メジャー短編 (調整中)
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『未架はズルイ!』
『……何が?』
~幼なじみな彼氏~
海堂高校野球部マネージャーの未架
ただ今、昼休み中で親友の夏村と楽しく話をしてる……はずなんだけど…
夏村がそんなことを言い出したわけだけど、何がズルイのか全くわからない…
『未架は、同姓異性問わず人気あるし、彼氏を作ろうと思えばできる…しかし、男に全く興味を持ってなかった未架に、彼氏ができるなんて…』
『……;』
パックの牛乳を飲みながら、嘆く親友を遠い目で見ていた
『しかもその相手が、野球部の…ムガッ』
その先の言葉を遮るように未架の口にパンを入れた
『……モグモグ…あんたね~、隠してたってこういう話題は絶対バレるもんだよ!相手が、女の子ファンの最も多い佐藤君じゃね~』
『…別に隠してるわけじゃ無いけど…今までそんな風に見た事なかったから…』
佐藤寿也、海堂高校野球部のキャプテンで、私の大事な幼なじみ
寿が一軍に上がってすぐだった…告白されたのは
まだ寿と、どお接すれば良いのかわからない
幼なじみから彼氏になったって言っても、前とあまり変わらないし…
『ふ~ん、一緒にいるのが当たり前で実感がないって感じ?』
『…う~ん……』
『佐藤君は何もしてこないの?』
『何もって…何が?』
夏村は溜息をつき、これだよと、バカにした口ぶり
『佐藤君も男の子なんだからさ、キスぐらいしてあげなきゃ☆』
『…それなら、前に二回してるし…小学と中学で』
『何?あんたらそんな昔からデキてたわけ?』
二回とも寿からしてきたもので、小学校の時は私はまだキスの゙ギの 字も知らなかったし、中学は無理矢理されただけで…
まぁ、ちゃんとしたわけじゃないか
『と、なると後は佐藤君に押し倒されるだけね♪』
『何でそんなこと寿がするわけよ…あ!そだ、私ちょっと寿のとこ行ってくるね』
『そんな、急いでしに行かなくても』
『寿にこれあげる約束だったんだ☆』
『…あの娘、全然わかってないわね…;こりゃ佐藤君も大変だわ』
今日は野球部のみんなが学校に来る日
寿の教室に行ってみた
「あ!未架ちゃん!」
そう言って出迎えてくれたのは、寿と同じクラスの泉君と三宅君だった
やや奥の方に薬師寺君もいた
「どないしたん?未架ちゃんから会いに来てくれるやなんて…」
「それは100%有り得ないでしょ」
「なんやてー!」
正論だ…私もつられて笑っていると薬師寺君が声をかけてくれた
「佐藤ならいないぞ…たぶん屋上だろ」
『そっか、ありがと』
ニッコリ笑って、その場を後にした
「やっぱ可愛いいよね」
「ほんまや…て…何で佐藤の居場所教えるんや!未架ちゃんともう少し話できてたかもしれへんねに」
「…めでたい奴だ」
「なんやとー!!」
「(確かに…;)」
そんなことはさておき、屋上へ続く階段を上がりドアを開けた
ぶわぁっと涼しい風が吹込み、暖かな日差しが差し込んで絶好のお昼寝日和vなんちゃって
辺りを見回すと、向こうの方に足が見えた…
足が見えたって直接的な表現は、どことなく恐い気が…
寿だと思いつつ、近づいて行った
『とーし…あれ』
「…zzz」
絶好のお昼寝日和…?
そこにいたのは確かに寿だったんだけど…
『(…寝てる?……気持ち良さそうv)』
そんな寿の顔をまじまじ見てると…
『…』
「…」
寿のほっぺをつねってみた
『起きてるでしょ』
「…プ、いたいよ未架」
笑いながら痛がる寿をさらにつねった
「未架が何するのかな~って思ったから☆」
『…頭なでなで…とか?』
そういうと、大爆笑の寿也…
「(…かわいいVv)」
『む~、そんなに笑うことないでしょ~』
プイッとする私にごめんごめんと、笑いながら言う
『いいよ~、寿くんはこれ、いらないんだぁ!』
そんなこと言ってないよ!と言いながら私を膝の間に座らせる…逃げられないように
「機嫌直してよ」
『…帰り、バッティングセンター連れてってくれたら…ね///』
そう言うと、寿はニッコリ笑顔で、後ろからぎゅっと抱きしめてくれた
こんな風に寿に甘えられるのは、なんとなく恥ずかしいというか、くすぐったい気がする…////
でも、安心する
「ねぇ、それ食べていい?」
『うん…って食べてるじゃん』
すでにフタを開け、一つ口に含んでいた
寿は甘い物が大好き
ときどき作ってあげたりすると、本当においしそうに食べる
「やっぱり未架の作るレモンの砂糖漬けが一番おいしいな♪」
『そんなにおいしい?』
「うん♪食べてみる?」
と、私の口元にレモンを一つ差し出してくれた
ちょっと戸惑ったけど、パクッと食べてみた
『……ぁ…甘い……』
私は甘い物は苦手というわけじゃ無いけど…甘いよ
『よく食べるね…作っといて言うのはなんだけど』
「そう?僕にはちょうどいいけど…そんなに甘かった?」
『うん…_・。)』
「ちょっと見せてみて」
素直に寿の方を向くと、頬に手を添えられて、寿の顔が近づいてくる
『っ…!』
私は思わず、目を堅くつむって引いてしまった
「クス…未架顔真っ赤v」
『とっ、寿がいきなりしようとするから…////』
「じゃ…いきなりじゃなかったらいい?」
『ぇ…………うん///////』
俯いて真っ赤になってる私の頬を、大きな手で包んで、優しくキスをしてくれた
大事なものを扱うように…
[END]
-おまけ-
「佐藤」
いきなりの声に私の心臓は飛び出そうになった
「ん?眉村…どうしたの?」
「監督が呼んでるぞ」
「わかった、ありがと」
伝言を言い終わると、眉村はちらっと真っ赤になってる私を見て
「…邪魔したな」
と去って行った…
「見られちゃったね♪」
そう言いつつ、嬉しそうにするあなたが痛い…(:_;)
[END]
◆あとがき◇
お疲れ様でした☆
リクエストは恋人設定だったのに…これじゃ彼女ではないか!!と、書き終えて思いました…
できれば、大人の階段を登りたかった…(ノ_・。)
でも書いてて楽しかったのー(>_<)
それではまた☆
『……何が?』
~幼なじみな彼氏~
海堂高校野球部マネージャーの未架
ただ今、昼休み中で親友の夏村と楽しく話をしてる……はずなんだけど…
夏村がそんなことを言い出したわけだけど、何がズルイのか全くわからない…
『未架は、同姓異性問わず人気あるし、彼氏を作ろうと思えばできる…しかし、男に全く興味を持ってなかった未架に、彼氏ができるなんて…』
『……;』
パックの牛乳を飲みながら、嘆く親友を遠い目で見ていた
『しかもその相手が、野球部の…ムガッ』
その先の言葉を遮るように未架の口にパンを入れた
『……モグモグ…あんたね~、隠してたってこういう話題は絶対バレるもんだよ!相手が、女の子ファンの最も多い佐藤君じゃね~』
『…別に隠してるわけじゃ無いけど…今までそんな風に見た事なかったから…』
佐藤寿也、海堂高校野球部のキャプテンで、私の大事な幼なじみ
寿が一軍に上がってすぐだった…告白されたのは
まだ寿と、どお接すれば良いのかわからない
幼なじみから彼氏になったって言っても、前とあまり変わらないし…
『ふ~ん、一緒にいるのが当たり前で実感がないって感じ?』
『…う~ん……』
『佐藤君は何もしてこないの?』
『何もって…何が?』
夏村は溜息をつき、これだよと、バカにした口ぶり
『佐藤君も男の子なんだからさ、キスぐらいしてあげなきゃ☆』
『…それなら、前に二回してるし…小学と中学で』
『何?あんたらそんな昔からデキてたわけ?』
二回とも寿からしてきたもので、小学校の時は私はまだキスの゙ギの 字も知らなかったし、中学は無理矢理されただけで…
まぁ、ちゃんとしたわけじゃないか
『と、なると後は佐藤君に押し倒されるだけね♪』
『何でそんなこと寿がするわけよ…あ!そだ、私ちょっと寿のとこ行ってくるね』
『そんな、急いでしに行かなくても』
『寿にこれあげる約束だったんだ☆』
『…あの娘、全然わかってないわね…;こりゃ佐藤君も大変だわ』
今日は野球部のみんなが学校に来る日
寿の教室に行ってみた
「あ!未架ちゃん!」
そう言って出迎えてくれたのは、寿と同じクラスの泉君と三宅君だった
やや奥の方に薬師寺君もいた
「どないしたん?未架ちゃんから会いに来てくれるやなんて…」
「それは100%有り得ないでしょ」
「なんやてー!」
正論だ…私もつられて笑っていると薬師寺君が声をかけてくれた
「佐藤ならいないぞ…たぶん屋上だろ」
『そっか、ありがと』
ニッコリ笑って、その場を後にした
「やっぱ可愛いいよね」
「ほんまや…て…何で佐藤の居場所教えるんや!未架ちゃんともう少し話できてたかもしれへんねに」
「…めでたい奴だ」
「なんやとー!!」
「(確かに…;)」
そんなことはさておき、屋上へ続く階段を上がりドアを開けた
ぶわぁっと涼しい風が吹込み、暖かな日差しが差し込んで絶好のお昼寝日和vなんちゃって
辺りを見回すと、向こうの方に足が見えた…
足が見えたって直接的な表現は、どことなく恐い気が…
寿だと思いつつ、近づいて行った
『とーし…あれ』
「…zzz」
絶好のお昼寝日和…?
そこにいたのは確かに寿だったんだけど…
『(…寝てる?……気持ち良さそうv)』
そんな寿の顔をまじまじ見てると…
『…』
「…」
寿のほっぺをつねってみた
『起きてるでしょ』
「…プ、いたいよ未架」
笑いながら痛がる寿をさらにつねった
「未架が何するのかな~って思ったから☆」
『…頭なでなで…とか?』
そういうと、大爆笑の寿也…
「(…かわいいVv)」
『む~、そんなに笑うことないでしょ~』
プイッとする私にごめんごめんと、笑いながら言う
『いいよ~、寿くんはこれ、いらないんだぁ!』
そんなこと言ってないよ!と言いながら私を膝の間に座らせる…逃げられないように
「機嫌直してよ」
『…帰り、バッティングセンター連れてってくれたら…ね///』
そう言うと、寿はニッコリ笑顔で、後ろからぎゅっと抱きしめてくれた
こんな風に寿に甘えられるのは、なんとなく恥ずかしいというか、くすぐったい気がする…////
でも、安心する
「ねぇ、それ食べていい?」
『うん…って食べてるじゃん』
すでにフタを開け、一つ口に含んでいた
寿は甘い物が大好き
ときどき作ってあげたりすると、本当においしそうに食べる
「やっぱり未架の作るレモンの砂糖漬けが一番おいしいな♪」
『そんなにおいしい?』
「うん♪食べてみる?」
と、私の口元にレモンを一つ差し出してくれた
ちょっと戸惑ったけど、パクッと食べてみた
『……ぁ…甘い……』
私は甘い物は苦手というわけじゃ無いけど…甘いよ
『よく食べるね…作っといて言うのはなんだけど』
「そう?僕にはちょうどいいけど…そんなに甘かった?」
『うん…_・。)』
「ちょっと見せてみて」
素直に寿の方を向くと、頬に手を添えられて、寿の顔が近づいてくる
『っ…!』
私は思わず、目を堅くつむって引いてしまった
「クス…未架顔真っ赤v」
『とっ、寿がいきなりしようとするから…////』
「じゃ…いきなりじゃなかったらいい?」
『ぇ…………うん///////』
俯いて真っ赤になってる私の頬を、大きな手で包んで、優しくキスをしてくれた
大事なものを扱うように…
[END]
-おまけ-
「佐藤」
いきなりの声に私の心臓は飛び出そうになった
「ん?眉村…どうしたの?」
「監督が呼んでるぞ」
「わかった、ありがと」
伝言を言い終わると、眉村はちらっと真っ赤になってる私を見て
「…邪魔したな」
と去って行った…
「見られちゃったね♪」
そう言いつつ、嬉しそうにするあなたが痛い…(:_;)
[END]
◆あとがき◇
お疲れ様でした☆
リクエストは恋人設定だったのに…これじゃ彼女ではないか!!と、書き終えて思いました…
できれば、大人の階段を登りたかった…(ノ_・。)
でも書いてて楽しかったのー(>_<)
それではまた☆