変えるために
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扉を開けると予想通り、海軍の英雄と呼ばれる男が立っていた。
『ガープさん…
おはようございます
こんな早朝からどうしたんですか?』
何故ガープがここに来たのかは知っているがここは知らないふりをしなければならない。
ガ「おおっ、恋歌久しいの
実はお主に頼みたいことがあってな」
『頼みたいこと?私にですか?』
わざとらしく首を傾げて聞いてみるとガープは右手に繋いでいた小さな手を引っ張り、恋歌の前にその小さな子どもを連れてきた。
『この子は?』
ガ「この子はあの海賊王の実の息子でな母親のルージュも死んでしまったので育てる者がおらんのだ
二年間はワシが育ててきたがそろそろ限界なんでな
誰かに預けようと思ったわけだ」
ガープはニコニコしながら語っているが、エースと思われる子どもはむすっとしながら黙って話を聞いている。
『それでその誰かが私だと?』
ガ「お前さんは話が早くて助かる
この子の名はエース
この子の母親になってやってほしい」
『何故私に?』
ガ「お前さんだったら大丈夫だと思ったからだ
物凄い悪がきだが根はいい子なんでな
どうだ?
引き受けてくれるか?」
恋歌は未だ黙ったままでいるエースを見つめた。
元より断るつもりはないが(この子達に会うために来たのだから)、どんな顔をしているのかが気になったから。
恋歌はエースと目線を合わせるようにしゃがみこんで話しかけた。
『私恋歌っていうの
貴方のお名前教えてくれるかな?』
なるべく恋歌は優しい声で話しかけた。
暫くは恋歌を睨み付けるように見ていたが、ずっとニコニコしている恋歌に根負けしたのか、
エ「エース…」
と小さな声で言ってくれた。
『そっか、エースね
これからよろしくね!』
ガ「ということは…」
『お引き受けします
この子の母親がわりになりましょう』
ガ「すまんな
感謝する
エース、この人がお前の新しい家族だ
言うことはちゃんと聞くんだぞ?」
ガープはエースに向かってそう言うがエースは無反応だ。
ガープは哀しそうにため息をついたあとに恋歌に向き直り、
ガ「ではすまないがワシは仕事を残してきてるのでな
この辺で失礼する」
『わかりました
お気をつけて』
ガ「ああ
ではまたなエース
今度遊びに来る」
そう言ってガープは繋いでいたエースの手を離し、帰っていった。
残されたのは私と小さなエースのみ。
ガープの背中を見えなくなるまで見送り恋歌はエースの手を取った。
『中に入ろうか?』
そう言うとエースは小さく頷くだけだった。
『(うーん
話してくれないなぁ…
まぁ原作でもルフィとは最初から仲がよかった訳じゃないしこれからだよね)』
『ガープさん…
おはようございます
こんな早朝からどうしたんですか?』
何故ガープがここに来たのかは知っているがここは知らないふりをしなければならない。
ガ「おおっ、恋歌久しいの
実はお主に頼みたいことがあってな」
『頼みたいこと?私にですか?』
わざとらしく首を傾げて聞いてみるとガープは右手に繋いでいた小さな手を引っ張り、恋歌の前にその小さな子どもを連れてきた。
『この子は?』
ガ「この子はあの海賊王の実の息子でな母親のルージュも死んでしまったので育てる者がおらんのだ
二年間はワシが育ててきたがそろそろ限界なんでな
誰かに預けようと思ったわけだ」
ガープはニコニコしながら語っているが、エースと思われる子どもはむすっとしながら黙って話を聞いている。
『それでその誰かが私だと?』
ガ「お前さんは話が早くて助かる
この子の名はエース
この子の母親になってやってほしい」
『何故私に?』
ガ「お前さんだったら大丈夫だと思ったからだ
物凄い悪がきだが根はいい子なんでな
どうだ?
引き受けてくれるか?」
恋歌は未だ黙ったままでいるエースを見つめた。
元より断るつもりはないが(この子達に会うために来たのだから)、どんな顔をしているのかが気になったから。
恋歌はエースと目線を合わせるようにしゃがみこんで話しかけた。
『私恋歌っていうの
貴方のお名前教えてくれるかな?』
なるべく恋歌は優しい声で話しかけた。
暫くは恋歌を睨み付けるように見ていたが、ずっとニコニコしている恋歌に根負けしたのか、
エ「エース…」
と小さな声で言ってくれた。
『そっか、エースね
これからよろしくね!』
ガ「ということは…」
『お引き受けします
この子の母親がわりになりましょう』
ガ「すまんな
感謝する
エース、この人がお前の新しい家族だ
言うことはちゃんと聞くんだぞ?」
ガープはエースに向かってそう言うがエースは無反応だ。
ガープは哀しそうにため息をついたあとに恋歌に向き直り、
ガ「ではすまないがワシは仕事を残してきてるのでな
この辺で失礼する」
『わかりました
お気をつけて』
ガ「ああ
ではまたなエース
今度遊びに来る」
そう言ってガープは繋いでいたエースの手を離し、帰っていった。
残されたのは私と小さなエースのみ。
ガープの背中を見えなくなるまで見送り恋歌はエースの手を取った。
『中に入ろうか?』
そう言うとエースは小さく頷くだけだった。
『(うーん
話してくれないなぁ…
まぁ原作でもルフィとは最初から仲がよかった訳じゃないしこれからだよね)』