【最終話】

紅蓮は廊下を歩いていると……

紅蓮「(凛は……いた!っ!)」

そこには凛と螺旋が会話してるのを見てしまった。

螺旋「なあ、凛。その妖力とか大丈夫なのか(´・ω・`)」

凛「え?別に大丈夫だけど……」

螺旋「本当か!?前みたいに妖力が足りなくなって その…倒れたりとかないのか(;一_一)」

凛「ないわよ。天狐としての力も取り戻したし、もう妖力を貰わなくたっていいわよ(*^^*)」

螺旋「でも!」

凛「なぁーに?それとも溜まってるとかwww」

螺旋「違う!ただ、本当に心配してるだけだっ…///」

凛「そんなこと言うと、襲っちゃうぞ( ̄∀ ̄)」

螺旋「全くコイツは。人がせっかく心配してるのに……。まあ、いいか。羅刹が呼んでるしな(-ω-;)」

螺旋は羅刹の部屋に向かって行った。


凛「んで、いい加減隠れてないで出てきなよ?紅蓮(  ̄ω ̄ )」

紅蓮「(っ…)」

紅蓮は木陰から出てきた。

凛「何してるのかと思ったら、盗み聞き?」

紅蓮「違っ!俺は ただ…」

凛「ただ?」

紅蓮「ただ……//// その…アイツと話してたのが気になっただけだ!(-ω-´ )」


凛「へぇ~」

紅蓮「っ…。(何やってんだ…俺。)」

凛は紅蓮の方に歩いてく。

紅蓮「!なんだよ……。」

凛「他に用があったんじゃないの?」

凛は手をそえる。

紅蓮「なっ… なんでもねーよ」

凛「ほぅほぅ。なんでもないなら、私行くところあるから…」

風が舞う。

紅蓮「……待てよ……。」

フワッ……。

凛「紅蓮?」

紅蓮が凛を抱きしめる。

紅蓮「お…俺…」

凛「何、紅蓮? 」

紅蓮「他の奴より強くないけど、俺…凛のこと ずっと一緒にいたい……。


好きだ…凛……。」

凛「フフッ…」

紅蓮「なっ!人が真面目に言ってるのに笑うこたぁーねーだろ(`Δ´)」

凛「アハハ…ごめんごめん。だって、紅蓮が真面目なんだもんwww」

紅蓮「っ…//もういい……」

クルッ…。

凛「……も」

紅蓮「えっ?」

凛「……私も。紅蓮のこと大好きだよ(*^^*)」

紅蓮「俺達のことが大好きなんだろ(*-ω-)」

凛「もちろん。みんなことは大好きよ。でも今言ったのは本当の好きよ(^_ー)-☆」

紅蓮「なっ…。え?」

凛「全く鈍いのねwww こういうことよ…」

再び風が舞う。

チュッ……。

紅蓮「んぅ…/////」

凛「分かった?今の意味?」

紅蓮「お、おぅ////」

すると、後ろから……

百蘭「うふふ……。そういう関係だったんだ~ いいこと聞いちゃった♪」

紅蓮「っ……!!百蘭、一体いつから!」

百蘭「今だけど?さて、みんなに知らせてこよーかな(*ˊ˘ˋ*)」

脱ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ

百蘭は猛ダッシュで走ってった。

紅蓮「おいっ!百蘭、てめっ!待てっ!」

凛「紅蓮…」

紅蓮「ん?」

凛「これからもよろしくね、紅蓮(*´ω`*)」

紅蓮「おぅ(*゜∀゜)ゞ!! おい、待て百蘭ヽ(`Д´)ノ」

紅蓮は百蘭を追いかけている。

凛「ウフフ♪」

睡蓮「いいの?」

凛「睡蓮。ええ、今はこれでいいの。これからちょっとずつね(*´꒳`*)」

ヒョイ…

黄泉「凛ちゃん、嬉しそうだね(*^^*)」

凛「あら、黄泉。そう?」

黄泉「(o^o^)o ウンウン♪」

凛「そうね。(これからもずっと…。幸せな時間(とき)がくればいいな♪)」


~妖怪物語Ⅱ END~
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