「ウソップ!」
ゾロが駆け寄ってきて止めようとするがウソップは離す気配はない。
ウ「ならどうしろってんだよ!?
あんただって医者じゃないんだろ!?
適当なこと言ってんじゃ…!!」
ル「ウソップ」
捲し立てるウソップをルフィが静かに止めた。
ル「恋歌は嘘をついたことは一度もねぇ…」
ウ「でも…それじゃあ…」
『確かに私は医者ではありません
ナミさんにも同じようなことを言われました』
ウ「あいつ目が覚めて…!!」
『ですがナミさんは信じてくださいました
それに私はここの船長であるルフィに決めてもらおうと思ってここに来たのです』
ウソップの手が離れて再び座る。
ル「聞くよ
それがナミを救えるんだったら」
サ「お茶をどうぞ」
そこでサンジが紅茶を入れて前に置いてくれた。
『ありがとうございます
出来ればあまり詮索はせずに話を聞いてほしいのです
詮索はしない、それが守っていただけるのであればルフィと一緒に話を聞いてください』
恋歌の頼みにルフィ以外の三人が頷く。
『ナミさんは今日倒れたと聞きました
ということは後4日
4日で医者のいる島まで行って医者に診てもらわなければならない
でもその島に薬があるかどうかはわからない
そうなってくるとまた別の島で医者を探さなければならなくなる
しかしナミさんは後4日しかもたない
医者探しが長引けば間違いなくナミさんは死にます
そこでナミさんの病気を5日以上もたせることにしました』
ル「どうやってだ?」
『私にナミさんの病気を移すの』
ゾ「そんなことできるのか?」
『すみません
詮索はなしでお願いします
一応できるとだけは言っておきますが』
ゾロはまだ聞きたそうだったが約束のため口を閉じた。
サ「だけどその病気を移すってことは今度は恋歌さんがナミさんと同じ病気になるんじゃ…」
サンジの言葉にはっと恋歌を見るルフィ。
だが恋歌は笑っている。
『そうですね
私に移すということは今のナミさんと同じ状態になります』
ル「なら恋歌も5日しかもたないんじゃ…」
『ルフィ、私を誰だと思ってるの?
そんなことじゃ死なないわ
でも薬が無ければずっと苦しむことにはなるでしょうけど…』
苦笑いをする恋歌を見てルフィは拳を握りしめる。
ル「俺は…どうしたら…」
『選ぶのは今回私を呼んだルフィよ
貴方の今回私に頼んだ願いはナミさんを助けること
これが私にできる精一杯のこと
でも実行するかどうかはルフィ次第
私はそれに従う
ちなみにナミさんとビビさんは了承してくれたわ』
ウ「あの二人が!?」
『もしルフィが了承して私に病気が移ったときは自分の航海術で医者を必ず見つけて見せると言ってくれました
ビビさんもアラバスタのことよりナミさんの病気の方が先だと言ってナミさんの考えに賛成してくれました』
了承した理由を聞けばウソップは納得したようだったがそのまま難しい顔をした。
ウ「だけど…ルフィのやつは…」
ルフィは未だに考えているのか俯いたままだ。
『決めたら言いに来てください
私はビビさんを手伝ってきますから』
そして恋歌は部屋を後にしとうとした。
ゾ「待て、なんであんたは初対面の俺たちにそこまでしてくれるんだ?」
ゾロの声に呼び止められ後ろを振り向いて笑顔で答えた。
『ルフィに頼まれたことですから』
その笑顔に何も言えずにいると今度こそ恋歌はキッチンを出ていった。