メジャー短編 (調整中)
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寿「ねぇ未架・・・僕のお願い聞いてくれる?」
◆盗み見
*一軍レギュラーになった僕は相部屋から一人部屋になった
時々こうやって未架が遊びに来てくれる。未架が来てくれてうれしい反面、我慢の時間でもあり、かなりきつかったりする・・・
『なぁに?』
首を少し傾けて僕を見つめてくる未架に我慢していたことをお願いしてみた
寿「・・・・未架と・・・エッチしたい///」
『へ?』
未架は予想外のお願いに驚いたのか突飛な声を出した
当然だろう。いきなりエッチしたいなんて言われても、何言ってんだこいつ・・・となるのが自然だろう
でも今までそう言うことを全くしていないという訳ではない
何度かキスもした
舌を絡ませたいやらしい大人のキスも・・・
僕たちは付き合っているわけでも、はたまた恋人同士でもない・・・でもただの幼なじみでもない
こういう事をし出したのは、僕がレギュラーになってからだ
初めのきっかけはその場のムードに任せて軽くキスをしたこと
未架は少し考えているようだ
『そ・・それって・・・・・セックスしたい・・・・ってこと・・・・・・だよね//////?』
寿「ダメ?」
僕はいつものように未架に聞いてみた。未架がダメなんて一度だって言ったことはない
『ダメじゃ・・ないけど・・・・・・//////』
赤い顔を更に真っ赤にして俯いた
そんな仕草が堪らない・・・
*未架の髪にそっと触れたとき、ビクッと身体を震わせ僕を上目使いで見つめてくる
『あ~・・で、でも・・・ほら、そういうことは好きな人と・・・・・///』
寿「・・・未架は僕のこと好きじゃないの?」
『ぅ・・・』
確信犯・・・自分でもそう思う
だって未架の困った顔も可愛いからv
ついイジメたくなる
僕はじりじりと迫り、未架を壁まで追い込んだ
首筋に顔を埋め耳元で囁いた
寿「ねぇ・・・僕のコト好き?」
『~~っ///』
かわいいv
耳まで真っ赤にしちゃって
僕はそのまま頬、首筋、鎖骨とキスを落としていった
わざと”ちゅっ”と音を立てて未架を煽ってみる
『・・・・・・ん/////』
声を出さないように口を堅く瞑っている未架を余所目に、未架が着ている上着のジッパーを下し、下に着ていたキャミソールの肩紐を肩から退かした
『と・・寿っ!』
僕の行為を見てビックリしている未架は恥ずかしいからなのか黙ってしまった
僕が未架の胸元にキスをした時だった
*
「おい、見えね~よ」
「アホ!押すなや」
「バカ!声がでかい!」
「押すな・・・って・・うぉ!」
ばたばた・・・・・・
いきなり扉が開いたかと思ったらドミノ倒しのようになだれ込んできた野球部の野郎共
どうやらドアの外で盗み見していたらしい
三「あは・・あははははは・・・・・ども」
さー・・・っと血の気が引いていく音が聞こえた
真っ赤な顔をして固まっている未架。どす黒いオーラが滲み出ている僕に気付いたのか三宅達の顔色が見る見るうちに青ざめていく
寿「クスッ 覚悟は出来てるよね?」
三宅達の叫び声が聞こえたような気がした・・・by眉村
その後、寿也の部屋に未架が来ることはなかった・・・
そして寿也の機嫌がすこぶる悪かったのは言うまでもない
*END*
*