メジャー短編 (調整中)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
祖母『寿ちゃん! 電話ですよ』
寿「僕に?」
と、おばあちゃんが部屋に電話を持ってきてくれた
時間は8時過ぎ
心当たりも無く、受話器を受け取り耳に当てた
寿「もしもし・・?」
『もしもし寿?』
寿「ぇ!・・未架??!」
電話の主は未架だった
突然の電話にかなり動揺気味で、どうしたのか聞いた
『明日暇かなぁ~って思って・・』
ドクンッと僕の心臓が跳ねた
こ、この流れってもしかして・・・
僕は勿論、暇だと答えた
実際、予定があったわけじゃ無かったし、あったとしてもなんとかして予定を空けるよ・・・未架のためなら
『明日、お買い物行きたいんだけど、友達が明日は無理だって言うから・・・寿行かない?』
寿「いいよ(^_^)」
そして時間と場所を決めて電話を切った
未架とデートだVv
一人浮かれながら、夜は更けていった
*
*ラヴラヴデート?*
駅前9時半
未架との約束は10時
早く来すぎちゃた・・浮かれ過ぎ・・・かな?
そういえば未架とこうして出掛けるのって小学校以来だなぁ・・・なんて考えていると、パタパタと近づいてくる足音
パッと前を向くと”ごめん・・!”と息を切らしている未架がいた
10時5分前
僕がいたからか、走って来てくれた
寿「大丈夫だよ(^_^) 僕もさっき来たところだし」
『・・・そっかぁ』
安心したのか、はぁー・・と息を整えて行こっか! とショッピングモールへと足を進めた
*いろんなお店を見て回っていると、いろんな定員さんに声を描けられている未架
聞くと、よく買い物をするお店らしい
定『未架ちゃ~ん!』
『由奈さん!』
定『なぁに~? 今日は彼氏さんとデートぉ?』
寿「///(か、彼氏////)」
未架と2人で歩いていると、傍から見たらそう見えるのかな・・///
『違いますよ! 幼なじみの腐れ縁です(^_^)』
そんな事を考えていると、未架は意図も簡単に否定した
というか・・・もうちょっと照れたりして欲しかったなぁ・・・ι
『寿! 次ここ、ここ☆』
寿「∑えっ//////」
*未架が指差した先には、色とりどりの奇麗な下着の並んだ店
僕は顔を赤くして後退りした
『寿はいいよ! 外で待ってて(^_^)』
てててっと店に入って行く未架を茫然と赤い顔で見ていた
道行く人たちが、ちらちらと見てくる・・・
下着の店の前で男が一人立っていたら、そりゃ疑いの眼差しを向けられるだろう
あぁー・・早く戻ってきてよ未架~・・・ιι
祈りが通じたのか、ひょっこりと未架が店から出て来た
これで漸く周りの視線から解放された
それにしても・・・未架ってあんな大人の下着着けてるんだ・・・//////
妄想に入っていた僕の視線に気がついたのか未架が意地悪そうに笑った
*
『何? 寿これ見たいの?』
寿「うん・・・∑えっ! あ、いや・・べべ別にそう言うわけじゃ//////」
『や~ん! 寿のエッチv』
寿「だっだから、違うって!/////////」
前を歩く未架に弁解してみるが、実際図星を突かれてしまったため言い訳にも聞こえない
『次、いこ☆』
未架は笑顔で困った顔の僕の手を引き、歩いて行った
*夕暮れ時、家まで送った僕に未架は・・
『今日付き合ってくれたお礼! 私とお揃いだよ☆』
未架がくれたのはバットとグローブのキーホルダー
ありがとうとお礼を言う僕に、別れを告げ家に入ろうとする未架
僕は多分無意識だったんだと思う・・・
未架の手を引いて・・・
キスしたかったんだ
母『おかえり未架』
寸出のところで未架のお母さんが玄関を開け出迎えた
母『悪いわね~寿也君、送ってもらっちゃってv』
寿「・・・いぇι」
ウフフ・・と笑っているところを見ると、一部始終見ていたに違いない
絶対に確信犯だ・・・
*
『じゃぁ、またね寿(^_^)』
寿「うん!」
こうして、未架との1日デートは終わった
と思っていた
後ろから走ってくる未架
僕の耳に手を当てて、ヒソヒソ話
寿「//////!!!!」
途端に顔を赤くする僕に手を振って未架は家に入って行った
・・・それは・・反則でしょ///
暫く顔の火照りが治まらなかった
*
『今度寿の家に行くとき、あの下着着けてくるからね(^_-)-V』
*END*
*