船での暮らし
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
甲板に戻ってきた恋歌は先程水を求めていたクルーに水を渡してやった。
『気分はどうですか?』
「ありがとう
だいぶ楽になったよ」
『そうですか
よかったです
じゃあこのコップ戻してきますね』
「あ、…」
恋歌はサッチたちが食堂から帰ってしまわないように急いで食堂に戻った。
食堂の扉を開ければマルコが一人増えただけでまだ言いたいことのある二人がいてくれたことに安心した。
『よかった
まだ皆さんいてくれて』
マ「恋歌じゃねぇかよい
そんなに急いでどうした?」
サ「恋歌ちゃんはジョズとビスタに話があるんだ
な?」
『はい
ジョズさん、ビスタさん私の話聞いてもらってもいいですか?』
二人は不思議そうな顔を見合わせていたが頷いてくれた。
マ「あれこいつらにも言うのか?」
サ「隊長たちぐらいには言ってもいいんじゃないかって俺が言ったんだよ」
マ「そうかよい
まぁそれには俺も賛成だよい」
『このことを知っているのはこの船では白ひげさん、マルコさん、サッチさんの三人です
今から話すことは他言無用でお願いします』
ジ「なんだかよくわからねぇけど秘密は守るぜ」
ビ「俺もだ」
隊長の二人は快く承諾してくれた。
『ありがとうございます
ではまず私は桜姫なんです
でもある事件がきっかけでここにお世話になることになりました
桜姫として力を使うことはできないので白ひげさんに頼んでこの船では非戦闘員として過ごさせてもらう予定です』
恋歌の説明にジョズとビスタはぽかんとしている。
ジ「恋歌があの桜姫?」
『政府の人たちからはそう呼ばれています』
ビ「ある事件というのは?」
『天竜人という人たちをご存じですか?』
ビ「世界貴族の?」
『はい、その天竜人です
実はその…』
恋歌が恥ずかしそうに言葉を濁すとサッチが繋いでくれた。
サ「そいつぼこぼこにしちゃったんだと
ついでにそいつが乗ってきた船もミサイルみたいなので壊したんだって」
「「は?」」
とてもそんなことをするような人物に見えないのに意外な事実でここにいることがわかり驚きが隠せない。
マ「見た目からは信じられないだろうが新聞の記事にも乗ってたから事実だよい
怒らせたらおっかねぇよい
お前ら気を付けろよ」
冗談交じりにからかうように言うマルコに恋歌は慌てて訂正する。
『そ、そんなことしませんよ!
あの時は…その…息子が…』
「「息子!?」」
サ「ああ、恋歌ちゃん息子が三人いるんだ」
「「三人!?」」
さっきから声を揃えて驚いてばかりの二人に笑いが溢れる。
『はい、三人とも可愛いですよ』
マ「そういや俺も何で天竜人を殴ったのか理由聞いてなかったねい」
『皆さんからしたら大したことじゃないのかも知れませんけどその天竜人に私の息子が殺されかけたんです
それで他にも色々その事が起こる前にあって限界がきたというか…』
俯いて話す恋歌の頭にぽんっと誰かの手が置かれた。
見上げてみるとその手はジョズのものだった。
『ジョズさん…』
ジ「家族がやられて黙ってられないのは俺たちにもよくわかる」
ビ「そうだ
俺たちももし家族の誰かがそんなことになったら同じように戦うだろう」
『ありがとうございます』
サ「なーなー俺気になってたんだけどこの船を壊したミサイルって何?
桜姫ってミサイル持ってるって聞いたことないんだけど」
ほのぼのとした雰囲気を破ったのはサッチの疑問の声。
『正確にはミサイルではないんですけどここでは部屋が狭すぎて見せられないです
今度桜姫として戦うときにご希望でしたらお見せしますよ』
サ「マジで!!
じゃあ今度見してもらお」
子どもの用に喜ぶサッチに恋歌は微笑む。
『何かサッチさん私の息子たちの末っ子の子によく似てますね』
サ「俺が?」
『はい
私がそういうのを見せると言ったときには嬉しそうにはしゃいでました』
サ「ちなみに聞くけどその子いくつ?」
『七歳です』
サ「がーん!
俺…七歳の子と同じ…」
何故かショックを受けて隅っこで"の"の字を書き始めるサッチ。
『サッチさんどうしたんですか?』
マ「ほっとけ
そのうち立ち直る
それよりあまり力使うなよ
今は非戦闘員なんだからよい」
『サッチさんが見せてほしいって時だけちゃんと桜姫で戦いますよ』
マ「ま、恋歌に戦闘で心配なんざ要らないだろうが一応無理はすんなよい」
『はい』
『気分はどうですか?』
「ありがとう
だいぶ楽になったよ」
『そうですか
よかったです
じゃあこのコップ戻してきますね』
「あ、…」
恋歌はサッチたちが食堂から帰ってしまわないように急いで食堂に戻った。
食堂の扉を開ければマルコが一人増えただけでまだ言いたいことのある二人がいてくれたことに安心した。
『よかった
まだ皆さんいてくれて』
マ「恋歌じゃねぇかよい
そんなに急いでどうした?」
サ「恋歌ちゃんはジョズとビスタに話があるんだ
な?」
『はい
ジョズさん、ビスタさん私の話聞いてもらってもいいですか?』
二人は不思議そうな顔を見合わせていたが頷いてくれた。
マ「あれこいつらにも言うのか?」
サ「隊長たちぐらいには言ってもいいんじゃないかって俺が言ったんだよ」
マ「そうかよい
まぁそれには俺も賛成だよい」
『このことを知っているのはこの船では白ひげさん、マルコさん、サッチさんの三人です
今から話すことは他言無用でお願いします』
ジ「なんだかよくわからねぇけど秘密は守るぜ」
ビ「俺もだ」
隊長の二人は快く承諾してくれた。
『ありがとうございます
ではまず私は桜姫なんです
でもある事件がきっかけでここにお世話になることになりました
桜姫として力を使うことはできないので白ひげさんに頼んでこの船では非戦闘員として過ごさせてもらう予定です』
恋歌の説明にジョズとビスタはぽかんとしている。
ジ「恋歌があの桜姫?」
『政府の人たちからはそう呼ばれています』
ビ「ある事件というのは?」
『天竜人という人たちをご存じですか?』
ビ「世界貴族の?」
『はい、その天竜人です
実はその…』
恋歌が恥ずかしそうに言葉を濁すとサッチが繋いでくれた。
サ「そいつぼこぼこにしちゃったんだと
ついでにそいつが乗ってきた船もミサイルみたいなので壊したんだって」
「「は?」」
とてもそんなことをするような人物に見えないのに意外な事実でここにいることがわかり驚きが隠せない。
マ「見た目からは信じられないだろうが新聞の記事にも乗ってたから事実だよい
怒らせたらおっかねぇよい
お前ら気を付けろよ」
冗談交じりにからかうように言うマルコに恋歌は慌てて訂正する。
『そ、そんなことしませんよ!
あの時は…その…息子が…』
「「息子!?」」
サ「ああ、恋歌ちゃん息子が三人いるんだ」
「「三人!?」」
さっきから声を揃えて驚いてばかりの二人に笑いが溢れる。
『はい、三人とも可愛いですよ』
マ「そういや俺も何で天竜人を殴ったのか理由聞いてなかったねい」
『皆さんからしたら大したことじゃないのかも知れませんけどその天竜人に私の息子が殺されかけたんです
それで他にも色々その事が起こる前にあって限界がきたというか…』
俯いて話す恋歌の頭にぽんっと誰かの手が置かれた。
見上げてみるとその手はジョズのものだった。
『ジョズさん…』
ジ「家族がやられて黙ってられないのは俺たちにもよくわかる」
ビ「そうだ
俺たちももし家族の誰かがそんなことになったら同じように戦うだろう」
『ありがとうございます』
サ「なーなー俺気になってたんだけどこの船を壊したミサイルって何?
桜姫ってミサイル持ってるって聞いたことないんだけど」
ほのぼのとした雰囲気を破ったのはサッチの疑問の声。
『正確にはミサイルではないんですけどここでは部屋が狭すぎて見せられないです
今度桜姫として戦うときにご希望でしたらお見せしますよ』
サ「マジで!!
じゃあ今度見してもらお」
子どもの用に喜ぶサッチに恋歌は微笑む。
『何かサッチさん私の息子たちの末っ子の子によく似てますね』
サ「俺が?」
『はい
私がそういうのを見せると言ったときには嬉しそうにはしゃいでました』
サ「ちなみに聞くけどその子いくつ?」
『七歳です』
サ「がーん!
俺…七歳の子と同じ…」
何故かショックを受けて隅っこで"の"の字を書き始めるサッチ。
『サッチさんどうしたんですか?』
マ「ほっとけ
そのうち立ち直る
それよりあまり力使うなよ
今は非戦闘員なんだからよい」
『サッチさんが見せてほしいって時だけちゃんと桜姫で戦いますよ』
マ「ま、恋歌に戦闘で心配なんざ要らないだろうが一応無理はすんなよい」
『はい』