その頃 紅蓮たちは…

紅蓮「(凛がいない……)」

紅蓮は去る。

黄泉「(あれ？紅蓮、どうしたんだろ…)とりあえず、睡蓮に聞いてみよ♪」


しばらくして………

妖孤たち、全員集まっている。

睡蓮「どうしたのかしら、みんなして？」

黄泉「ねえ？睡蓮、凛ちゃんがどこにいったのか知らない？」

睡蓮「なぜ？」

千里「昼前には帰ってこいと言ったがいっこうに帰ってきません」

羅刹「だから、凛になにかあったのかなって……」

緑翠「睡蓮、なにか知っておるんだろ？」

睡蓮「……実は…」

睡蓮は凛が天狐の社に向かっていることを言う。

紅蓮「なぜ、凛が天狐の社に？」

百蘭「どうせ、記憶でしょ？」

螺旋「だが、なぜ俺達を連れて行かなかったのか…」

黄泉「ん～～ そこだよね… 睡蓮、凛ちゃんが何をしにいったか教えて？」


睡蓮「えっと… 確か、心残りがあるかり…天狐の社に行って確かめに行くって…」


千里「心残り…ですか？」

緑翠「それにしても、遅いな…」

黄泉「ねぇ、紅蓮。様子見に行こうよ！」

紅蓮「あぁ」

妖孤たち全員は庭に出ると、そこには半妖がいた。

百蘭「あなた、誰？」

睡蓮「あなたにかまってる暇はないの┐('～`;)┌」

???「残念ながら、それは無理よ？私はヤヨイ。それと、あなた達はここで死ぬんだから(笑)」

紅蓮「んだと！」

紅蓮は狐火を飛ばす。

ヤヨイ「おっと… 危ない危ない…」

ヤヨイという半妖の黒猫だ。

ヤヨイ「だけど、あんたらを食い止めるのが私のしごと♪」

羅刹「全く、冗談じゃないわよ！」


すると、サクヤの声が聞こえる…。

ヤヨイ「(！！あ…姉じゃ…？今、姉じゃの声が…)」

百蘭「おい、てめぇ！無視すんじゃねー！」

黄泉「ち…ちょっと… 百蘭…？く…口調が…変だよ？」

百蘭「ああん！？なんか言ったか（｀Δ´）」

黄泉「ひぃぃ！なんも言ってません！」


羅刹「ねぇ？睡蓮、百蘭って子… かわってるわね…」

睡蓮「ん？あぁ、気にしなくていいわよ？」

羅刹「そう…」

紅蓮「貴様にかまってる暇はねーんだよ！」

狐火がヤヨイに当たる。

ヤヨイ「ウソッ！？キャアアアアー！」


ポスッ…

落ちたかと思うと、千里が支えてくれていた。

ヤヨイ「っ…！」

螺旋「さあ、観念して全て教えて貰おうか？」

ヤヨイ「……」

しばらくすると、ヤヨイは話す。

ヤヨイ「……帝さまに頼まれて、あんたらを食い止めろしか聞いてない…」

紅蓮「貴様！」

黄泉「紅蓮、止めなよ…」

ヤヨイは血相を変える。

ヤヨイ「はっ！姉じゃ、姉じゃが！」


睡蓮「姉じゃ？どういうことか教えてくれるかしら？」

ヤヨイ「姉じゃ、名は…サクヤ。姉じゃは、帝さまと共に天狐の社に向かった。で、今 姉じゃからの念話が途切れた… 姉じゃに何かが！？」

羅刹「とりあえず、凛のいるところに向かいましょ？」

羅刹たちは、天狐の社に向かう。


その頃、凛は………

帝「さあ、どうする…天狐よ！フハハハ！ハハハハハハッ！」

凛はサクヤを守りつつ、ディーラー(帝)の攻撃を防いでいる。

凛「(くっ！どうする…！このままじゃ……はっ！ヤバイ、街に障気が！)」

帝「さあ、いつまで持つかな…フハハハ！」

ディーラーの鎌の攻撃を防ぐ。

サクヤ「天狐…なぜ、私を…助ける！？」

凛「どうして？ほっとけないからかな…」


サクヤ「あなたは、やさしいんですね… こんな酷いことしたのに……」

凛「そんなの関係ないでしょ？」

その頃、羅刹たちは…