物語開幕
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ついた先は高町、サボの屋敷だった。
サボがいるであろう部屋を見ると父親と二人で話しているところだった。
しばらく話して途中で来たステリーと父親が出ていくと後ろ姿しか見えないがサボの肩が震えてるように見えた。
『(サボ、泣いてる?)』
会話は窓があったため何も聞こえなかったがサボが泣いているとわかった以上ほっとけなくなった恋歌は窓をこんこんと叩いた。
音に気づいたサボは窓の方を向いて驚いた顔をしたが直ぐに窓を開けてくれた。
サ「なんでまたここに!?
エースとルフィは!?
無事なのか!?」
捲し立てるように恋歌に質問してくるサボにとりあえず落ち着くように言う。
『落ち着いてサボ
騒いだら誰が来ちゃうよ
ルフィは無事
でもエースはダダンさんと一緒にいて今のところは姿は見ていないけど無事なのは確かよ』
サ「姿を見ていないのになんでわかるんだ?」
恋歌はサボのペンダントを手に取りながら話す。
『これは付けている人が死んでしまったとき、砕けるようにできてるの
もちろんすごい怪我とか病気をしたときも私にわかるようになってる
今この世界にこのペンダントは3つ
その気配が全部残ってるってことは誰もいなくなってないってこと
信じてくれる?』
サ「不思議な力は見すぎてるからな信じるよ
それでなんでまたここに?」
『サボが心配でね
でもまた抜け出してたんだね』
サ「いてもたってもいられなくてさ…
兄弟が…母さんがあの火の中にいるのに自分だけが安全な場所にいてもいいんだろうかって…
俺は無力だ…」
俯いて涙を流すサボを恋歌は抱き締める。
サ「母さ…ん」
恋歌のマントを握りしめ声を押し殺して泣くサボに誰にぶつけたらいいのかわからない怒りが込み上げてきた。
『ねぇサボ…
私はサボをここまで悲しませる物が嫌いよ
この国も貴族も高町の人たちも全部全部消してしまいたいって思うぐらいに…
でもそれはサボが望んでることじゃないっていうのもわかってる
私が人を殺したりするのをしてほしくないって思ってくれてるのだから
それを裏切りたくない、でもこれ以上サボの自由を求める心が遮られる物が現れたら私はどうするかわからないわ…』
強く抱きしめられたサボは恋歌がどんな顔をしているかわからないし、見れても仮面をしているため見ることができない。
サ「母さん…
俺大丈夫…だからさ
まだ自由になるのを諦めたわけじゃない
またみんなに会いに行く
ここから出られないとか言われたって何度だって抜け出してやる
だから安心してよ
血の繋がりなんか関係ない
エースとルフィ、そして母さんが俺の家族なんだから」
なんか励まされてばかりだなぁと思いつつも笑ってくれるサボに感謝した。
サボの屋敷から出たあとにエースがペンダントを使ってなくても呼ばれた気がした。
『(エース?)』
気になった恋歌はエースのところまで行くことにした。
『エース?』
エースが隠れているであろう木の間の前に立って中に声をかけてみる。
すると奥からこちらを伺うようにエースがでてきた。
だが恋歌だとわかると驚いたように走りよってきた。
エ「どうしてここに!?」
『なんかエースに呼ばれた気がしたから』
エ「俺呼んでなんか…
はっ!そうだダダン!!
ダダンが酷い火傷なんだ!治してくれ!」
エースに腕を引っ張られて木の間に入れられる。
そこにはダダンが酷い火傷を負って寝ていた。
中は案外広く三人入っても全然狭くなかった。
ダ「あ、あんたさっきの…」
『喋らないでください
すぐに治しますから』
恋歌がダダンの傷に触れようとするとダダンが動けない体を起こして拒否をした。
ダ「知らないやつにこんなことをしてもらう義理はないよ」
『あなたに拒否権はありません
私は今回エースに呼ばれ、エースに頼まれてあなたを治療します
私を今止めることができるのはエースだけです
【双天帰舜】』
オレンジの光がダダンを包み、みるみる火傷を治していく。
ダ「これは…」
『さ、しばらくしたら全快するだろうし二人で帰ってね』
エ「二人で?
一緒に帰んねーのか?」
『今のこの姿じゃね…
まだやることもあるし暫くしたら帰るから
ルフィにも言っといて』
エ「わかった
無茶すんなよ」
『ありがと
そのまま治ったら光がなくなるからなくなったらここから出て気を付けて帰ってね』
恋歌はエースとダダンを残してまた高町に戻った。
サボがいるであろう部屋を見ると父親と二人で話しているところだった。
しばらく話して途中で来たステリーと父親が出ていくと後ろ姿しか見えないがサボの肩が震えてるように見えた。
『(サボ、泣いてる?)』
会話は窓があったため何も聞こえなかったがサボが泣いているとわかった以上ほっとけなくなった恋歌は窓をこんこんと叩いた。
音に気づいたサボは窓の方を向いて驚いた顔をしたが直ぐに窓を開けてくれた。
サ「なんでまたここに!?
エースとルフィは!?
無事なのか!?」
捲し立てるように恋歌に質問してくるサボにとりあえず落ち着くように言う。
『落ち着いてサボ
騒いだら誰が来ちゃうよ
ルフィは無事
でもエースはダダンさんと一緒にいて今のところは姿は見ていないけど無事なのは確かよ』
サ「姿を見ていないのになんでわかるんだ?」
恋歌はサボのペンダントを手に取りながら話す。
『これは付けている人が死んでしまったとき、砕けるようにできてるの
もちろんすごい怪我とか病気をしたときも私にわかるようになってる
今この世界にこのペンダントは3つ
その気配が全部残ってるってことは誰もいなくなってないってこと
信じてくれる?』
サ「不思議な力は見すぎてるからな信じるよ
それでなんでまたここに?」
『サボが心配でね
でもまた抜け出してたんだね』
サ「いてもたってもいられなくてさ…
兄弟が…母さんがあの火の中にいるのに自分だけが安全な場所にいてもいいんだろうかって…
俺は無力だ…」
俯いて涙を流すサボを恋歌は抱き締める。
サ「母さ…ん」
恋歌のマントを握りしめ声を押し殺して泣くサボに誰にぶつけたらいいのかわからない怒りが込み上げてきた。
『ねぇサボ…
私はサボをここまで悲しませる物が嫌いよ
この国も貴族も高町の人たちも全部全部消してしまいたいって思うぐらいに…
でもそれはサボが望んでることじゃないっていうのもわかってる
私が人を殺したりするのをしてほしくないって思ってくれてるのだから
それを裏切りたくない、でもこれ以上サボの自由を求める心が遮られる物が現れたら私はどうするかわからないわ…』
強く抱きしめられたサボは恋歌がどんな顔をしているかわからないし、見れても仮面をしているため見ることができない。
サ「母さん…
俺大丈夫…だからさ
まだ自由になるのを諦めたわけじゃない
またみんなに会いに行く
ここから出られないとか言われたって何度だって抜け出してやる
だから安心してよ
血の繋がりなんか関係ない
エースとルフィ、そして母さんが俺の家族なんだから」
なんか励まされてばかりだなぁと思いつつも笑ってくれるサボに感謝した。
サボの屋敷から出たあとにエースがペンダントを使ってなくても呼ばれた気がした。
『(エース?)』
気になった恋歌はエースのところまで行くことにした。
『エース?』
エースが隠れているであろう木の間の前に立って中に声をかけてみる。
すると奥からこちらを伺うようにエースがでてきた。
だが恋歌だとわかると驚いたように走りよってきた。
エ「どうしてここに!?」
『なんかエースに呼ばれた気がしたから』
エ「俺呼んでなんか…
はっ!そうだダダン!!
ダダンが酷い火傷なんだ!治してくれ!」
エースに腕を引っ張られて木の間に入れられる。
そこにはダダンが酷い火傷を負って寝ていた。
中は案外広く三人入っても全然狭くなかった。
ダ「あ、あんたさっきの…」
『喋らないでください
すぐに治しますから』
恋歌がダダンの傷に触れようとするとダダンが動けない体を起こして拒否をした。
ダ「知らないやつにこんなことをしてもらう義理はないよ」
『あなたに拒否権はありません
私は今回エースに呼ばれ、エースに頼まれてあなたを治療します
私を今止めることができるのはエースだけです
【双天帰舜】』
オレンジの光がダダンを包み、みるみる火傷を治していく。
ダ「これは…」
『さ、しばらくしたら全快するだろうし二人で帰ってね』
エ「二人で?
一緒に帰んねーのか?」
『今のこの姿じゃね…
まだやることもあるし暫くしたら帰るから
ルフィにも言っといて』
エ「わかった
無茶すんなよ」
『ありがと
そのまま治ったら光がなくなるからなくなったらここから出て気を付けて帰ってね』
恋歌はエースとダダンを残してまた高町に戻った。