物語開幕
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ルフィはまた泣きながらエースに叫ぶように言う。
ル「フーシャ村には戻れねぇし山賊は嫌いだし!
お前がいなかったら俺は一人になるんだ…
一人になるのはいてぇのより辛い…」
エ「お前親は?」
ル「じいちゃん以外いねぇ」
エ「俺がいれば辛くないのか?」
ル「うん」
エ「俺がいねぇと困るのか?」
ル「うん…」
エ「お前は俺に生きててほしいのか?」
ル「当たり前だ!」
ルフィの即答にエースは顔を伏せる。
すると誰かに頭を撫でられた。
振り向けば恋歌がいた。
エ「母ちゃん」
『よかったね、エース』
ル「うわぁぁぁぁぁん!!
恋歌姉ちゃんも無事だったぁ!!」
泣き止みかけていたのにまた大泣きして恋歌に抱きつくルフィ。
そんなルフィの背中を撫でてやる。
『心配してくれてありがとう』
サ「一体どうやって…」
『その話はあとでね
川に行ってルフィの血を洗い流しに行こう
みんなの傷もそこで治すし』
エースとサボはルフィの頭から出ている血を見て恋歌の意見に賛成した。
いつもサボと釣りに来ていると言う川に連れてきてもらい乾いたルフィの血を恋歌は自分の服の血が着いていないところを裂いて水に濡らした。
そしてその布で血を拭ってやる。
ルフィは少し幸せそうである。
エ「この甘ったれ
俺はお前みたいな甘ったれも嫌いだ」
ル「甘ったれてねぇよ!
俺は強いんだ!」
エ「強い?
誰が?現に今だって甘ったれた顔してんじゃねぇか
男のくせに泣いてばっかのくせしやがって!!」
ル「トゲで殴られたことあんのかよ!
それに俺は7歳だぞ!?
お前みたいに10歳だったら泣かねぇ!」
エ「俺は7歳だって泣かねぇよ!
一緒にすんな!」
ル「俺は誰よりも強くなるんだよ!
すげぇ海賊になるってシャンクスと約束したんだからな!!」
エ「海賊!?お前が!?」
ル「そうだ!!」
エ「なれるか!」
ル「なるんだ!」
サ「はい、そこまで」
喧嘩を見かねたサボが仲裁に入る。
その光景を見ていた恋歌はくすくすと笑い出す。
エ「母ちゃんどこにも笑うとこなかったぞ…」
エースがじろりと恋歌を見る。
『ごめんごめん
三人とも仲良いなって思って
ルフィ血吹きおわったから頭の怪我見せて』
素直にルフィは帽子を脱ぐ。
エ「どこをどう見たら仲良く見えるんだよ…」
『喧嘩するほど仲が良いってね
ルフィまだ痛い?』
エ「それとはまた違う気が…」
ル「いてぇ…」
『サボもそう思うよね?
じゃあ秘密を守ったご褒美に治してあげよう』
サ「俺からは何とも…
ていうか治療じゃなくて治すって?」
ル「治してくれんのか!?」
サボは言葉のおかしさに気づき、ルフィは治してもらえると言うことで嬉しそうだ。
『治すのは言葉のままよ』
恋歌はルフィの怪我に手を当てて鬼道で治していく。
恋歌の手から淡い光りが発せられ、ルフィの怪我を治していく。
不思議な力のことは知っていてもはじめて見たエースと、見たことのない力を見たサボは驚いている。
ル「もう痛くねぇ!」
数秒後ルフィがもう痛くないと言って元気に走り回り始めた。
ル「ありがとう!!」
『どういたしまして』
笑顔のルフィに恋歌も笑顔で返す。
サ「どうなってんだありゃ…」
エ「母ちゃんは不思議な力が使えるんだ」
サ「まぁ確かに怪我を治せるって不思議な力だよな」
エ「他にもいろいろ見せてもらったことがある
さっき見た竜巻みたいなのも母ちゃんの力だ」
サ「竜巻も起こせんのか!?」
そのサボの驚いた問いに答えたのは本人である恋歌だった。
『そうよ
あれも私の力』
サ「へぇーすごいな!
他のも見せてくれよ!」
少し興奮ぎみに詰め寄ってくるサボに恋歌は微笑む。
『他のってどんなのがいい?』
サ「うーん、そうだな…
そうだ、さっきどうやってポルシェーミの刀受け止めたんだ?」
『あれはね…』
恋歌は腕を見えるように出して腕を鋼鉄化する。
『こうしただけよ』
サ「なんだこれ!?
かちかちだ!」
サボは興味津々で恋歌の腕をこんこんと叩く。
『しようと思えば全身硬くしたりとかもできるよ』
サ「でもこれ悪魔の実の力じゃないんだろ?」
『うん、まぁ悪魔の実の力ではないわね』
サ「じゃああの刀は?」
サボはエースが未だに背負っている刀を指した。
『あ、ごめんエース!
ずっと持たせたままだった!』
エ「いいよ別に
あんまり重くないし」
エースに刀を返してもらい恋歌は自分の横に置いておく。
『ありがと
それでこの刀の話だったね
この刀は私の力でもあるけどあんまり使いたくないの』
サ「何で?」
『強すぎて周りを破壊しちゃうから』
サ「へ、へぇー」
サボは想像して少し寒気がした。
ちょろちょろと怪我が治って動き回っていたルフィが帰ってきた。
何故か息切れをしている。
エ「お前なにしてんだよ…」
サ「まだ恋歌さんの力見せてほしいけどひとつ俺に問題があることに気付いた」
『問題?』
サ「今回のこの件で俺たち絶対ブルージャムたちに狙われただろ?
そんならこの森で生活してる俺はどうなる?
見つかるのも時間の問題だし見つかったときに寝てたりなんかしたら…」
エ「死ぬな」
サ「だろ?
ちょっとそこでだな…
お前ら耳貸せ」
サボの提案にエースとルフィは笑みを、恋歌は苦笑いを浮かべた。
ル「フーシャ村には戻れねぇし山賊は嫌いだし!
お前がいなかったら俺は一人になるんだ…
一人になるのはいてぇのより辛い…」
エ「お前親は?」
ル「じいちゃん以外いねぇ」
エ「俺がいれば辛くないのか?」
ル「うん」
エ「俺がいねぇと困るのか?」
ル「うん…」
エ「お前は俺に生きててほしいのか?」
ル「当たり前だ!」
ルフィの即答にエースは顔を伏せる。
すると誰かに頭を撫でられた。
振り向けば恋歌がいた。
エ「母ちゃん」
『よかったね、エース』
ル「うわぁぁぁぁぁん!!
恋歌姉ちゃんも無事だったぁ!!」
泣き止みかけていたのにまた大泣きして恋歌に抱きつくルフィ。
そんなルフィの背中を撫でてやる。
『心配してくれてありがとう』
サ「一体どうやって…」
『その話はあとでね
川に行ってルフィの血を洗い流しに行こう
みんなの傷もそこで治すし』
エースとサボはルフィの頭から出ている血を見て恋歌の意見に賛成した。
いつもサボと釣りに来ていると言う川に連れてきてもらい乾いたルフィの血を恋歌は自分の服の血が着いていないところを裂いて水に濡らした。
そしてその布で血を拭ってやる。
ルフィは少し幸せそうである。
エ「この甘ったれ
俺はお前みたいな甘ったれも嫌いだ」
ル「甘ったれてねぇよ!
俺は強いんだ!」
エ「強い?
誰が?現に今だって甘ったれた顔してんじゃねぇか
男のくせに泣いてばっかのくせしやがって!!」
ル「トゲで殴られたことあんのかよ!
それに俺は7歳だぞ!?
お前みたいに10歳だったら泣かねぇ!」
エ「俺は7歳だって泣かねぇよ!
一緒にすんな!」
ル「俺は誰よりも強くなるんだよ!
すげぇ海賊になるってシャンクスと約束したんだからな!!」
エ「海賊!?お前が!?」
ル「そうだ!!」
エ「なれるか!」
ル「なるんだ!」
サ「はい、そこまで」
喧嘩を見かねたサボが仲裁に入る。
その光景を見ていた恋歌はくすくすと笑い出す。
エ「母ちゃんどこにも笑うとこなかったぞ…」
エースがじろりと恋歌を見る。
『ごめんごめん
三人とも仲良いなって思って
ルフィ血吹きおわったから頭の怪我見せて』
素直にルフィは帽子を脱ぐ。
エ「どこをどう見たら仲良く見えるんだよ…」
『喧嘩するほど仲が良いってね
ルフィまだ痛い?』
エ「それとはまた違う気が…」
ル「いてぇ…」
『サボもそう思うよね?
じゃあ秘密を守ったご褒美に治してあげよう』
サ「俺からは何とも…
ていうか治療じゃなくて治すって?」
ル「治してくれんのか!?」
サボは言葉のおかしさに気づき、ルフィは治してもらえると言うことで嬉しそうだ。
『治すのは言葉のままよ』
恋歌はルフィの怪我に手を当てて鬼道で治していく。
恋歌の手から淡い光りが発せられ、ルフィの怪我を治していく。
不思議な力のことは知っていてもはじめて見たエースと、見たことのない力を見たサボは驚いている。
ル「もう痛くねぇ!」
数秒後ルフィがもう痛くないと言って元気に走り回り始めた。
ル「ありがとう!!」
『どういたしまして』
笑顔のルフィに恋歌も笑顔で返す。
サ「どうなってんだありゃ…」
エ「母ちゃんは不思議な力が使えるんだ」
サ「まぁ確かに怪我を治せるって不思議な力だよな」
エ「他にもいろいろ見せてもらったことがある
さっき見た竜巻みたいなのも母ちゃんの力だ」
サ「竜巻も起こせんのか!?」
そのサボの驚いた問いに答えたのは本人である恋歌だった。
『そうよ
あれも私の力』
サ「へぇーすごいな!
他のも見せてくれよ!」
少し興奮ぎみに詰め寄ってくるサボに恋歌は微笑む。
『他のってどんなのがいい?』
サ「うーん、そうだな…
そうだ、さっきどうやってポルシェーミの刀受け止めたんだ?」
『あれはね…』
恋歌は腕を見えるように出して腕を鋼鉄化する。
『こうしただけよ』
サ「なんだこれ!?
かちかちだ!」
サボは興味津々で恋歌の腕をこんこんと叩く。
『しようと思えば全身硬くしたりとかもできるよ』
サ「でもこれ悪魔の実の力じゃないんだろ?」
『うん、まぁ悪魔の実の力ではないわね』
サ「じゃああの刀は?」
サボはエースが未だに背負っている刀を指した。
『あ、ごめんエース!
ずっと持たせたままだった!』
エ「いいよ別に
あんまり重くないし」
エースに刀を返してもらい恋歌は自分の横に置いておく。
『ありがと
それでこの刀の話だったね
この刀は私の力でもあるけどあんまり使いたくないの』
サ「何で?」
『強すぎて周りを破壊しちゃうから』
サ「へ、へぇー」
サボは想像して少し寒気がした。
ちょろちょろと怪我が治って動き回っていたルフィが帰ってきた。
何故か息切れをしている。
エ「お前なにしてんだよ…」
サ「まだ恋歌さんの力見せてほしいけどひとつ俺に問題があることに気付いた」
『問題?』
サ「今回のこの件で俺たち絶対ブルージャムたちに狙われただろ?
そんならこの森で生活してる俺はどうなる?
見つかるのも時間の問題だし見つかったときに寝てたりなんかしたら…」
エ「死ぬな」
サ「だろ?
ちょっとそこでだな…
お前ら耳貸せ」
サボの提案にエースとルフィは笑みを、恋歌は苦笑いを浮かべた。