【第3話】

†山里の社†

目の前にうひょうひょ笑っている、赤紫の大蛇がいる…

コショ×2

凛「ねぇ… あれが大蛇!? 全然見えないんだけど…」

コショ×3

サヌキ「バカッ、アイツを甘く見るな… 仲間を半分殺したヤツだ…」

コショ×2

凛「じゃあ、そろそろ行きますか(^0_0^) サヌキ、あんたも来なさい…」

サヌキ「でも…」

凛「いい? 私がヤツの注意を引き付ける。その代わり、あんたは兄弟を助けな(^_-)」

サヌキ「でも、お前…」

凛「ほら、グズグズして行くよ('∇`)」

サヌキ「おぅ…」

~社前~

大蛇「? なんだ、お前か('∇`) ん? お前、食料はどうした? ああん?」

サヌキ「っ…」

大蛇「ほう… 持って来ないとは(笑) もう、お前には用はないわ!! 死ねぇぇぃー!!」

毒針でとどめを指す…

兄弟「お兄ちゃん――――!!!」

凛「そうはさせない!!湖妖殺!!!(こようせつ)」

大蛇「何奴…!」

凛「私は通りすがりの陰陽師よ…」

大蛇「我に刃向かうというならば、お前から先に始末してあげますわよ!! 覚悟しなさい、おーほほほほ(^q^)」

無数の毒針が凛を襲う…

凛「そんなのは効かないわよ(´-ω-`)」

凛は軽々と避ける…

大蛇「ムッキ~ ちょこまか逃げやがってー(▼皿▼)Ψ」

凛はサヌキに合図をする…

サヌキは兄弟の元へ向かった…

兄弟「お兄ちゃん… うりゅ~( p_q)」

サヌキ「大丈夫か、お前達 どこも怪我してないか!?」

兄弟「大丈夫だよ、全然平気(*^^*)」

大蛇「何!! くそー、こうなったら… お前を殺して、奴等を八つ裂きにしてくれるわー!!」

数千本の毒針が凛を襲う…

凛「それじゃ私なんか倒せないわよ(´ 3`)」

凛は札を大蛇に向かって投げる…。

大蛇「甘いわー(#`皿´)」

サヌキの方に毒針が飛んでいく……

凛「危ないっ!! 」

バチバチ……

毒針と符が摩擦し―――

凛「っ…!!」

バチバチ…

ドーン!!

凛「きゃっ…!!」

サヌキ達が近寄る…

サヌキ「おいっ!! 大丈夫か!?」

凛「大丈夫な訳ないでしょ?」

大蛇は毒針を出しすぎたためか息切れしている…

凛「って言うか、なんで戻ってきたの!?」

サヌキ「物凄い音がしたから…」

凛「全く(´-ω-`) ここは危ないから遠いところに避難してて(~_~;)」

サヌキ「あぁ…」

サヌキ達は避難した…

凛「さて… この私に傷を付けたことを後悔させてあげる(-ω☆)」

凛の姿が変わる………

大蛇「!!!!」

サヌキ「……(何!そんなバカなΣ凛は、ただの陰陽師だって…Σ(゜д゜;))」

目の前に…狐尾が10本生え、周りが輝いている凛がいる。

大蛇「ほほぅ… これは…たまげましたわ~( ̄ー ̄) まさか天狐が本当にいるなんて(^q^)」

凛「ふざけ… 私は陰陽師…ただの妖狐よ(`∀´)」

大蛇「そんなのはどっちでもええわー(`∀´) これで… とどめよ! おーほほほほ~(^q^)」

凛「甘すぎるんだよ(`∇')」

凛は大蛇の攻撃を軽々と華麗に避ける…

大蛇「くそ~ 逃げんじゃねー」

凛「誰が?逃げるですって??後で泣くのは、あんただよ(`∇')」

凛は符を取り、呪文を言い始める…

凛「かの者を捕らえ、この符に閉じ込めん… これで終わりよ!」

凛は空高く飛び跳ね、符を投げつける…

大蛇「(なんだ!? 体が動かん!! くそ~(@_@))」

凛「………エタニティー・チャイン(-ω☆)」


大蛇「くそ~ 覚えてろ、陰陽師ぃぃぃぃ―――――(#`皿´)」

パァァァァ…
スタッ… キラキラ♪

サヌキ「……(嘘だろ… 凛があの天狐だなんて(^0_0^))」

兄弟「お姉ちゃん、凄~~いO(≧▽≦)O」

凛「どういたしまして♪この姿だとしゃべりづらいかな?」

ポゥゥゥゥ…☆☆

凛は元の姿に戻る…

凛「さて… 大蛇も封印したし、ね♪ 村に戻るわよ('∇`)」

サヌキ「うっ…」

凛「分かっているわよね~約束したもんねー(`∀´)」

サヌキ「分かってるってば! 今から行くって!!」

凛「分かれば、よろしい♪」

凛達は村に向かった…


ーーー村ーーーーー
凛達は村に向かった…
スタスタ…

村人「あら… 凛ちゃん? お帰り(^0_0^) 後ろにいるのは?」

村娘「ああーΣ村の食料を盗んだタヌキ(#`皿´)!!」

村人「そう言えば…(^q^)」

凛「え~と……これには訳があるんです!! 山奥に大蛇が現れ、タヌキの兄弟が人質に捕られて仕方なく… このタヌキさんは村の食料を持ってっただけなんです!!」

村人「本当にそうなのかい? 凛ちゃん?」

凛「はい! このタヌキさんから色々と事情を聞きました。」

村娘「ねぇ… お姉さん? それ本気で言っているの(笑) そもそもタヌキと話せるなんて、ありえないわ! 」

凛「待って!! 確かにこのタヌキがやったことは、いけないことだって分かってる…!! だから、その責任は私が取ります。」

村娘「へぇ… あなたがね( ̄O ̄)」

???「ほっほっほ… 待ちなされ、そこのお嬢さんよ(^q^)」

村人「あっ… 村長さん!」

村長「この者はワシが依頼しておいたんじゃよ…」

村人「え? そうなんですか??」

村長「そうじゃよ♪ 責任はワシが取るぞ(^q^) 文句があるなら依頼を出したワシが取るぞ。なんか文句あるかい?(^q^)」

村娘「う… ないです… 今回は村長さんの依頼ってことにします。すみませんm(_ _)m」

娘は去った…

凛「あの… 村長さん、いいんですか? 私、村長さんの依頼なんか受けてませんよ(;´д`)」

村人「いいの、いいの! 村長さんも こう言ってるし、いいじゃない? じゃ、私は仕事があるから失礼するよ。」

村人は去った…

凛「あの… 村長さん、ありがとうございます。サヌキも感謝す――― あれ?」

村長「ほっほっほ… 凛殿もやられましたな?」

凛「もうーサヌキったら…すみません村長さん… で もサヌキは悪さをするやつじゃないんです! でもたまに… 悪さをしますが、その時は私に言って下さい、ちゃんと懲らしめますから(^O^) それじゃm(__)m」

凛は村の出口に向かった…

兄弟「お姉ちゃん―――――!!!」

凛「わっΣ びっくりした……」

スッ…

凛「あっ… サヌキ! なんで、あの時いなくなってんのよー」

サヌキ「すまん…(´-ω-`)なんか居ずらくて…」

凛「全く、もう~(´-ω-`)私は家に戻るけど… あんたらは?」

サヌキ「俺達は仲間がいる山奥に移動する… それと… 凛っ…兄弟を助けてくれて、ありがとうな…//////」

兄弟「ありがとう♪」

凛「どういたしまして♪お兄ちゃんと仲良く暮らすのよ(^q^)」

兄弟「うん♪」

サヌキ「本当に…色々ありがとうな… それじゃ…」

ポンッ…

兄弟「バイバイ~」

ポポンッ…

凛「あぁ… 行っちゃった… さて私も依頼、終わったし… 家に帰るとしますか(^q^)」

その頃の螺旋達は…


ーーー自宅の庭先ーーー

螺旋「………(凛… 遅いなぁ…)」

千里「螺旋、今は暇か?」

螺旋「あぁ…」

千里「のんびりしてところ悪いな… この家に慣れてきたところで螺旋に話さなければならないことがある…」

螺旋に話さなければならない事とは…
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