船での暮らし
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着いた先はマルコの自室。
ベッドの上に座らされちょっと待ってろと言われた恋歌は大人しく何かを探しているマルコを待っている。
もちろん着いてきたサッチもマルコの部屋にいる。
サ「何探してんだ?」
マ「あったよい」
マルコが見つけたものは
サ「救急箱?」
木の箱に赤い十字架の書かれている一般的な救急箱だ。
サ「そんなものどうすんだ?」
マ「恋歌そのマント取れ」
『え?』
マ「いいから」
『はい』
マルコに言われて発動をクラウンクラウンだけ解いた。
マ「右腕出しな」
救急箱を開きながら恋歌の前に膝まづいて指示を出す。
素直に指示に従って大人しく右腕をマルコに出す。
マルコは恋歌の腕をそっと取り、服を捲った。
サ「…!!」
マ「一発、しかも威力抑えてこれか…」
『何でわかったんですか?』
恋歌の腕は裂傷が多く、血はそんなに出ていないが数が半端ない。
一部が青くなっているが折れてはいなさそうだ。
だが、肌の白い恋歌の腕は痛々しいほどに目立っていた。
マ「あれだけの威力のあるものをそんな細腕で撃って無事な訳がない
もし仮に撃った本人に何の影響が無いにしてもあの腕の震えかたはおかしい」
マルコの頭の回転の速さに恋歌は苦笑いが溢れる。
『前に撃った時は誰にも気付かれなかったんですけどね』
マ「お前…この技は緊急時以外使用禁止だよい」
『むー…』
マ「むー、じゃねぇよい
わかったな?」
『はーい、何かマルコさん私のお母さんみたいです』
笑って言えばマルコに軽く頭を叩かれた。
マ「誰がお母さんだ
もうじっとしてろ、手当てしてやる」
丁寧に消毒液を塗って包帯を綺麗に巻いていくマルコ。
暫く部屋には沈黙が流れていたが
サ「恋歌ちゃん、ごめん!!」
サッチが急に恋歌に頭を下げて謝ってきた。
『へ?な、何でサッチさんが謝るんです!?
顔上げてください!』
マルコは素知らぬ振りをしてまだ手当てをしているが恋歌は謝られる意味がわからなくて慌てている。
サッチは頭を下げた状態のまま話し出した。
サ「俺、そんな危ない技って知らなくて…
でも俺が見たいって言ったからやってくれたんだろ?
恋歌ちゃん傷つかせちまった…
俺のせいだ!謝って済まないことはわかってるけど、ほんとごめん!!」
さらに深く頭を下げるサッチに恋歌は申し訳なさそうに笑う。
『サッチさん
顔上げてください』
優しく言われたサッチはゆっくり顔を上げる。
『確かにあの技はサッチさんに楽しみにしてもらっていたので今回使いました
でも最終的にあれを使うと決めたのは私です
サッチさんに強制されてしたものではありません
こうなることも全てわかっていてやったことなんですからサッチさんは気にしないでください』
サ「でも…!!」
『こんなの傷の内に入りませんよ
すぐに治ります』
サ「恋歌ちゃん…」
笑顔で気にするなと言う恋歌だが、サッチが納得していないようで引き下がろうとしない。
マ「あー、もうお前うぜぇよい」
情けない顔をしているサッチの頭を思い切り殴ったのは恋歌の手当てを終えて立ち上がったマルコだった。
サ「いって…!
マルコてめぇなにすんだ!」
マ「今回は本人もいいって言ってんだ、謝ったんだからもういいだろい
それに怪我するってわかっててそれを言わなかった恋歌も悪い
今度からは危険がないのかちゃんと聞いてから新しいもん見せてもらえ」
『すいません…
今度からはちゃんと言います
だからサッチさん、また新しいの見せるときは楽しみにしててくださいね』
サ「…おう!」
マルコのおかげで笑顔で返事をしてくれたサッチに満足そうに恋歌も笑う。
『あ、マルコさん手当てありがとうございました』
マ「別にいいよい
今回戦ってくれた礼だ」
『ふふ、そうですか
特別報酬ですね』
綺麗に巻かれた包帯を見て笑う恋歌。
マルコはその様子を見て少し照れ臭そうにしていた。
三日後にはその包帯は取れていて、綺麗に傷のなくなった腕を見せるとマルコとサッチに驚かれていた。
ベッドの上に座らされちょっと待ってろと言われた恋歌は大人しく何かを探しているマルコを待っている。
もちろん着いてきたサッチもマルコの部屋にいる。
サ「何探してんだ?」
マ「あったよい」
マルコが見つけたものは
サ「救急箱?」
木の箱に赤い十字架の書かれている一般的な救急箱だ。
サ「そんなものどうすんだ?」
マ「恋歌そのマント取れ」
『え?』
マ「いいから」
『はい』
マルコに言われて発動をクラウンクラウンだけ解いた。
マ「右腕出しな」
救急箱を開きながら恋歌の前に膝まづいて指示を出す。
素直に指示に従って大人しく右腕をマルコに出す。
マルコは恋歌の腕をそっと取り、服を捲った。
サ「…!!」
マ「一発、しかも威力抑えてこれか…」
『何でわかったんですか?』
恋歌の腕は裂傷が多く、血はそんなに出ていないが数が半端ない。
一部が青くなっているが折れてはいなさそうだ。
だが、肌の白い恋歌の腕は痛々しいほどに目立っていた。
マ「あれだけの威力のあるものをそんな細腕で撃って無事な訳がない
もし仮に撃った本人に何の影響が無いにしてもあの腕の震えかたはおかしい」
マルコの頭の回転の速さに恋歌は苦笑いが溢れる。
『前に撃った時は誰にも気付かれなかったんですけどね』
マ「お前…この技は緊急時以外使用禁止だよい」
『むー…』
マ「むー、じゃねぇよい
わかったな?」
『はーい、何かマルコさん私のお母さんみたいです』
笑って言えばマルコに軽く頭を叩かれた。
マ「誰がお母さんだ
もうじっとしてろ、手当てしてやる」
丁寧に消毒液を塗って包帯を綺麗に巻いていくマルコ。
暫く部屋には沈黙が流れていたが
サ「恋歌ちゃん、ごめん!!」
サッチが急に恋歌に頭を下げて謝ってきた。
『へ?な、何でサッチさんが謝るんです!?
顔上げてください!』
マルコは素知らぬ振りをしてまだ手当てをしているが恋歌は謝られる意味がわからなくて慌てている。
サッチは頭を下げた状態のまま話し出した。
サ「俺、そんな危ない技って知らなくて…
でも俺が見たいって言ったからやってくれたんだろ?
恋歌ちゃん傷つかせちまった…
俺のせいだ!謝って済まないことはわかってるけど、ほんとごめん!!」
さらに深く頭を下げるサッチに恋歌は申し訳なさそうに笑う。
『サッチさん
顔上げてください』
優しく言われたサッチはゆっくり顔を上げる。
『確かにあの技はサッチさんに楽しみにしてもらっていたので今回使いました
でも最終的にあれを使うと決めたのは私です
サッチさんに強制されてしたものではありません
こうなることも全てわかっていてやったことなんですからサッチさんは気にしないでください』
サ「でも…!!」
『こんなの傷の内に入りませんよ
すぐに治ります』
サ「恋歌ちゃん…」
笑顔で気にするなと言う恋歌だが、サッチが納得していないようで引き下がろうとしない。
マ「あー、もうお前うぜぇよい」
情けない顔をしているサッチの頭を思い切り殴ったのは恋歌の手当てを終えて立ち上がったマルコだった。
サ「いって…!
マルコてめぇなにすんだ!」
マ「今回は本人もいいって言ってんだ、謝ったんだからもういいだろい
それに怪我するってわかっててそれを言わなかった恋歌も悪い
今度からは危険がないのかちゃんと聞いてから新しいもん見せてもらえ」
『すいません…
今度からはちゃんと言います
だからサッチさん、また新しいの見せるときは楽しみにしててくださいね』
サ「…おう!」
マルコのおかげで笑顔で返事をしてくれたサッチに満足そうに恋歌も笑う。
『あ、マルコさん手当てありがとうございました』
マ「別にいいよい
今回戦ってくれた礼だ」
『ふふ、そうですか
特別報酬ですね』
綺麗に巻かれた包帯を見て笑う恋歌。
マルコはその様子を見て少し照れ臭そうにしていた。
三日後にはその包帯は取れていて、綺麗に傷のなくなった腕を見せるとマルコとサッチに驚かれていた。