【最終話】

帝「フフ…ハハハ…アーハハハッ!」


百蘭「何コイツΣ( ̄ロ ̄lll)」

緑翠「とうとう頭がおかしくなったか…」


羅刹「いや… 元からでしょ…?」

黄泉「え?そうなの?」

睡蓮「そうでしょ?」

紅蓮「ああ~~ なんかメンドー…」

螺旋「………凛、どうする?」

帝の姿が変わる。

それは無数の暗黒で靄がかかった羽が生え、鎌が変形する。

凛「どうするも何も、障気は浄化したし… あとは、帝を倒すだけ」

紅蓮「なんか まがまがしいオーラが漂ってるぞ?」

凛は帝の方を見て…

凛「大丈夫、なんとかなるよ」

帝「死ねぇぇぇぇぇ!」

無数の弾が飛んでくる。

百蘭「うわっ!ちょっと危ないじゃない(*`Д´)ノ」

凛、妖狐(7匹)は軽々と避ける。

スタッ

凛「えっと… ここは危ないから、サクヤとヤヨイは私の社にいて。いいね、私が力を失わない限り安全だから」

サクヤ「え…?」

ヤヨイ「でも!」

凛「大丈夫。私は絶対負けない… 私の仲間とともに絶対に勝つから(*^-^*)」

サクヤとヤヨイは凛を見送る。

凛「さてと… あんたたち、ここからが本番だよ!」

羅刹「分かってますって♪」

帝「死ねぇぇぇぇぇー!」

凛は符で攻撃を防ぎ、呪文を唱える。

凛「行くよ!羅刹♪」

羅刹「OK~♪」

凛と羅刹の連携技…

凛「桜花戦乱の花吹雪!」

羅刹「八重桜の荒れ狂う殺劇の宴★」

凛&羅刹「千本桜 練獄刹!」

帝「そんなもの効かぬ!」

羅刹の連携技が破れるが…

凛「まだだよ!螺旋!」

螺旋「おぅ!」

凛は符を構える。

螺旋「喰らえ!紅蓮の炎!」

凛「ていっ!」

凛は符を投げる。

凛「せーの!」

螺旋の連携技…

凛&螺旋「煉獄烈風殺ー!」

帝「!?」

帝はギリギリ防御する。

帝「こしゃくなぁぁぁぁーー!」

帝の無数のデスショットが放たれる。

羅刹「うそっー!?」

螺旋「くっ!」

凛「大丈夫、二人とも…?」

螺旋「あぁ…」

羅刹「なんとか… ギリギリ…ね」

凛「良かった。行くよ、紅蓮」

紅蓮「お…おぅ!」

凛は符を構える。

紅蓮「灼熱の炎舞!」

凛「せーの!」

凛は符を投げる。

凛&紅蓮「緋炎連獄殺!」

すると、符に火がつき かすって帝に当たった。

凛「次行くよー!」

百蘭に合図する。

百蘭「了解☆⌒(*^∇゜)v」

百蘭「鮮烈な刃、剣の如く舞い散れ!!」

凛は帝のデスショットを避け、百蘭の放った技に向かって符を投げる。

帝「!?」

凛と百蘭はウィンクをし…

凛&百蘭「はぁっ!百花渺蘭(びゃっかびょうらん)!!」

帝「ぐぁっ…!」

見事、帝に無数の剣が突き刺さる。

紅蓮「やったのか…?」

睡蓮「いえ、まだよ…」

全員「!?」

帝「フフッ… フハハハッ!!」

羅刹「こいつ、頭でも打った?」

帝「流石だぞ… 天狐凛!素晴らしい…素晴らしいぞ!フハハハッ!!だが私には勝てん!お前らは、ここで死ぬのだからな!」

帝はデスショットを放ったが、睡蓮は水壁で防いだ。

睡蓮「私たちはここで死ぬ訳にはいかないのよ!」

黄泉「そうだ!この世界をお前のいい都合にさせるものか!」

帝「ふん!お前らに何が出来る!?ただの妖狐ではないか!」

リィン…♪

凛の巫女の衣装から鈴の音色が聞こえる。

凛「ただの妖狐じゃないよ…。この子達は私の大事な仲間たちですもの」

全員「(天狐様…)」

凛「だから、今ここで終わるわけにはいかないのよ!行くよ、黄泉」

黄泉「うん!サクヤちゃん、ヤヨイちゃん行ってくるね♪」

サクヤ達は頷き、黄泉は凛の方に向かった。

黄泉「よし~ 気を取り直して行くよ~ん♪黄泉の門へ誘う、鍠鳴たる天の導き(ゝω・´★)」

黄泉の放った技がキラキラ舞っている。


凛「(まぁ、いっか♪)逃がさないよ!これでも喰らえ!」

凛は符を投げる。

黄泉と凛の連携技…

黄泉&凛「煌めく華麗な乱舞…… 麒麟、輝鈴刹!」

なんつーか…
とにかく放った技が輝いている。

帝「なっ… なんだ!?この輝かしすぎる眩しさはΣ(´□`;)」

フラッシュバックした後に帝はひるむ… その隙に凛の符が炸裂する。

黄泉「どうだい!僕と凛ちゃんの必殺技( ̄^ ̄)!」

帝「へっ!大したことないね(`□´)」


すると……

凛「(ちっ… でも大体は体力を減っているはず!あとは、睡蓮と私。行ける!)」

睡蓮「凛さん、行けるかしら?」

凛「OK~♪」

霊気が満ちる……

睡蓮「魂澪(こんれい)たる清らかな逆鱗…」

凛は霊気を溜め込んでいる。

睡蓮「安らかに静みなさい… 」

凛は霊気のこもった符を投げる。

睡&凛「「これでとどめよ!水流冷撃破!」」

帝「何!?動けん(°Д°)!ぐぁぁぁぁ…!」


帝は倒れるが…

帝「まだ負けんぞ… 終わらせはしない… フフハハハ!!天狐、お前を倒すまではな!」

凛「全く… 言いたいのはそれだけ?じゃあ、ちゃちゃっと終わらせるわよ?」


帝「何っ…!?」

凛は光をまとっている。
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