物語開幕
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エースは三人を海の見えるところに連れてきて近くの切り株にどこから出したのか盃を三枚出して置いた。
そして酒瓶も出して盃に酒を入れる。
『ダダンさんのお酒でしょ…』
エ「まぁね
お前ら知ってるか?盃を交わすと兄弟になれるんだ」
ル「兄弟!?ほんとかよ!?」
三人は盃を一つずつ持つ。
エ「これで今日から俺たちは兄弟だ!!」
ガチャン
この瞬間から三人は盃を交わして兄弟になった。
ル「でもよーなんで恋歌姉ちゃん連れてきたんだ?」
サ「確かに
何か理由あんのか?」
ルフィの疑問にサボが同意する。
確かに兄弟の盃だけを交わすためなら恋歌は連れてこなくてもいいはずだ。
エ「大有りだね
だから母ちゃんが起きるまで待ってたんだ」
『待ってた?』
エ「そうだ
母ちゃんは俺の母ちゃんだったろ?」
『そうね』
エ「でも俺には新しく兄弟ができた」
『うん』
エ「ということは俺の母ちゃんである母ちゃんはサボとルフィにとっても母ちゃんということになる」
『へ?』
エースが笑顔で言うが恋歌は一瞬何を言われているのかわからなかった。
ル「ほんとか!?
恋歌姉ちゃん俺の母ちゃんになってくれんのか?」
サ「なるほどな
お前が恋歌さんをここに呼んだのはそのためか
俺は嬉しいぜ?
こんないい母親他にはいないからな」
エースの提案にルフィとサボは嬉しそうに笑った。
『二人は私が母親でもいいの?』
ル「俺は恋歌姉ちゃんが母ちゃんがいい!!」
サ「俺もだ」
二人の言葉に恋歌は涙が溢れてきた。
急に泣き出した恋歌に三人は慌てる。
エ「え!?どうした母ちゃん!!
嫌だったか?」
ふるふると首を振る恋歌。
サ「じゃあどっか痛いのか?」
それにも恋歌は首を振る。
ル「じゃあ腹減ったんだな!!」
「「だからそれはお前だけだよ!!」」
言葉に二人で突っ込む。
『違うの
嬉しくて…
二人が私が母親でいいって言ってくれて』
笑顔で言う恋歌に三人とも笑顔になる。
エ「俺の母ちゃんだぞ?
二人が拒否するはずがない」
『ありがとうエース
こんなに嬉しいって思ったのはエースと過ごしてたとき以来よ
これからよろしくね
私の可愛い息子たち!
至らない母ですが頑張ります』
サ「こちらこそ悪がきですがよろしく!
お母さん!!」
ル「おう!よろしくな!!
母ちゃん!!」
二人の言葉に恋歌が暫く泣き止まなかったのは言うまでもない。
恋歌が泣き止んでサボが自分のことを話し出した。
自分が貴族の息子であること、両親は生きているということ、家には戻りたくないということ、例え本当の家族がいてもずっと"一人"だったこと。
サ「黙っててごめんなさい…」
しゅんとしてしまったサポートを恋歌は抱き締める。
『今は私たちがいるから一人じゃないでしょ?』
サ「うん…
こんな本当の家族がほしかったよ
こうやって誰かに抱き締めてもらったのもはじめてだ」
照れくさそうにでも嬉しそうに言ってくれるサボに恋歌は嬉しくなった。
恋歌はサボを解放してエースの首にかかっているのとよく似ているペンダントを2つ取り出した。
『これを二人にあげるわ』
受け取ったサボとルフィは不思議そうにそれを眺める。
ルフィの方には赤い石が、サボの方には青い石が付いていた。
ル「なんだこれ」
恋歌はエースにしたように二人に説明をする。
外すことは本人以外できないこと、心から自分を呼べばどこへでも助けにいくこと、成長とともにペンダントの鎖も伸びること、持ち主の気を許した人にしか触れないことなど大体のことを説明した。
『でもねルフィのは少し違うの』
サ「ルフィのだけ?」
『エースとサボのは石の色以外はほとんど一緒の作りになってる
でもルフィは気を許した人って言ったらほとんどの人に気を許しそうでしょ?』
「「確かに」」
納得した長男の二人はでもそれがどうしたと言った顔をする。
『そんなに気を許した人が多いと防御の機能がついてるの意味ないでしょ?
だからルフィのは相手側がルフィを信頼してくれたら触れるようにしてあるの
それなら安心でしょ?』
ルフィは今一つわかっていないようだったが他の二人は納得した。
恋歌はルフィとサボにペンダントを付けてやる。
『三人お揃いだね
これはできればいつもつけててほしい
エースはいつも付けてくれてるみたいだしね』
エ「そりゃ母ちゃんから貰ったもんだからな」
サ「俺もお母さんに貰ったもんだから外さねぇよ」
ル「俺も外さねぇ!!」
『そう言ってもらえると嬉しいわ
さてとエース、前に私が時が来たら話したいことがあるって言ってたの覚えてる?』
エ「ああ」
『今がその時なの
三人に聞いてほしいことがあるの』
エ「俺たち三人に?」
『そう、三人に
これを聞いたら私のこと嫌いになるかもしれないけど言わなくちゃいけないことだから』
真剣な目をした恋歌に三人は何を言われるのだろうとごくりと唾を飲み込んだ。
そして酒瓶も出して盃に酒を入れる。
『ダダンさんのお酒でしょ…』
エ「まぁね
お前ら知ってるか?盃を交わすと兄弟になれるんだ」
ル「兄弟!?ほんとかよ!?」
三人は盃を一つずつ持つ。
エ「これで今日から俺たちは兄弟だ!!」
ガチャン
この瞬間から三人は盃を交わして兄弟になった。
ル「でもよーなんで恋歌姉ちゃん連れてきたんだ?」
サ「確かに
何か理由あんのか?」
ルフィの疑問にサボが同意する。
確かに兄弟の盃だけを交わすためなら恋歌は連れてこなくてもいいはずだ。
エ「大有りだね
だから母ちゃんが起きるまで待ってたんだ」
『待ってた?』
エ「そうだ
母ちゃんは俺の母ちゃんだったろ?」
『そうね』
エ「でも俺には新しく兄弟ができた」
『うん』
エ「ということは俺の母ちゃんである母ちゃんはサボとルフィにとっても母ちゃんということになる」
『へ?』
エースが笑顔で言うが恋歌は一瞬何を言われているのかわからなかった。
ル「ほんとか!?
恋歌姉ちゃん俺の母ちゃんになってくれんのか?」
サ「なるほどな
お前が恋歌さんをここに呼んだのはそのためか
俺は嬉しいぜ?
こんないい母親他にはいないからな」
エースの提案にルフィとサボは嬉しそうに笑った。
『二人は私が母親でもいいの?』
ル「俺は恋歌姉ちゃんが母ちゃんがいい!!」
サ「俺もだ」
二人の言葉に恋歌は涙が溢れてきた。
急に泣き出した恋歌に三人は慌てる。
エ「え!?どうした母ちゃん!!
嫌だったか?」
ふるふると首を振る恋歌。
サ「じゃあどっか痛いのか?」
それにも恋歌は首を振る。
ル「じゃあ腹減ったんだな!!」
「「だからそれはお前だけだよ!!」」
言葉に二人で突っ込む。
『違うの
嬉しくて…
二人が私が母親でいいって言ってくれて』
笑顔で言う恋歌に三人とも笑顔になる。
エ「俺の母ちゃんだぞ?
二人が拒否するはずがない」
『ありがとうエース
こんなに嬉しいって思ったのはエースと過ごしてたとき以来よ
これからよろしくね
私の可愛い息子たち!
至らない母ですが頑張ります』
サ「こちらこそ悪がきですがよろしく!
お母さん!!」
ル「おう!よろしくな!!
母ちゃん!!」
二人の言葉に恋歌が暫く泣き止まなかったのは言うまでもない。
恋歌が泣き止んでサボが自分のことを話し出した。
自分が貴族の息子であること、両親は生きているということ、家には戻りたくないということ、例え本当の家族がいてもずっと"一人"だったこと。
サ「黙っててごめんなさい…」
しゅんとしてしまったサポートを恋歌は抱き締める。
『今は私たちがいるから一人じゃないでしょ?』
サ「うん…
こんな本当の家族がほしかったよ
こうやって誰かに抱き締めてもらったのもはじめてだ」
照れくさそうにでも嬉しそうに言ってくれるサボに恋歌は嬉しくなった。
恋歌はサボを解放してエースの首にかかっているのとよく似ているペンダントを2つ取り出した。
『これを二人にあげるわ』
受け取ったサボとルフィは不思議そうにそれを眺める。
ルフィの方には赤い石が、サボの方には青い石が付いていた。
ル「なんだこれ」
恋歌はエースにしたように二人に説明をする。
外すことは本人以外できないこと、心から自分を呼べばどこへでも助けにいくこと、成長とともにペンダントの鎖も伸びること、持ち主の気を許した人にしか触れないことなど大体のことを説明した。
『でもねルフィのは少し違うの』
サ「ルフィのだけ?」
『エースとサボのは石の色以外はほとんど一緒の作りになってる
でもルフィは気を許した人って言ったらほとんどの人に気を許しそうでしょ?』
「「確かに」」
納得した長男の二人はでもそれがどうしたと言った顔をする。
『そんなに気を許した人が多いと防御の機能がついてるの意味ないでしょ?
だからルフィのは相手側がルフィを信頼してくれたら触れるようにしてあるの
それなら安心でしょ?』
ルフィは今一つわかっていないようだったが他の二人は納得した。
恋歌はルフィとサボにペンダントを付けてやる。
『三人お揃いだね
これはできればいつもつけててほしい
エースはいつも付けてくれてるみたいだしね』
エ「そりゃ母ちゃんから貰ったもんだからな」
サ「俺もお母さんに貰ったもんだから外さねぇよ」
ル「俺も外さねぇ!!」
『そう言ってもらえると嬉しいわ
さてとエース、前に私が時が来たら話したいことがあるって言ってたの覚えてる?』
エ「ああ」
『今がその時なの
三人に聞いてほしいことがあるの』
エ「俺たち三人に?」
『そう、三人に
これを聞いたら私のこと嫌いになるかもしれないけど言わなくちゃいけないことだから』
真剣な目をした恋歌に三人は何を言われるのだろうとごくりと唾を飲み込んだ。