1.二人の少女
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昼下がりの戦場はいつも通り闘いが繰り広げられていた。
緑の勇者が少し優勢である。
「おいおいリンク!今日はやけに張り切ってるなあ!」
「ええ、久しぶりにこのメンバーでやれるのが嬉しくて!」
「ほう、まあ確かに。でもな、あまり調子乗ってると痛い目見るぞ!」
「え?ーっピカチュウ!しまっ…!」
「ピカチュウッ!」
マリオの後ろから現れたピカチュウの電撃により、リンクは場外へ。
飛んでいく姿を見届けながらアピールを決めるマリオ。
「ハッハッハ。調査に乗るからだぞ、リン……
「そいやっ!」
「アーーーーッ」
カービィのハンマーが炸裂し、マリオも場外へ。
大乱闘は調子に乗ると痛い目を見るのだ。
終わりのアナウンスが入る。
一位はリンクのようだ。
闘いを終えた4人(正確には2人と2体)は仲良く戦場を後にした。
「いやー、まさか最後の最後にカービィに飛ばされるなんてな。あれさえなければ私の勝ちだったよ。」
「ぽよーぽよぽよ!」
「でもマリオさんの後ろからピカチュウが現れた時は驚きました。来るタイミングが分かったんですか?」
「なんとなくな。あー、こいつらにマキシマムトマトおごらないと。」
「また賭けしてたんですか…。」
「ぴっかちゅう♩」
他愛ない会話をしながら部屋を後にする4人を
あのアナウンスが引き留めた。
《 挑戦者が現れました 挑戦者が現れました 》
そのアナウンスにどよめきが起こった。
普段は終わった直後に流れるからだ
「でも行くしかないですよね。行ってきます!」
「あ、ああ!頼んだ!」
挑戦者に挑めるのは勝利した者だけ。
疑問を持ちながらもリンクは転送装置で挑戦者の待つステージへと向かう。
残ったマリオ達はスクリーンを見上げた。
「リンク頑張れよ〜!」
「ぴーか!」
「ん?どうした?……ペンダント?」
「ぽよー!」
「あ!来た来た!どんな奴だ!?」
3人が見つめる中スクリーンには挑戦者が映し出された。
茶髪の女の子だった。