物語開幕
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次の日の早朝。
サボはいつも通りの住人たちにあの火事の話は嘘なのではないかと安心し始めた。
だが、恋歌がそんな嘘をつくはずがないと思いつつ、嘘であってほしいと矛盾が生まれる。
だがその願いは儚く散ることになる。
数人の住人に火事のことを聞いてみたがどの住人も知っていて人が死ぬのを黙って見ている。
高町に住む自分達が特別な人間だと信じ、ゴミ山に住む人たちが死のうが関係ない。
そんな貴族たちにサボは恐怖すら覚えた。
サボはエースとルフィに逃げるように知らせようとしたが途中で兵士に見つかり逃げていた。
何度も転び、一人の男にぶつかり捕まってしまう。
そしてサボの父親が迎えに来ると家まで連れて行かれある部屋に閉じ込められた。
父「全く要らぬ世話をやかせおって
本当にダメな息子だな
やはり養子をとって正解だった」
サ「開けてくれお父さん!
俺は行かなきゃいけないんだ!
助けなきゃいけないやつがいるんだ!
お父さん!お父さん!開けてくれ!!
俺は…!
(母さん…!!)」
サボはペンダントを握り締めながら強く恋歌を呼んだ。
『呼んだ?』
後ろから見知った声。
振り向けば今呼んだ人物がいつもとは違う姿で立っていた。
サ「母さん…か?」
『そうよ
今は"桜姫"って呼ばれてる方のかっこしてるけど
言ったでしょ?
そのペンダントで呼べばこの姿で助けに行くって
呼んでくれたってことは決まったのかな?』
サボは涙を拭って真剣な目で恋歌を見つめる。
サ「ああ
俺の意思は決まったよ」
『聞かせてもらってもいいかな?』
サ「こんな腐った連中殺さして人を殺したことのない"桜姫"の手を汚させるまでもないよ」
サボは笑顔でそう言ってくれた。
『そう、なら私はこの町の人間は誰も殺さないわ
もう間もなくグレイ・ターミナルの火事が起きる
サボ、あなたの望みは?』
サ「頼む!
あいつらを!エースとルフィを!!
助けてくれ!!」
『任せて』
すがり付いて頼むサボの頭を一撫でして来たときと同じように一瞬で消えた。
恋歌がグレイ・ターミナルに着けばもう火がだいぶ回っていた。
『(エースとルフィは…
あそこか…)』
恋歌は二人のペンダントの気配を探して居場所を見つけた。
一緒にブルージャムたちもいるようだ。
エ「なんで火事を起こした張本人がこんなとこに…
とっくに逃げてるはずじゃなかったのかよ!?」
ブ「黙れくそガキ!!
絶望だよ、俺たちゃ…
まさかの大ピンチだ
人間てのはおかしな生き物だな
不幸もどん底まで来ると笑っちまうよ」
ル「なんか変だぞ、こいつら…」
エ「ルフィ!!行くぞ!」
ブ「逃がすな!」
ブルージャムたちの変なものを感じ取った二人は逃げ出そうとするが、囲まれてしまう。
ブ「一緒に仕事をした仲間じゃねぇか
死ぬときは一緒に死のうぜ」
エ「誰がおめぇらなんかと!
死んでもごめんだぜ!」
ブ「つれねぇな
そう言えば溜め込んだ財宝の隠し場所をまだはいてもらってなかったな
この地で燃えちまう前に俺たちがもらってやるよ
さぁ場所を言え!!」
エ「命がこんな危ねぇときに財宝?」
ブ「じゃあ教えてくれるんだな」
エ「ほんとにイカれてやがる…」
ブ「おめぇらが取りにいかねぇなら無駄になる
このままじゃ俺の船みたいに消し炭なっちまうんだ
勿体ねぇじゃねぇか」
ル「ばか言え!!
あの宝はなぁ…!」
エ「わかった、教える」
ル「え?エース!
あれはエースとサボが長い時間をかけて…!!」
エ「サボもわかってくれる!!
今はお前の…今は俺たちの命が大事だ…」
ル「エース…」
エースは悔しそうに歯を食い縛り、ルフィも涙目なりながらもブルージャムを睨み付ける。
そしてエースは小さな木の板に財宝の隠し場所を書いてブルージャムに渡す。
エ「泣くな!
これで終わった訳じゃない!」
泣くルフィにエースが怒鳴るが、目で合図をしたブルージャムによりエースとルフィは捕まってしまう。
サボはいつも通りの住人たちにあの火事の話は嘘なのではないかと安心し始めた。
だが、恋歌がそんな嘘をつくはずがないと思いつつ、嘘であってほしいと矛盾が生まれる。
だがその願いは儚く散ることになる。
数人の住人に火事のことを聞いてみたがどの住人も知っていて人が死ぬのを黙って見ている。
高町に住む自分達が特別な人間だと信じ、ゴミ山に住む人たちが死のうが関係ない。
そんな貴族たちにサボは恐怖すら覚えた。
サボはエースとルフィに逃げるように知らせようとしたが途中で兵士に見つかり逃げていた。
何度も転び、一人の男にぶつかり捕まってしまう。
そしてサボの父親が迎えに来ると家まで連れて行かれある部屋に閉じ込められた。
父「全く要らぬ世話をやかせおって
本当にダメな息子だな
やはり養子をとって正解だった」
サ「開けてくれお父さん!
俺は行かなきゃいけないんだ!
助けなきゃいけないやつがいるんだ!
お父さん!お父さん!開けてくれ!!
俺は…!
(母さん…!!)」
サボはペンダントを握り締めながら強く恋歌を呼んだ。
『呼んだ?』
後ろから見知った声。
振り向けば今呼んだ人物がいつもとは違う姿で立っていた。
サ「母さん…か?」
『そうよ
今は"桜姫"って呼ばれてる方のかっこしてるけど
言ったでしょ?
そのペンダントで呼べばこの姿で助けに行くって
呼んでくれたってことは決まったのかな?』
サボは涙を拭って真剣な目で恋歌を見つめる。
サ「ああ
俺の意思は決まったよ」
『聞かせてもらってもいいかな?』
サ「こんな腐った連中殺さして人を殺したことのない"桜姫"の手を汚させるまでもないよ」
サボは笑顔でそう言ってくれた。
『そう、なら私はこの町の人間は誰も殺さないわ
もう間もなくグレイ・ターミナルの火事が起きる
サボ、あなたの望みは?』
サ「頼む!
あいつらを!エースとルフィを!!
助けてくれ!!」
『任せて』
すがり付いて頼むサボの頭を一撫でして来たときと同じように一瞬で消えた。
恋歌がグレイ・ターミナルに着けばもう火がだいぶ回っていた。
『(エースとルフィは…
あそこか…)』
恋歌は二人のペンダントの気配を探して居場所を見つけた。
一緒にブルージャムたちもいるようだ。
エ「なんで火事を起こした張本人がこんなとこに…
とっくに逃げてるはずじゃなかったのかよ!?」
ブ「黙れくそガキ!!
絶望だよ、俺たちゃ…
まさかの大ピンチだ
人間てのはおかしな生き物だな
不幸もどん底まで来ると笑っちまうよ」
ル「なんか変だぞ、こいつら…」
エ「ルフィ!!行くぞ!」
ブ「逃がすな!」
ブルージャムたちの変なものを感じ取った二人は逃げ出そうとするが、囲まれてしまう。
ブ「一緒に仕事をした仲間じゃねぇか
死ぬときは一緒に死のうぜ」
エ「誰がおめぇらなんかと!
死んでもごめんだぜ!」
ブ「つれねぇな
そう言えば溜め込んだ財宝の隠し場所をまだはいてもらってなかったな
この地で燃えちまう前に俺たちがもらってやるよ
さぁ場所を言え!!」
エ「命がこんな危ねぇときに財宝?」
ブ「じゃあ教えてくれるんだな」
エ「ほんとにイカれてやがる…」
ブ「おめぇらが取りにいかねぇなら無駄になる
このままじゃ俺の船みたいに消し炭なっちまうんだ
勿体ねぇじゃねぇか」
ル「ばか言え!!
あの宝はなぁ…!」
エ「わかった、教える」
ル「え?エース!
あれはエースとサボが長い時間をかけて…!!」
エ「サボもわかってくれる!!
今はお前の…今は俺たちの命が大事だ…」
ル「エース…」
エースは悔しそうに歯を食い縛り、ルフィも涙目なりながらもブルージャムを睨み付ける。
そしてエースは小さな木の板に財宝の隠し場所を書いてブルージャムに渡す。
エ「泣くな!
これで終わった訳じゃない!」
泣くルフィにエースが怒鳴るが、目で合図をしたブルージャムによりエースとルフィは捕まってしまう。